- 19年5月14日、 産業ファンド投資法人 (3249)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 19年5月22日、 公募価格が決定されました。
[産業ファンド投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 産業ファンド投資法人 (3249) |
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スポンサー | 三菱商事・ユービーエス・リアルティ |
投資先 | 国内の物流施設、工場・研究開発施設、およびインフラ施設などへ投資。保有資産は東京圏の施設で半数以上を占める。 |
上 場 先 | 東証不動産 |
信 用 貸 借 区 分 | 貸借 |
業 種 | REIT |
銘柄データ
発 表 日 | 2019年5月14日 |
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公募・売出株数 | 公募:90,700 口 (OA:4,500 口) |
吸収金額(発表日時点) | 123.47 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 5月22日~5月28日 → 5月22日 |
受 渡 日 | 5月30日~6月5日 → 5月30日 |
PO実施の目的 | 新たに取得を予定している特定資産の取得資金の一部に充当。 |
引受会社(主幹事) | 野村證券(20,281口) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(18,059口) SMBC日興証券(18,565口) |
引受会社(幹事) | みずほ証券(1,587口) 大和証券(634口) SBI証券(634口) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 129,700 円 |
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仮 条 件 | – 2.5 % ~ – 5.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 128,300 円 |
公 募 価 格 | 125,092 円 |
割 引 率 | –2.50 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 4,320 株 |
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信用残/月平均出来高 | 0.53 株 |
公募数/月平均出来高 | 22.02 倍 |
買い板 | 1,800 株程度 |
売り板 | 1,900株程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建あり SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
1口あたりNAV | 109,336 円 |
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N A V 倍 率 | 1.14 倍 |
N O I 利 回 り | 5.31 % |
L T V | 50.12 % |
決 算 月 | 7月、1月 |
格 付 け | AA (JCR) |
予 想 分 配 金(年 間) | 6,018 円 |
分 配 金 利 回 り | 4.81 % |
他REITとの比較 | NAV倍率:下位 NOI利回り:中位 LTV:下位 分配金利回り:中位 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄
昨年2月以来、およそ1年3ヶ月ぶりのPOとなります。
低金利や物件高騰もあってリートのPOは減少傾向ですが、インベスコと同様LTVが50%を超えているのと、NAV倍率が1.2倍近いこともあり、増資による資金調達の方に回ってきたようです。○指標
去年と比較すると微妙な感じですね。NOI利回りは5%台半ばに低下。ただ利回りは4%半ばを維持しており、大手スポンサー系ではそこそこの水準だと思います。○見通し
需給動向:希薄化比率は5.6%程度。規模としてはそんなに大きいわけではないですが、前回、前々回ともに受渡日の結果が微妙なのが不安要素。ただ今回は地合いに恵まれているので、あまり心配する必要は無さそうでしょうか?株価動向:株価は昨年末に10.66万まで下落するも、年明け以降は上昇基調に反転し、現在は13万付近に位置しています。株価はここ2年での高値圏にあり、25日線からも乖離しているのは気になります。12万円台前半まで調整してくれると買いやすいですが、どうなるでしょうか。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は1%下落。公募価格は25日線よりやや下に位置。
○信用状況:先週末の時点で、空売りはPO総数の6%弱入っているようです。○見通し:今週に入って株価は13万円台まで上昇するも、今日は下落して発表日の終値を下回りました。年明け以降は25日線が支持線となっています。また、公募価格が25日線を下回っていることを踏まえると、今のところ公募割れの可能性は低そうです。
REIT指数は堅調な値動きが続いていますが、直近は25日線からも乖離してやや過熱感が見られるよう。一旦は調整に入ってもおかしくなく、注意しておく必要があるかもしれません。
実施結果
始 値 | 131,600 円 ( + 6,508 円 ) |
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高 値 | 132,300 円 ( + 7,208 円 ) |
安 値 | 131,000 円 ( + 5,908 円 ) |
終 値 | 131,500 円 ( + 6,408 円 ) |
寄付出来高 | 15,669 株 |
寄付出来高/公募数 | 16.46 % |
1日の出来高 | 30,675 株 |
- コメント
○前日比400円高で寄り付き、その後は13.1万~13.2万の狭いレンジで動く展開が続きました。結局13.15万円で引けています。○値決め後も堅調な展開となり、受渡日の寄り付きでも5%超の利益を叩き出す好成績となりました。インベスコに続いての好成績で、リートPOにかなりの追い風となっているようです。株式市場からの資金逃避先となっているためと思われますが、REIT指数自体は頭打ちの傾向を見せているのが少し気になりますね。