- 17年11月9日、 Ubicomホールディングス (3937)の立会外分売が発表されました。
- 17年11月28日、 分売価格が決定されました。
[Ubicomホールディングス]の詳細・分析
分売銘柄データ
発表日 |
2017年11月9日 |
銘 柄 |
Ubicomホールディングス |
銘柄コード |
3937 |
上場先 |
東証マザーズ |
信用貸借区分 |
信用 |
業種 |
情報・通信 |
分売株数 |
50,000 株 |
吸収金額(発表日時点) |
0.70 億程度 |
申込数量 |
上限 100 株 |
実施予定日 |
11月29日 |
株価・分売価格など
発表日終値 |
1,400 円 |
実施前日終値 |
1,450 円 |
発表日からの騰落率 |
+3.57 % |
実施2日前
からの騰落率 |
–2.75 % |
分売価格 |
1,406 円 |
割引率 |
–3.03 % |
信用データ
推定空売り数 |
– 株 |
空売り/分売数 |
– % |
月平均出来高(発表時) |
168,900 株 |
信用残/月平均出来高 |
3.95 倍 |
分売数/月平均出来高 |
0.30 倍 |
各種指標など
会社予想PER(今期) |
73.04 倍 |
実績PBR |
12.80 倍 |
ROE |
17.5 % |
予想配当 |
0 円 |
配当利回り |
0 % |
配当性向 |
0 % |
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容:海外でのシステム開発事業と、レセプト点検などの医療機関向けソフト販売事業が主力。フィリピンにシステム開発の拠点を置く。
- 業績:
○18年3月期会社予想(数値は前期比)
売上高:17.9%増 営業利益:50.2%増 経常利益:21.7%増 純利益:90.4%増
2Q決算時点での進捗度は売上高が43%、利益が37%~44%程度。
- 指標:同業他社と比較して割高か。
- 自己資本比率:50.5% (経営レバレッジ:1.98)
- 株主優待:無し
- 板:買いが3万6千株程度、売りが10万4千株程度。
- 半年間のチャート:5月までは750円前後での値動きが続いていたが、6月に入ると窓を開けて急上昇。1週間で1,500円まで急騰します。7月上旬には1,950円付近まで上昇。
その後は一旦調整局面に入りますが、8月にはいると再び上昇基調となり、8月23日に上場来高値1,990円を記録。
9月に入ると株価は落ち着くようになり、現在は1,300~1,600円のレンジ相場となっています。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:市場第一部への市場変更における形式要件である、株主数の充足を図るため。
- コメント:○昨年の6月にマザーズへ上場しています。
前回は9月に分売が行われており、およそ3ヶ月ぶりとなります。
前回も市場変更を意図した分売となっていましたが、株主数の要件をクリアできていませんでした。今回の分売によって要件をクリアできるものと思われます。
○指標はかなり割高です。2期連続2桁増益・高ROEのグロース株ではありますが、中間期での進捗率が低めなのが不安要素でしょうか。
○分売数が5万株なので、問題なく捌けそうです。一定の利益は出ると見ています。
中間決算もサプライズがあるわけではなく、株価はそれほど動かないと見ていますが、どうなるでしょうか。
実施前日時点
- コメント:○発表日以降、株価が3.7%上昇したところで分売実施となります。
分売価格は26週線付近の水準となっています。26週線が支持線となっている事から、1,400円が下値のメドとなりそうな感じでしょうか?
チャートは三角持ち合いかペナントのような形となっており、ここからどちらの方向となるかは読みづらい感じです。
分売数は5万株と少なく、寄り付きでも一定の利益が出そうです。
ただ、今日の時点では買い板が売り板より少ないので、ザラ場で反発するかどうかは明日の板次第となりそうです。
実施結果
始 値 |
1,465 円 ( + 59 円 ) |
高 値 |
1,538 円 ( + 73 円 ) |
安 値 |
1,456 円 ( + 50 円 ) |
終 値 |
1,477 円 ( + 71 円 ) |
寄付出来高 |
38,500 株 |
寄付出来高/分売数 |
77.00 % |
1日の出来高 |
251,800 株 |
- コメント:○前日比プラスで寄り付き、その後1,538円まで上げますが、10時以降は地合い悪化で株価が急落。その後は1,470~1,480円での値動きとなりました。
○板は相変わらず売り優勢という感じでした。積極的な売買というよりは、地合いの動向に沿って株価が動いていたようです。
長期のトレンドは引き続き上昇基調なので、今後の株価上昇に期待したいところです。