立会外分売[価格決定]:イマジカ・ロボット ホールディングス (6879)

  • 18年2月8日、 イマジカ・ロボット ホールディングス (6879)の立会外分売が発表されました。
  • 18年2月15日、 分売価格が決定されました。

[イマジカ・ロボット ホールディングス]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド イマジカ・ロボット ホールディングス (6879) 
上場先 東証1部 
信用貸借区分 貸借 
業種 情報・通信 
事 業 内 容 映像制作事業や映像コンテンツ事業、映像システム事業が主力。
主要子会社はIMAGICA(映像制作)、ロボット(映画制作)、OLM(アニメ制作)、SDI(映像コンテンツの吹替え、字幕付け)など。 

分売データ

発表日 2018年2月8日 
分売株数 1,200,000 株 
吸収金額(発表日時点) 15.50 億程度 
申込数量 上限 10,000 株 
実施予定日 2月16日~2月22日 
実施日 2月16日 
分売実施の目的 株式の分布状況の改善及び流動性の向上、株主数増加を図ることを目的とする。
※筆頭株主である株式会社クレアートが売出人の予定。

株価・分売価格など

発表日終値 1,292 円 
実施前日終値 1,130 円 
発表日からの騰落率 –12.54 % 
実施2日前
からの騰落率
–3.17 % 
分売価格 1,107 円 
割引率 –2.03 % 

信用データ

推定空売り数 151,400 株 
空売り/分売数 12.62 % 
月平均出来高(発表時) 463,500 株 程度 
信用残/月平均出来高 1.02 倍 
分売数/月平均出来高 2.59 倍 
買い板 7万株 程度 
売り板 5.7万株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→短期売建有り
SBI証券→無し 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○18年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:2.8%増 営業利益:1.9%増 
経常利益:0.7%減 純利益:40.6%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が71%、利益が82~91%程度。
自己資本比率 43.3 % 
(経営レバレッジ:2.07 ) 
会社予想PER(今期) 23.97 倍 
実績PBR 1.78 倍 
ROE 7.4 % 
予想配当 10 円 
配当利回り 0.77 % 
配当性向 18.6 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:無し
  • コメント:○イマジカ・ロボットHDは映像機器の開発販売、放送等の映像制作、映画やアニメのコンテンツ制作を主に手がける会社です。
    代表作は「踊る大捜査線 THE MOVIE」「ALWAYS 三丁目の夕日」「ポケットモンスター」など。
    今回は、筆頭株主であるクレアートからの売出となるようです。

    ○近年の業績は売上こそ伸びている物の、利益については伸び悩んでいる傾向です。16年3月期は巨額の純損失を出した事もありました。
    指標面については同業他社がPER10倍台なので、それと比較すると割高な感じです。

    ○分売数が120万株とかなり多いのですが、貸借銘柄なのと平均出来高が40万株以上ある事から、何とか消化できる気がします。ただ、流動性高いわりには板が意外と空いているので、ボラティリティが高くなる可能性には注意が必要そうです。
    株価は中長期で上昇トレンドを継続中。一旦13週線付近の1,100円まで調整してくれると、その後の反発を期待できそうですが。

実施前日時点
  • コメント:○発表日以降、株価が12.5%下落したところで分売実施となります。
    株価は調整が進んでおり、分売価格は13週線に近い水準となりました。ただ、分売数が多い上に値引きが2%なので、寄り付きで分売価格を守れるかどうかは微妙なところです・・・明日朝の気配次第での判断になります。
    空売りはそこそこ入っているようなので、割れても限定的だとは思いますが。
    また、地合いも改善しつつあるので、ザラ場での反発に期待したいと思います。

実施結果

始 値 1,107 円 ( ± 0 円 )
高 値 1,120 円 ( + 13 円 )
安 値 1,076 円 ( – 31 円 )
終 値 1,113 円 ( + 6 円 )
寄付出来高 262,400 株
寄付出来高/分売数 21.87 %
1日の出来高 1,692,400 株
  • コメント:○分売価格と同値で寄り付いた後は一時1,076円まで下げてしまうも、その後は地合い改善に伴って反発。結局1,113円で引けています。
    今日はTOPIXが大きく上昇しており、連れ高に救われた印象です。逆に地合いが最悪だと底無し沼になっていた可能性もありましたが・・・。この銘柄は相場環境に左右されやすいようなので、今後も市況の動向に注意が必要そうです。
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