- 18年5月25日、ベネフィットジャパン(3934)の立会外分売が発表されました。
- 18年5月31日、 分売価格が決定されました。
[ベネフィットジャパン]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ベネフィットジャパン(3934) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | MVNOサービス事業が主力。「オンリーモバイル」「オンリースマホ」のブランド名で事業を展開。ソフトバンク携帯の販売代理店事業も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2018年5月25日 |
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分売株数 | 60,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.82 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 6月1日~6月7日 |
実施日 | 6月1日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況改善および流動性向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,368 円 |
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実施前日終値 | 1,278 円 |
発表日からの騰落率 | –6.58 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+2.32 % |
分売価格 | 1,246 円 |
割引率 | –2.50 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 42,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 11.01 倍 |
分売数/月平均出来高 | 1.41 倍 |
買い板 | 3万7千株 程度 |
売り板 | 5万9千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年3月期通期決算(数値は17年3月期比) 売上高:23.5%増 営業利益:11.7%増 経常利益:11.9%増 純利益:11.9%増 ○19年3月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 69.9 % (経営レバレッジ:1.43 ) |
会社予想PSR(今期) | 1.28 倍 |
会社予想PER(今期) | 12.92 倍 |
実績PBR | 2.47 倍 |
ROE | 19.1 % |
予想配当 | 8 円 |
配当利回り | 0.64 % |
配当性向 | 8.3 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・分売について:昨年11月、今年3月に分売を行っており、およそ2ヶ月ぶりの分売となります。
16年3月にマザーズ市場へ上場しており、3月23日に東証1部へ市場変更済み。市場変更したばかりなので当面2部落ちの心配はないのですが、株主数をさらに増やす意図があるのかもしれません。○業績・指標:近年の業績を見ると、売上は横ばいの時期もありましたが、利益は順調に伸びているようです。前期は2桁の増収増益を達成し、今期も2桁増収増益の見込み。
指標面では同業他社に比べて割安です。特にPERは15倍を切る水準。
気になる点としては、営業CFが2期連続マイナスな点ですかね。MVNOの取り扱い急増に伴い、割賦売掛金が増えて代金の回収に一定の時間が掛かるようです。手持ちキャッシュも11億(17年)から5億(18年)へ急減・・・当座の運転資金は貸越契約などで賄うようです。自己資本比率は高く、財務に大きな問題があるわけでは無いと思いますが・・・代金回収が進むまでは事業拡大のペースが鈍る可能性もありそうでしょうか。○見通し:分売数は6万株と少なめです。前回、前々回では一定の利益が出ていました。今回は分売数も少ないので、一定の利益を期待できそうです。当日の買い需要によっては好成績も期待できそうでしょうか。
直近の株価は1,100~1,500円のレンジで動いているようです。1,100円まで下げるのは難しそうですが、26週線の1,250円付近まで調整してくれると、その後の反発も期待できそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は約6.5%下落。今日は前日比2.3%上昇。分売価格は26週線付近に位置。
○信用状況:前日の出来高は3万株。昨日より出来高が減っているのが気になります。分売前日にしては上にも下にも動かず、静かな1日でした。また、分売数が少なく、信用売りはあまり入っていない可能性もあります。一応、明日朝の気配を確認しておきたいと思います。○見通し:分売数が少ないので、普通なら一定の利益を見込める案件だと思います。・・・が、今週の分売の成績がよろしくない事や、地合いが不安定なことで買いが思ったほど入らない可能性も考えられます。即売りが増えている傾向なのもネックですね。
今のところ先物は落ち着いているので参加する予定ですが、念のため朝の気配を確認しておいた方が無難そうです。
ただ、株価は調整が進んでおり、分売価格は26週線付近の水準です。反発も見込めそうな位置なので、分売価格を大きく下回る可能性は低いと見ています。
実施結果
始 値 | 1,286 円 ( + 40 円 ) |
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高 値 | 1,307 円 ( + 61 円 ) |
安 値 | 1,267 円 ( + 21 円 ) |
終 値 | 1,269 円 ( + 23 円 ) |
寄付出来高 | 36,600 株 |
寄付出来高/分売数 | 61.10 % |
1日の出来高 | 95,500 株 |
- コメント:○前日比8円高で寄り付き、直後に1,307円まで上昇するもその後は売られる展開に。後場に入ってもジリジリと下げる展開が続く形となりました。結局、安値引けに近い1,269円で取引を終えています。
○買いが強かったのは寄ってからの10分間だけで、後は売りに押される展開となってしまいました。分売としては一定の利益が出た形ですが、TOPIXは上昇基調だったので意外な感じでした。反発への期待は週明けへ持ち越しとなりそうです。