PO[価格決定]:産業ファンド投資法人 (3249)

  • 18年2月20日、産業ファンド投資法人 (3249)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 18年2月28日、 公募価格が決定されました。

[産業ファンド投資法人]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド 産業ファンド投資法人 (3249) 
スポンサー 三菱商事・ユービーエス・リアルティ 
投 資 先 国内の物流施設、工場・研究開発施設、およびインフラ施設などへ投資。保有資産は東京圏の施設で半数以上を占める。 
上 場 先 東証不動産 
信 用 貸 借 区 分 貸借 
業 種  REIT 

POデータ

発 表 日 2018年2月20日 
公募・売出株数 国内公募:53,600 株 
海外公募:56,200 株 
(OA:2,600 株) 
吸収金額(発表日時点) 国内:69.24億 程度 
海外:69.24億 程度 
価 格 決 定 日 2月28日 
受 渡 日 3月8日 
PO実施の目的 新規物件の取得資金に充当予定。 
引受会社(主幹事) SMBC日興証券(20,100口) 
野村證券(18,224口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(12,864口) 
引受会社(幹事) みずほ証券(1,876口) 
SBI証券(536口) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 123,200 円 
仮 条 件 – 2.5 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 12,2500 円 
公 募 価 格 119,437 円 
割 引 率 –2.50 % 

信用データ

推 定 空 売 り 数 1,281 株(2/28) → 4,104 株(3/7) 
空 売 り / 公 募 数 2.28 %(2/28) → 7.30 %(3/7) 
月平均出来高(発表時) 4,530 株 
信用残/月平均出来高 0.82 倍 
公募数/月平均出来高 12.41 倍 
買い板 1,200株 程度 
売り板 1,460株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→長期売建有り 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

1口あたりNAV 161,837 円 
N A V 倍 率 1.16 倍 
N O I 利 回 り 6.11 % 
L T V  約 50 % 
決 算 月 1月、7月 
格 付 け AA (JCR) 
予 想 分 配 金(年 間) 5,345 円 
分 配 金 利 回 り 4.48 % 
他REITとの比較 NAV倍率:下位 
NOI利回り:上位 
LTV:下位
分配金利回り:中位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:無し
  • コメント:○銘柄:前回は昨年2月に公募増資が行われており、およそ1年ぶりのPOとなります。
    MC-UBSがスポンサーとなっているREITは他にMCUBS MidCity投資法人がありますが、産業ファンド投資法人は主に物流施設・インフラ施設へ投資するREITとなっています。

    ○指標:まずまずといった感じです。NOI利回りが6%を超えてるのは高評価となりそうです。また、大手スポンサー系のREITですが利回りは4%半ばとなっており、そこそこの水準だと思います。

    ○見通し:希薄度は7%程度となっており、規模はそれほど大きくありません。
    前回は受渡日で微妙な成績でしたが、今月に投資口が5分割され、手を出しやすい価格帯になったのはプラス要素。
    株価は2月上旬の地合い悪化で11万付近まで下落しましたが、その後は12万まで戻しています。貸借銘柄ですし、チャートを見ても反発が期待できそうな感じなので、参加する感じで問題無さそうです。

価格決定日時点
  • コメント:
    ○株価動向:発表日以降、株価は0.5%程度下落。結果的には発表日とあまり変わらない水準になりました。
    ○信用状況:空売りはまだそんなに入っていない感じです。

    ○見通し:トレンドは発表日の時点から変わっていません。13週線は上昇傾向、26週線は下向きから横ばいです。地合い悪化がなければ上昇しそうな兆しがありますし、指標面でもいい感じです。ディスカウント分の利益は取れることを期待したいと思います。

実施結果

始 値 118,700 円 ( – 737 円 )
高 値 120,000 円 ( + 563 円 )
安 値 118,200 円 ( – 1,237 円 )
終 値 118,500 円 ( – 1,037 円 )
寄付出来高 11,420 株
寄付出来高/公募数 20.32 %
1日の出来高 28,497 株
  • コメント:○寄り付きは前日比100円高でスタート。一旦公募価格を奪還する水準まで買い戻されましたが、その後は失速。結局11.85万で引けています。
    値決め後の早い段階で公募割れしてしまい、結局今日までほぼ公募割れした状態となりました。ここまで弱いとは思わず、想定外の結果となりました。
    背景としてはアメリカに加えて日本も金利高が意識されだしたため、REITを売る流れが出てきたようです。プロロジのPOも現在公募割れしている状態となっており、REITのPOはちょっと注意が必要かもしれません。
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