立会外分売[価格決定]:アセンテック(3565)

  • 19年4月15日、アセンテック(3565)の立会外分売が発表されました。
  • 19年4月22日、 分売価格が決定されました。

[アセンテック]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド アセンテック(3565) 
上場先 東証マザーズ 
信用貸借区分 信用 
業種 卸売業 
事 業 内 容 PCにおける仮想デスクトップのソリューション事業が主力。導入支援・機器提供から運用・保守まで一貫しての対応に強み。

分売データ

発表日 2019年4月15日 
分売株数 330,000 株 
吸収金額(発表日時点) 5.66 億程度 
申込数量 上限 400 株 
実施予定日 4月23日~4月26日 
実施日 4月23日 
分売実施の目的 東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、市場第一部への市場変更における形式要件の充足のために株式の流動性向上及び株主数増加並びに株式分布状況の改善を図る。

株価・分売価格など

発表日終値 1,710 円 
実施前日終値 1,678 円 
発表日からの騰落率 –2.16 % 
実施2日前
からの騰落率
+0.36 % 
分売価格 1,627 円 
割引率 –3.04 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 34,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 5.04 倍 
分売数/月平均出来高 9.59 倍 
買い板 5万9千株 程度 
売り板 2万3千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○19年1月期通期決算(数値は17年3月期比) 
売上高:26.1%増 営業利益:48.5%増 
経常利益:41.9%増 純利益:41.3%増 

○20年1月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:8.1%増 営業利益:11.4%増 
経常利益:6.2%増 純利益:5.4%増 

自己資本比率 63.3 % 
会社予想PSR(今期) 1.89 倍 
会社予想PER(今期) 38.50 倍 
実績PBR 7.67 倍 
ROE 19.9 % 
予想配当 7 円 
配当利回り 0.43 % 
配当性向 16.6 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:かなり割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    17年4月にマザーズ市場へ上場しています。
    今年1月末の時点で株主数が1,660名となっており、今回の分売で市場変更の要件をクリアできそうです。

    ○業績・指標
    ・業績:前期は2割以上の増収増益を達成。今期は増益のペースが鈍る模様ですが、仮想デスクトップは在宅勤務など働き方改革における需要も見込めるため、引き続き有望な分野ではあると思います。

    ・指標:同業他社と比べて割高です。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は33万株、発行株ベースで5%近くと多め。月の平均出来高は3.4万株程度で、分売を捌くにはやや不安が残ります。浮動株は極端に少ないわけではなく、業態のわりには人気があまりないのかも?前日まで様子を見ることになりそうです。

    ・株価動向:1月に2,130円の高値を付けた後は1,700~2,000円のレンジで動いていましたが、先月に値を崩して1,500円台まで下落。その後は1,700円台まで値を戻しています。チャートを見た感じだと、短期間で派手に上下動することが多い印象。処分のタイミングには注意が必要そうです。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は2%下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は25日線を下回る水準。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は2.88万株。流動性はさほど改善しておらず、分売数に比べて少ないです。また、この出来高だとハイカラの入りが少ない可能性も・・・明日朝の気配確認は必須となりそう。

    ○見通し:【明日朝の気配次第、買いが少なければ見送り】
    ・発表後に1,800円まで上昇するも、結果的には行って来いの状態に。分売価格は直近の高値~安値の中間辺りにあり、中途半端な水準です。また出来高が増えておらず、寄り付きの売りを支えきれるかは微妙なところ。買いが多ければ参加もありですが、無理してまで申し込みする必要は無さそうです。
    ・株価は25日線付近にあり、このラインを割れるかどうかがポイントになりそうでしょうか。1,500円付近まで下がれば中長期目線での買い場となりそうですが、それまでは短期でしか手を出せないかもしれません。

実施結果

始 値 1,632 円 ( + 5 円 )
高 値 1,644 円 ( + 17 円 )
安 値 1,621 円 ( – 6 円 )
終 値 1,628 円 ( + 1 円 )
寄付出来高 44,200 株
寄付出来高/分売数 13.39 %
1日の出来高 164,400 株
  • コメント
    ○寄り付きは特売り気配となり、前日比46円安で取引開始。その後は上下23円の狭いレンジで動く展開となりました。結局1,628円で引けています。

    ○昨日の出来高を見る限り寄り付きは怪しいと見ていたのですが、思ったより売り物が出ず、結果的には分売価格より上で寄り付きました。ただ目立った買い戻しはなく、上値が重かった印象です。とはいえ下方向に下がる感じでも無さそうなので、分売の影響が抜けるまでは様子見と言ったところでしょうか。

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