PO[価格決定]:アクティビア・プロパティーズ投資法人 (3279)

  • 18年11月30日、 アクティビア・プロパティーズ投資法人[API] (3279)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 18年12月12日、 公募価格が決定されました。

[アクティビア・プロパティーズ投資法人[API]]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド アクティビア・プロパティーズ投資法人[API] (3279) 
スポンサー 東急不動産 
投資先 東京、大阪、愛知における主要都市の商業施設や、東京23区内の駅近オフィスビルへ主に投資。
上 場 先 東証不動産 
信 用 貸 借 区 分 貸借 
業 種 REIT 

銘柄データ

発 表 日 2018年11月30日 
公募・売出株数 国内公募:41,940 口 
海外公募:25,380 口 
(OA:5,200 口) 
吸収金額(発表日時点) 国内:224.86億 程度 
海外:121.06億 程度 
価 格 決 定 日 12月12日~12月18日 → 12月12日 
受 渡 日 12月20日~12月27日 → 12月20日 
PO実施の目的 取得を予定している特定資産の取得資金の一部に充当予定。
引受会社(主幹事) 野村證券(17,614口) 
大和証券(7,130口) 
みずほ証券(6,920口) 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(5,243口) 
引受会社(幹事) SMBC日興証券(4,194口) 
SBI証券(839口) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 477,000 円 
仮 条 件 – 2.0 % ~ – 4.5 % 
価 格 決 定 日 終 値 454,500 円 
公 募 価 格 445,410 円 
割 引 率 –2.00 % 

信用データ

空 売 り / 公 募 数 2.29 %(12/12) →  17.54 %(12/19)
月平均出来高(発表時) 1,890 株 
信用残/月平均出来高 0.22 株 
公募数/月平均出来高 24.84 倍 
買い板 430 株程度 
売り板 800 株程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→無し 
SBI証券→無し 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

1口あたりNAV 428,251 円 
N A V 倍 率 1.04 倍 
N O I 利 回 り 4.43 % 
L T V 45.89 % 
決 算 月 5月、11月 
格 付 け AA (JCR) 
予 想 分 配 金(年 間) 19,783 円 
分 配 金 利 回 り 4.44 % 
他REITとの比較 NAV倍率:下位 
NOI利回り:下位
LTV:中位 
分配金利回り:下位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:無し
  • コメント
    ○銘柄:前回は昨年12月に公募増資が行われており、およそ1年ぶりのPOとなります。
    近年は年1回のペースで増資を行っているようです。

    ○指標:指標面では特に見るべき所はありません。ただ大手スポンサー系で格付けはAAを取得済み。利回りより安定感を求めて投資するタイプのリートです。

    ○見通し
    ・需給動向:増資による希薄化比率は10.4%程度。貸借銘柄ですし、過去のPOでは安定して利益が出ています。今回も同様の成績を期待したいところ。ただ、直近のREIT指数が絶好調なのに対して、APIの株価は冴えない値動きとなっています。この辺が少し気になりますね。
    ・株価動向:6月末に51.8万円まで上昇した後は調整基調に。先月下旬からは下落トレンドに入ってしまっています。年初来安値付近の45万円まで調整すると、短期的なリバウンドを期待できそうでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は4.7%下落。公募価格は年初来安値を下回る水準。
    ○信用状況:空売りはあまり入ってないようです。

    ○見通し:株価はそこそこ調整が進み、今日の終値は今年3月以来の安値圏まで下落しています。公募価格は年初来安値(44.8万)を下回る水準となっており、現状売り禁にもなってないことから、大きな公募割れの可能性は低いと見ています。ただ、直近のREIT指数が天井を付けた感じなのが気になるところ。利幅は地合いと空売りのカバー次第でしょうか。
    なお、今週は先月分のオフィス空室率が発表される予定です。都心オフィス市況の好調さが確認できるようなら、APIの値動きにも好影響を期待できそうでしょうか。

実施結果

始 値 451,000 円 ( + 5,590 円 )
高 値 454,000 円 ( + 8,590 円 )
安 値 449,500 円 ( + 4,090 円 )
終 値 451,000 円 ( + 5,590 円 )
寄付出来高 10,247 株
寄付出来高/公募数 21.74 %
1日の出来高 20,945 株
  • コメント:○前日比3千円安で寄り付き、その後は44.95万~45.4万の間で動く展開となりました。結局45.1万で引けています。

    ○期間中は47万付近まで上昇する日もありましたが、今週に入ると急失速し、受渡日は45万前後で落ち着く形となりました。先週まではREIT市況が絶好調でしたが、今週に入ると失速。APIも地合いの影響を受けたようです。一応公募価格よりプラスで終えましたが、思ったほどの利益は出なかったという印象でした。

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