- 19年5月31日、 テンポイノベーション(3484)の立会外分売が発表されました。
- 19年6月11日、 分売価格が決定されました。
[テンポイノベーション (3484)]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | テンポイノベーション (3484) |
|---|---|
| 上場先 | 東証1部 |
| 信用貸借区分 | 信用 |
| 業種 | 不動産業 |
| 事 業 内 容 | 飲食店テナント向けの店舗賃貸事業が主力。東京周辺の飲食店向け居抜き物件に特化。物件は不動産オーナーから借り、テナントに又貸しする転貸借案件が大半。 |
分売データ
| 発表日 | 2019年5月31日 |
|---|---|
| 分売株数 | 40,000 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 0.60 億程度 |
| 申込数量 | 上限 100 株 |
| 実施予定日 | 6月12日～6月17日 |
| 実施日 | 6月12日 |
| 分売実施の目的 | 株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 1,510 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 1,526 円 |
| 発表日からの騰落率 | +1.06 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
–1.80 ％ |
| 分売価格 | 1,495 円 |
| 割引率 | –2.03 ％ |
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 26,000 株 程度 |
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 5.26 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 1.53 倍 |
| 買い板 | 1万7千株 程度 |
| 売り板 | 1万8千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○19年3月期通期決算(数値は18年3月期比) 売上高：23.0％増 営業利益：84.8％増 経常利益：78.1％増 純利益：116.1％増 ○20年3月期会社予想(数値は前期比) |
|---|---|
| 自己資本比率 | 24.5 ％ |
| 会社予想PSR(今期) | 1.33 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 24.45 倍 |
| 実績PBR | 6.33 倍 |
| ROE | 25.9 ％ |
| 予想配当 | 14 円 |
| 配当利回り | 0.94 ％ |
| 配当性向 | 22.9 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：割安か PBR：割安か |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：3,000円相当のジェフグルメカード(3月権利)
- コメント
○銘柄・分売について
・17年10月にマザーズへ上場、昨年10月に東証1部へ市場変更しています。
今年3月末の時点で株主数が1,894名となっており、今回の分売と株主優待の新設は2部落ちを避けるためのようです。○業績・指標
・業績：近年の業績は順調に伸びています。前期は2割増収、8割以上の増益。ただ今期は増益のペースが鈍るようで、2割増収も1割程度の増益にとどまる見通し。
期初の時点では市場予想を下回っており、あまりポジティブな反応ではなかったようです。・指標：同業他社と比べて割安のようです。
○見通し
・需給動向：分売数は4万株、発行株ベースで0.45％程度と少なめ。月の平均出来高は2.6万株程度となっており、分売の消化には支障無さそう。地合いが悪くて直近分売の成績が微妙なのは懸念材料ですが、この分売数であれば割れる可能性は低そうです。・株価動向：2月に1,850円の高値を付けた後はやや調整し、現在は1,400～1,600円のレンジで動いている模様。1,400円まで調整が進めば、短期的なリバウンドを期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向：発表日以降、株価は1％上昇。今日は前日比1.8％下落。分売価格は25日線から2％程度下に位置。
○信用・需給状況：前日の出来高は3.71万株。流動性は十分あり、分売の消化に問題無さそうです。ハイカラはあまり入ってない可能性もありますが、寄り付きへの影響は低いと思います。○見通し：【参加予定】
・株主優待の新設でいったん株価が上昇するも、結果的には行って来いの状態に。分売価格はレンジの中間あたりで微妙な水準ですが、直近は1,500円付近で下げ止まっていることもあり、分売価格を割れる可能性は低いと見ています。
今のところ地合いは悪く無さそうなので、明日は1,560円ぐらいまでの買い戻しを期待したいところです。
実施結果
| 始 値 | 1,519 円 ( + 24 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 1,533 円 ( + 38 円 ) |
| 安 値 | 1,504 円 ( + 9 円 ) |
| 終 値 | 1,504 円 ( + 9 円 ) |
| 寄付出来高 | 20,500 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 51.25 ％ |
| 1日の出来高 | 68,100 株 |
- コメント
○前日比7円安で寄り付き、前場はおおむね1,520円台で推移。後場に入ると地合いが悪くなったこともあり、徐々に失速。大引けにかけては見切り売りも入って1,500円台まで下落しました。結局1,504円の安値引けとなっています。○寄り付きでの売りが多めに出たことに加え、地合いのせいもあってか思ったほど買いが入らず、この分売数にしては微妙な成績となりました。閑散相場が続いていますが、分売にも影響している感がありますね。