- 18年2月21日、 正興電機製作所(6653)の立会外分売が発表されました。
- 18年2月27日、 分売価格が決定されました。
[正興電機製作所]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 正興電機製作所(6653) |
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上場先 | 東証2部・福証 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 電気機器 |
事 業 内 容 | 電力・水道などの監視制御システムの製造が主力。 |
分売データ
発表日 | 2018年2月21日 |
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分売株数 | 150,000株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.50 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 2月28日~3月6日 |
実施日 | 2月28日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。 売出人は日立製作所の予定。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,002 円 |
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実施前日終値 | 1,024 円 |
発表日からの騰落率 | +2.20 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–1.25 % |
分売価格 | 1,004 円 |
割引率 | –1.95 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 4,900 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 5.94 倍 |
分売数/月平均出来高 | 30.61 倍 |
買い板 | 1万株 程度 |
売り板 | 0.6万株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○17年12月期通期決算(数値は16年12月期比) 売上高:0.3%増 営業利益:3.6%減 経常利益:1.8%増 純利益:9.0%減 ○18年12月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 41.3% (経営レバレッジ:2.43 ) |
会社予想PER(今期) | 16.86 倍 |
実績PBR | 1.31 倍 |
ROE | 7.7 % |
予想配当 | 14 円 |
配当利回り | 1.39 % |
配当性向 | 23.5 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:クオカード(12月権利。額面は保有株数に応じる)
- コメント:○銘柄について:16年9月に分売を行っており、およそ1年半ぶりの分売です。開示の通り、売出人は日立製作所となっています。前回も日立からの売出となっており、政策保有株を減らす動きになっているようです。
○業績・指標:営業・経常利益は堅調に伸びていますが、純利益は上下にばらつきがあります。ただ、今期は2桁増益の見込みです。
指標は同業他社に比べると割高で、やや買われすぎかもしれません。○見通し:分売数は15万株と多くないですが、出来高・板が少なく過疎化しているのが難点。前回は分売日の安値・終値で分売割れしている状態でした。
信用売りの設定もないため、当日朝の気配次第での判断になりそうです。気配が悪ければ無難にスルーですかね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.2%程度下落。東証2部に市場変更してから数ヶ月程度なので、トレンドについては掴めない感じです。○参加判断:値引きが渋い、板がスカスカ、前日でも出来高3千株程度・・・と、悪い条件が重なっています。分売数15万株とはいえこの状況で支えきれるか微妙です。気配が良くない限り、スルーになりそうです。
※即売り派が避ける感じとなれば予想外に利益が出るかもしれません。ただ、割安株でもないので、損失覚悟で申し込むには分が悪い気もします。
実施結果
始 値 | 994 円 ( – 10 円 ) |
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高 値 | 1,005 円 ( + 1 円 ) |
安 値 | 993 円 ( – 11 円 ) |
終 値 | 997 円 ( – 7 円 ) |
寄付出来高 | 20,200 株 |
寄付出来高/分売数 | 13.47 % |
1日の出来高 | 57,700 株 |
- コメント:○分売価格 -10円で寄り付いた後は若干買い戻され、分売価格まで戻す場面もありました。ただ、後場に入ると徐々に失速し、997円で引けています。
やはりこの板では支えきれず、分売割れしてしまいました。ただ、1,000円を切る水準では買い板が厚くなっているので、ここから大きく下げる感じではないのかもしれません。