- 18年3月2日、 グリーンズ (6547)の売出(PO)が発表されました。
- 18年3月12日、 売出価格が決定されました。
[グリーンズ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | グリーンズ (6547) |
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上 場 先 | 東証2部(→3/23より東証1部へ市場変更) |
信 用 貸 借 区 分 | 貸借 |
業 種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 宿泊特化型のホテル「コンフォートホテル」を全国展開。その他、東海・北陸を中心に「グリーンズホテル」も展開。 |
POデータ
発 表 日 | 2018年3月2日 |
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公募・売出株数 | 売出:1,250,000 株 (OA:187,500 株) |
吸収金額(発表日時点) | 24.68 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 3月12日 |
受 渡 日 | 3月23日 |
PO実施の目的 | 株式の株主分布状況の改善及び流動性の向上を目的とする。 ※売出しが完了した場合には、留保金課税の適用対象外となる予定。 |
引受会社(主幹事) | 野村證券(1,087,500株) |
引受会社(幹事) | 大和証券(87,500株) SMBC日興証券(50,000株) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(12,500株) みずほ証券(12,500株) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 1,717 円 |
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仮 条 件 | – 3.0 % ~ – 5.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 1,608 円 |
公 募 価 格 | 1,559 円 |
割 引 率 | –3.05 % |
信用データ
推 定 空 売 り 数 | 20,300 株(3/12) → 24,100 株(3/22) |
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空 売 り / 公 募 数 | 1.41 %(3/12) → 1.68 %(3/22) |
月平均出来高(発表時) | 51,000 株 |
信用残/月平均出来高 | 4.19 倍 |
公募数/月平均出来高 | 28.025 倍 |
買い板 | 1万9千株 程度 |
売り板 | 6万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業 績 | ○18年6月期会社予想(数値は前期比) 売上高:6.1%増 営業利益:12.0%減 経常利益:12.6%減 純利益:12.4%減 2Q決算時点での進捗度は売上高が50%、利益が92~93%程度。 |
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自 己 資 本 比 率 | 49.5 % (経営レバレッジ:2.02 ) |
予想PER(会社予想) | 16.02 倍 |
実 績 P B R | 2.21 倍 |
R O E | 13.8 % |
予 想 配 当 | 24 円 |
配 当 利 回 り | 1.54 % |
配 当 性 向 | 24.3 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:平均並み |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:優待券(12月権利:金額は保有株数に応じる)
- コメント
○銘柄・POについて:売出と同時に東証1部への昇格も発表されています。
パッと見た感じ市場変更の要件は満たしているようなので、大株主による処分目的に加え、特定同族会社の認定を外れるための売出となるようです。○業績・指標:近年の業績は売上が伸びるも利益は横ばい傾向。なお、今期はホテルの出店増に伴い減益見通し。なお2Q時点での利益進捗率が高いですが、下期で多額の出店費用を計上するようなので注意が必要です。
一時的に減益予想となることもあり、PERは割安感があります。○見通し:平均出来高が5万株程度なので、貸借銘柄とはいえ125万株の売出を捌けるかはやや微妙な気も。また、チャート上では2,000円で1度目のピーク、1,800円で2度目のピークを付けようかという感じで、ダブルトップになりかけているのが気になります。
値決めまでの株価動向に注意しておく必要がありそうです。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は6.5%程度下落。売出価格は26週線付近に位置。
○信用状況:空売りはあまり入っていません。○見通し:直近の安値が売出価格付近となっているので、26週線の水準で下げ止まるようであれば、売出価格を大きく割れる可能性は低そうです。
ただ、1部昇格にもかかわらず需給悪化で下げてしまったことや、チャートの形がダブルトップに近いのが気がかり。現時点だと、大きな反発はあまり望めそうにないでしょうか。
実施結果
始 値 | 1,570 円 ( + 11 円 ) |
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高 値 | 1,574 円 ( + 15 円 ) |
安 値 | 1,539 円 ( – 25 円 ) |
終 値 | 1,539 円 ( – 25 円 ) |
寄付出来高 | 83,300 株 |
寄付出来高/公募数 | 5.79 % |
1日の出来高 | 246,500 株 |
- コメント:○前日比63円安で寄り付いた後は、1,540~1570円での値動きとなりました。結局、1,539円で引けています。
○アメリカの関税政策で地合いが最悪となってしまい、引けでは公募割れする形となりました。株価は26週線を割り込んでしまったので、地合いが改善しないと来週も厳しい展開になりそうです。