- 19年6月3日、 インソース (6200)の売出(PO)が発表されました。
- 19年6月10日、 売出価格が決定されました。
[インソース]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | インソース (6200) |
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上 場 先 | 東証1部 |
信 用 貸 借 区 分 | 貸借(貸株注意喚起) |
業 種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 企業向けの研修事業が主力。(講師派遣型研修や公開講座など) |
POデータ
発 表 日 | 2019年6月3日 |
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公募・売出株数 | 売出:1,000,000 株 (OA:150,000 株) |
吸収金額(発表日時点) | 31.37 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 6月10日~6月12日 → 6月10日 |
受 渡 日 | 6月18日~6月20日 → 6月18日 |
PO実施の目的 | 株式の流動性を高めるとともに、投資家層のさらなる拡大を図ることを目的とする。 |
引受会社(主幹事) | みずほ証券(750,000株) |
引受会社(幹事) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(250,000株) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 2,728 円 |
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仮 条 件 | – 3.0 % ~ – 5.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 2,520 円 |
公 募 価 格 | 2,444 円 |
割 引 率 | –3.02 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 138,300 株 |
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信用残/月平均出来高 | 1.23 倍 |
公募数/月平均出来高 | 7.23 倍 |
買い板 | 2万4千株 程度 |
売り板 | 3万3千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業 績 | ○19年9月期会社予想(数値は前期比) 売上高:23.4%増 営業利益:23.8%増 経常利益:23.3%増 純利益:18.1%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が45%、利益が49%程度。 |
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自 己 資 本 比 率 | 67.4 % |
予想PSR(会社予想) | 7.44 倍 |
予想PER(会社予想) | 55.56 倍 |
実 績 P B R | 15.91 倍 |
R O E | 28.6 % |
予 想 配 当 | 17.5 円 |
配 当 利 回 り | 0.72 % |
配 当 性 向 | 39.8 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:クオカード、自社サービス割引(9月権利:額面は保有株数に応じる)
- コメント
○銘柄・POについて
16年7月にマザーズへ上場、17年7月に東証1部へ市場変更しています。
17年3月と6月に分売を実施、昨年2月に公募増資と売出を行っています。昨年9月には立会外トレードも行っていますが、今回は規模が大きいためか売り出しの方に回ってきたようです。
特段2部落ちするような要件もなく、単純に大株主からの売り出しのようですが・・・売出人が全て役員の方となっています。相場が荒れている状況でほとんどの役員が持ち株を売り出すのは、賛否が分かれそうな気もしますね。○業績・指標
・業績:近年の業績は順調に伸びており、今期で6期連続の2桁増収増益を見込んでいます。2Q決算の時点では会社予想が市場予想をやや下回っていますが、3Q決算の際に業績が上ぶれするかがポイントになりそうです。・指標:グロース株ということもあり、指標面では同業他社に比べてかなり割高。PSRも8.3倍と、売上面から見てもあまり割安感はありません。
○見通し
・需給動向:PO総数は100万株、発行株ベースで6.75%。月の平均出来高は12万株程度とで流動性の改善が必要そう。貸借銘柄なので空売りのカバーに期待したいところですが、既に注意喚起が発表されています。串カツ田中同様、早々に売り禁になってしまうようだと分が悪くなるため、注意が必要と思われます。
売出と同時に1:1.25の株式分割も発表されましたが、需給悪化を懸念した下げの方がきつそうでしょうか。まずはどこまで下がるか様子を見ることになりそうです。・株価動向:ここ1年は1,800円~2,600円のレンジで動いていた模様。上下動はするも、トレンドとしては結果的に横ばいといった動きになっています。先月下旬にはレンジを上抜けして3,000円近くまで上昇しましたが、現在は2,700円台に位置。PO発表を受けてどの辺まで下げるかがポイントですが、2,200円を切る水準まで調整すれば短期的な反発も期待できそうでしょうか。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は7.6%下落。売出価格は13週線よりやや上に位置。
○信用状況:空売りは先週末の時点で売出数の8割近く入っているようです。○見通し:発表翌日に2,200円台まで下げましたが、そこから2,500円台まで戻してきました。売出価格は先週の安値に比べると微妙な水準ですが、空売りがかなり積み上がっているようで、受渡日にかけての買い戻しに期待できそう。割高でボラ大きめなのがネックですが、地合いや流動性も改善してきており、現時点においては派手に割れる可能性は低そうでしょうか?後は来週まで相場が荒れないことを祈る感じになりそうです。
実施結果
始 値 | 2,566 円 ( + 122 円 ) |
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高 値 | 2,568 円 ( + 124 円 ) |
安 値 | 2,300 円 ( – 144 円 ) |
終 値 | 2,328 円 ( – 116 円 ) |
寄付出来高 | 517,000 株 |
寄付出来高/公募数 | 51.70 % |
1日の出来高 | 997,600 株 |
- コメント
○寄り付きは特買い気配となり、前日比92円高で取引開始。寄った直後から下げだしてしまい、終日下げ一辺倒の展開になってしまいました。結局2,328円で引けています。○期間中は売出価格を大きく割れる日もありましたが、受渡日では買い戻しが多く入り、寄り付きに限れば好成績となりました。しかしザラ場ではだだ下がりとなってしまい、引けでは売出価格を大きく割れる結果に・・・地合いが悪かったとはいえ、ここまで下げるのは想定外でした。明日以降2,300円も割ってしまうようだと、当面は厳しい展開になるかもしれません。