立会外分売[価格決定]:ファイバーゲート(9450)

  • 18年10月1日、ファイバーゲート(9450)の立会外分売が発表されました。
  • 18年10月16日、 分売価格が決定されました。

[ファイバーゲート]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド ファイバーゲート(9450) 
上場先 東証 
信用貸借区分 信用 
業種 情報・通信 
事 業 内 容 賃貸住宅やオフィス・店舗向けなどのWi-Fiサービス提供事業が主力。 

分売データ

発表日 2018年10月1日 
分売株数 476,000 株 
吸収金額(発表日時点) 9.51 億程度 
申込数量 上限 200 株 
実施予定日 10月17日~10月19日 
実施日 10月17日 
分売実施の目的 東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しており、市場第一部への市場変更における形式要件の充足のために株式の流動性向上及び株主数増加並びに株式分布状況の改善を図る。

株価・分売価格など

発表日終値 1,998 円 
実施前日終値 1,780 円 
発表日からの騰落率 –10.91 % 
実施2日前
からの騰落率
–2.57 % 
分売価格 1,744 円 
割引率 –2.02 % 

信用データ

空売り/分売数 – % 
月平均出来高(発表時) 96,200 株 程度 
信用残/月平均出来高 4.07 倍 
分売数/月平均出来高 4.95 倍 
買い板 3万株 程度 
売り板 2万9千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→無し 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○18年6月期通期決算(数値は17年3月期比) 
売上高:42.7%増 営業利益:55.3%増 
経常利益:52.4%増 純利益:49.2%増 

○19年6月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:25.1%増 営業利益:19.7%増 
経常利益:18.2%増 純利益:11.1%増 

自己資本比率 31.6 % 
(経営レバレッジ:3.16 ) 
会社予想PSR(今期) 3.34 倍 
会社予想PER(今期) 48.00 倍 
実績PBR 12.04 倍 
ROE 25.1 % 
予想配当 0 円 
配当利回り 0 % 
配当性向 0 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:2,000円相当のクオカード(6月権利)
  • コメント
    ○銘柄・分売について:今年3月にマザーズへ上場したばかりです。
    1部昇格にあたっては株主数と流通株式比率の要件が不足しており、株主数は今回の分売でクリアできそうです。ただ、流通株式比率のクリアは微妙っぽく、再度分売などを行う可能性がありそうです。

    ○業績:近年の業績は抜群に伸びています。前期は5割近くの増収増益を達成。今期はややペースが鈍るものの、それでも2桁増収増益の見通し。
    ○指標:グロース株と言うこともあり、同業他社と比較して割高のようです。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は47.6万株、発行株ベースで5%程度と多め。月の平均出来高は10万株近くありますが、現状では捌けるか微妙なところ。株価調整と流動性改善に期待する感じとなりそうです。
    ・株価動向:直近は1,600~2,200円の間で動いている感じでしょうか。決算発表直後に窓を開けて1,450円付近まで下落しましたが、すぐ埋め戻しています。1,600円ぐらいまで調整してくれると、短期的にも反発を期待できそうです。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は10.9%下落。今日は前日比2.5%下落。分売価格は25日線より下、26週線より上に位置。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は11万株。今日はやや下落しており、空売りはそこそこ入っているでしょうか?分売数が多いので、朝の気配は確認しておく必要がありそう。

    ○見通し:発表日と比べて株価は調整が進んでいます。平均出来高は10万株前後を維持していますが、分売数が多いので寄り付きでの損益は朝の気配次第になりそうです。参加は明日朝の気配を見て判断したいと思います。
    直近の安値が1,720円前後なのを考えると、一時的に分売価格を割れるリスクはありそうな気も・・・下値の目途は26週線が通過している1,700円付近と見ています。

実施結果

始 値 1,750 円 ( + 6 円 )
高 値 1,780 円 ( + 36 円 )
安 値 1,737 円 ( – 7 円 )
終 値 1,749 円 ( + 5 円 )
寄付出来高 95,500 株
寄付出来高/分売数 20.06 %
1日の出来高 366,400 株
  • コメント:○前日比30円安で寄り付き、一旦1,737円まで下げてから買い戻される展開となり、10時頃に1,780円まで上昇。ただ買い戻しの勢いは続かず、10時以降は1,745~1,770円での値動きとなりました。結局1,749円で引けています。

    ○寄り付きは分売価格を何とか守り、直後に割れた場面以外では分売価格よりプラスを維持しました。分売数が多かったので上値は重い状態ですが、わりかし底堅い展開で健闘した印象です。この付近で下げ止まるようであれば、近いうちの反発を期待できるのではと思います。

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