- 19年6月5日、 ファイバーゲート(9450)の立会外分売が発表されました。
- 19年6月12日、 分売価格が決定されました。
[ファイバーゲート]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ファイバーゲート(9450) |
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上場先 | 東証マザーズ(6/14より東証1部へ市場変更) |
信用貸借区分 | 貸借(貸株注意喚起) |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | 賃貸住宅やオフィス・店舗向けなどのWi-Fiサービス提供事業が主力。 |
分売データ
発表日 | 2019年6月5日 |
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分売株数 | 157,200 株 |
吸収金額(発表日時点) | 5.41 億程度 |
申込数量 | 上限 200 株 |
実施予定日 | 6月13日 |
実施日 | 6月13日 |
分売実施の目的 | 2019年6月14日をもって、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所第一部へ市場変更することとなり、市場第一部への市場変更における形式要件を充足することを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 3,440 円 |
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実施前日終値 | 3,023 円 |
発表日からの騰落率 | –10.32 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.98 % |
分売価格 | 3,023 円 |
割引率 | –2.03 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 199,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 1.42 倍 |
分売数/月平均出来高 | 0.79 倍 |
買い板 | 6万7千株 程度 |
売り板 | 9万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年6月期会社予想(数値は前期比) 売上高:35.8%増 営業利益:62.3%増 経常利益:67.3%増 純利益:72.9%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が74%、利益が92~96%程度。 |
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自己資本比率 | 34.7% |
会社予想PSR(今期) | 5.33 倍 |
会社予想PER(今期) | 53.41 倍 |
実績PBR | 15.14 倍 |
ROE | 28.3 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:クオカード(6月権利:金額は保有株数や保有期間に応じる)
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年3月にマザーズへ上場しており、分売と同時に1部昇格が発表されています。
昨年12月の時点では株主数が2,255名となっており、かなりギリギリの状況。申し込み上限も200株となっており、株主数の増加が昇格の条件となっている感じでしょうか。○業績・指標
・業績:近年の業績は抜群に伸びています。3Q決算発表時に通期予想の上方修正を行い、今期は3割増収、6~7割近く増益の見通し。売上、利益ともに市場予想を上回っており、株価にはポジティブな影響を与えそうです。・指標:グロース株ということもあり、同業他社と比べて割高です。
○見通し
・需給動向:分売数は15.72万株、発行株ベースで1.65%程度。月の平均出来高は20万株近くあり、流動性は十分。貸借銘柄の分売ですが、割高でボラの大きい値がさ株となるとややリスクもありそう。また、1部昇格と株式優待の拡充を発表しており、株価が急騰する可能性も。あまり吊り上がりすぎると分が悪いかもしれません。・株価動向:3月から上昇基調となっており、通期予想の上方修正を受けて4,400円まで上昇。直近でやや調整が入り、現在は3,400円台に位置。3月の時点と比べて株価が1.5倍になっており、やや過熱感も見られます。来週までの上値目途は25日線の3,750円、下値目途は13週線の3,250円辺りでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は10.3%下落。今日は前日比1%弱上昇。分売価格は25日線から18%下へ乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は32.04万株。流動性は十分あり、分売の消化に問題なし。また、空売りは昨日の時点で3割近く入っており、ある程度買い戻しを期待できそうです。○見通し:【地合いが悪化しない限り参加予定】
値引きが渋いですが、分売価格は4月以来の安値水準となっており、空売りも積み上がってることから、分売価格を割れる可能性は低そうです。地合い次第では好成績も期待できそう。ただ、ボラの大きい銘柄なので地合いが悪くなった時は注意が必要かもしれません。
ここ1年では25日線から20%乖離すると反発しており、現在はその水準に近づいています。寄った後は13週線付近の3,300円ぐらいまで買い戻されれば理想的でしょうか。
実施結果
始 値 | 3,070 円 ( + 47 円 ) |
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高 値 | 3,210 円 ( + 187 円 ) |
安 値 | 3,065 円 ( + 42 円 ) |
終 値 | 3,125 円 ( + 102 円 ) |
寄付出来高 | 90,400 株 |
寄付出来高/分売数 | 57.51 % |
1日の出来高 | 408,600 株 |
- コメント
○前日比15円安で寄り付き、その後は上下しながらも徐々に買い戻され、13時半頃には3,200円台を回復。ただ、大引けにかけては利益確定売りが入りやや失速しました。結局3,125円で引けています。○GUでの寄り付きもあるかと思いましたが、前日比マイナスでスタート。ただ、ザラ場では順調に買い戻されました。直近は相場が不安定なこともあり、思った以上に即売りが多い印象です。利益を出すには我慢が必要な感じですね。