立会外分売[価格決定]:日伝(9902)

  • 19年2月12日、日伝(9902)の立会外分売が発表されました。
  • 19年2月18日、 分売価格が決定されました。

[日伝]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド 日伝(9902) 
上場先 東証1部 
信用貸借区分 貸借 
業種 卸売業 
事 業 内 容 産業用機器・パーツの専門商社。主力商品は動力伝導機器や産業機器・制御機器となっており、主要取引先はダイフクなど。

分売データ

発表日 2019年2月12日 
分売株数 200,000 株 
吸収金額(発表日時点) 3.12 億程度 
申込数量 上限 500 株 
実施予定日 2月19日~2月22日 
実施日 2月19日 
分売実施の目的 一定数量の売却意向があり会社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況改善及び流動性向上をはかるため。

株価・分売価格など

発表日終値 1,560 円 
実施前日終値 1,514 円 
発表日からの騰落率 –2.95 % 
実施2日前
からの騰落率
+1.61 % 
分売価格 1,477 円 
割引率 –2.44 % 

信用データ

空売り/分売数 39.45 % 
月平均出来高(発表時) 16,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 1.17 倍 
分売数/月平均出来高 12.42 倍 
買い板 1万1千株 程度 
売り板 1万5千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→長期売建有り
SBI証券→15日売建有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:5.3%増 営業利益:3.6%増 
経常利益:3.4%増 純利益:0.1%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が74%、利益が82~85%程度。
自己資本比率 72.4 % 
(経営レバレッジ:1.38 ) 
会社予想PSR(今期) 0.37 倍 
会社予想PER(今期) 10.64 倍 
実績PBR 0.62 倍 
ROE 5.9 % 
予想配当 4 円 
配当利回り 2.71 % 
配当性向 28.8 % 
同業他社との比較 PER:やや割安か PBR:割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待
    100株以上保有:1,000円相当の社会貢献寄附金付きクオカード(3月権利)、1,500円相当の讃岐うどん(9月権利)
    1,000株以上保有:3,000円相当の社会貢献寄附金付きクオカード(3月権利)、5,000円相当の無洗米6kg(9月権利)
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    前回は昨年2月に分売を行っており、およそ1年ぶりの分売となります。
    前回は相続対策による創業家からの売出だったようで、今回も同様な感じでしょうか?

    ○業績・指標
    業績:近年の業績は緩やかに伸びている感じです。今期は微増ながら増収増益の見通し。ただ、四季報によると来期は米中貿易摩擦の影響を受け減収減益を見込むとされています。この点は注意が必要かもしれません。

    指標:同業他社と比較して割安です。特にPBRは0.6倍台となっており、機械系商社の中ではかなり割安のよう。自己資本比率7割、有利子負債0と財務は盤石です。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は20万株、発行株ベースでは0.63%。月の平均出来高が1.46万株とやや流動性に欠けますが、前回の分売は同様の規模で好成績を残しました。貸借銘柄なので、信用売りによる調整と流動性の改善に期待したいと思います。

    ・株価動向:1年前は2,300円台でしたが、機械系商社ということで警戒されたのか株価は下落が続き、昨年末には1,413円まで下落。そこからやや持ち直して現在は1,500円台に位置しています。
    長期では下落トレンドが継続中。直近は横ばい傾向ですが、これまでも「横ばい→下落→横ばい→下落」のパターンを繰り返しています。来期減益が予想されていることもあり、株価が底入れしたかどうかはもう少し様子を見る必要がありそう。なお来月は株主優待の権利月なので、それまでは底堅い展開を期待できると見ています。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は3%弱下落。今日は前日比1.6%上昇。分売価格は年初来安値(1,482円)よりやや下に位置。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は9.43万株。流動性は改善しており、空売りもかなり入っているようです。明日は買い戻しを期待できそう?

    ○見通し:分売価格は1,500円を切って年初来安値付近の水準。指標的にも割安な水準となっています。また、空売りも多めに入っているよう。今日の夜は米国市場が休みで地合いが急変する可能性は低く、積極的参加で問題無さそうです。明日の地合い次第では好成績も期待できそうでしょうか。
    チャートを見ると、25日線から5%下に乖離すると反発することが多く、現在の株価はその水準です。中長期での動向は別にして、権利月の来月までは買い戻しを期待したいところです。

実施結果

始 値 1,512 円 ( + 35 円 )
高 値 1,534 円 ( + 57 円 )
安 値 1,508 円 ( + 31 円 )
終 値 1,523 円 ( + 46 円 )
寄付出来高 90,300 株
寄付出来高/分売数 45.15 %
1日の出来高 220,400 株
  • コメント
    ○前日比2円安で寄り付き、10時ぐらいまでは膠着した状態でしたが、売りが一巡した後は買い戻しが進み、11時頃に1,534円まで上昇。ただ後場に入ると失速し、1,510円台まで下落。大引けに掛けては若干買い戻されました。結局1,523円で引けています。

    ○前場は売り方の買い戻しもあって上昇する場面がありましたが、長くは続かず。思ったほど買いは入らなかった印象でした。ただ1,500円台では買い板がかなり厚くなっており、当面は底堅い展開を期待できそうでしょうか。

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