- 19年4月10日、USEN-NEXT HOLDINGS(9418)の立会外分売が発表されました。
- 19年4月17日、 分売価格が決定されました。
[USEN-NEXT HOLDINGS]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | USEN-NEXT HOLDINGS(9418) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | USENグループの持ち株会社。店舗向けの音楽配信、光回線プロバイダ、動画配信の事業などを手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年4月10日 |
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分売株数 | 1,500,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 13.65 億程度 |
申込数量 | 上限 10,000 株 |
実施予定日 | 4月18日~4月22日 |
実施日 | 4月18日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況改善及び流動性の向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 910 円 |
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実施前日終値 | 833 円 |
発表日からの騰落率 | –8.46 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–4.91 % |
分売価格 | 812 円 |
割引率 | –2.52 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 38,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 13.97 倍 |
分売数/月平均出来高 | 39.27 倍 |
買い板 | 8万0千株 程度 |
売り板 | 2万9千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年8月期会社予想(数値は前期比) 売上高:– 営業利益:– 経常利益:– 純利益:– ※前期は8ヶ月の変則決算のため、今期との比較ができず。 2Q決算時点での進捗度は売上高が49%、利益が49~59%程度。 |
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自己資本比率 | 12.4 % |
会社予想PSR(今期) | 0.29 倍 |
会社予想PER(今期) | 16.26 倍 |
実績PBR | 2.92 倍 |
ROE | 18.0 % |
予想配当 | 5 円 |
配当利回り | 0.62 % |
配当性向 | 10.0 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:自社サービス割引など(8月、2月権利)
- コメント
○銘柄・分売について
USEN-NEXTはUSENグループの持ち株会社です。かつては有線放送のUSENから動画配信系のU-NEXTが分離してそれぞれ独立した経営を行っていましたが、一昨年に再度経営統合を行っています。
今回は15年11月以来、およそ3年5ヶ月ぶりの分売となります。
2部落ちするような要件は特段見当たらず、単純に大株主からの売り出しでしょうか。○業績・指標
・業績:前期が変則決算のため単純比較はできないですが、17年12月期からは業績が回復傾向にあるようです。今期の進捗率は5割程度となっており、おおむね順調です。
事業別で見ると、店舗向けサービスや業務用システムの事業は好調ですが、動画などのコンテンツ配信部門がほとんど稼げていないのが気になります。同業との競争が激化しているようです。・指標:同業他社と比べて割高のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は150万株、発行株ベースで2.50%。月の平均出来高は3.8万株程度しかなく、分売数に比べて著しく流動性に欠ける状態です。社長の宇野氏と関連会社で発行株の8割近くを保有しているため、浮動株が少ないことが一因と思われます。この状況だと、流動性の改善に期待するのは厳しいかも・・・前日まで様子を見たいと思いますが、現時点では見送る可能性が高そうです。・株価動向:昨年8月に1,849円の高値を付けた後は下落基調に転換。年が明けても低空飛行が続いており、現在は半値以下になってしまっています。トレンドも短期・中長期ともに下落基調のままで、底打ちしたとは言いづらい感じです。もう少し様子見と言ったところでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は8.4%下落。今日は前日比2%下落。分売価格は年初来安値を下回る水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は48万株。流動性は改善してきましたが、寄り付きの売りを支えきれるかは微妙な所。明日朝の気配を確認したいと思います。○見通し:発表後に調整が進み、今日の寄り付き直後に年初来安値を更新。分売価格はその安値を下回っており、価格的には手を出してもいい水準だと思います。ただ、分売数が多いので買いが少ないようだと需給バランスが崩れそう。(売れ残り案件となれば意外高となるかもしれませんが・・・) 今日はまとまった買いが入っていましたが、買い支えなのか実需買いかは判断しづらく、明日朝の気配を見る必要があります。買いが少なければ見送りとします。
株価は昨年3月以来の安値圏となっています。分売価格前後で踏み止まれば売り一巡後に反発を期待できるかもしれませんが、分売の影響が抜けるまでに時間が掛かりそうでしょうか。
実施結果
始 値 | 805 円 ( – 7 円 ) |
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高 値 | 809 円 ( – 3 円 ) |
安 値 | 801 円 ( – 11 円 ) |
終 値 | 806 円 ( – 6 円 ) |
寄付出来高 | 414,700 株 |
寄付出来高/分売数 | 27.65 % |
1日の出来高 | 845,900 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比28円安で取引開始。その後は終日800円台で膠着した展開となりました。結局806円で引けています。○ハイカラの買い戻しは結構あったようなのですが・・・完売で売り物が多数出たためか需給バランスが崩れてしまい、ザラ場でも分売価格を上回ることはありませんでした。
出来高も一回転するまでには至っておらず、当面は上値が重そうです。