PO[価格決定]:コーセーアールイー (3246)

  • 17年9月29日、コーセーアールイー (3246)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 17年10月10日、 公募価格が決定されました。

[コーセーアールイー]の詳細・分析

銘柄データ

発 表 日 2017年9月29日 
銘 柄 コーセーアールイー 
銘 柄 コ ー ド 3246  
上 場 先 東証2部(→10/23より東証1部へ変更) 
信 用 貸 借 区 分 信用 
業 種 不動産業  
公募・売出株数 公募:1,740,000 株  
(OA:260,000 株) 
吸収金額(発表日時点) 28.46 億 程度 
価 格 決 定 日 10月10日 
受 渡 日 10月23日 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 1,423 円 
価 格 決 定 日 終 値 1,331 円 
公 募 価 格 1,291 円 
割 引 率 –3.01 % 

信用データ

発 表 日 貸 株 残 – 株 
受 渡 日 前 日 貸 株 残 – 株 
推 定 空 売 り 数 – 株 
空 売 り / 公 募 数 – % 
発表前週信用買い残 207,600 株 
月平均出来高(発表時) 63,300 株 
信用残/月平均出来高 3.28 倍 

各種指標など

予想PER(会社予想) 10.37 倍 
実 績 P B R 2.91 倍 
R O E 28.1 % 
予 想 配 当 30 円 
配 当 利 回 り 2.32 % 
配 当 性 向 24.1 % 
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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 引受会社:SMBC日興証券、東洋証券、ふくおか証券、SBI証券
  • 事業内容:福岡市を中心としてマンションの開発・分譲事業を手がける。
  • 業績:
    ○18年1月期会社予想(数値は前期比)
    売上高:27.2%増 営業利益:53.4%増 経常利益:51.7%増 純利益:49.9%増
    2Q決算時点での進捗度は売上高が63%、利益が82~84%程度。
    ※9/8に通期業績予想の上方修正を行っています。
  • 指標:同業他社と比較して割高か。
  • 自己資本比率:27.2% (経営レバレッジ:3.68)
  • 株主優待:クオカード(1月権利。1年以上継続保有の株主が対象。額面は保有株数に応じる。)
  • 板:売り・買いともに2万9千株程度。
  • 半年間のチャート:昨年から上昇基調が継続しています。
    6月に今期の通期予想発表を受けて株価が一気に1,400円まで急騰。その後も1,200~1,400円での値動きが続いていましたが、9月の中間決算発表に向けて再度株価が上昇し、9月1日に上場来高値1,636円を記録。
    ただ、9月8日に中間決算が発表されると材料出尽くしのせいか調整局面へ。現在は1,400円台に位置しています。
  • 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
  • PO実施の目的:マンション用地の仕入資金の一部に充当。
  • コメント:○POと同時に東証1部への昇格が発表されています。
    福証→東証2部と市場変更を経て、今回東証1部へ昇格となります。
    ○不動産セクター内ではやや割高な感じですが、近年の業績の伸びはめざましく、グロース株に位置付けられると思います。ただ、資産運用型マンションの売上に占める比率が大きいので、今後の不動産市況によっては成長に影響を与える可能性もありそうです。
    ○PTSを見る限り、週明けは公募に伴う希薄化を懸念した下げとなりそうです。
    ただ、今のところ上昇基調は継続しているので、とりあえず65日線付近の1,300円が下値の目途でしょうか?65日線を突っ切るようだと、26週線の1,100円付近まで下げる可能性も出てきそうですが。
    業績が順調な事から中長期的には上昇が期待できそうな銘柄なので、値決めまでに上手く株価が調整してくれることを期待したいです。
価格決定時点
  • コメント:○発表日以降、株価が6.5%近く下げたところで値決めとなりました。
    公募価格は1,300円を切っており、直近の安値圏が1,300円付近である事を考えるとまずまずの感じではないかと思います。非貸借銘柄なので、欲をいえば4%以上のディスカウントが欲しかったところですが・・・
    ○現状では1,300円付近で留まりそうな感じにも見えますが、受渡日まで長いのがリスク要因でしょうか。期間中に地政学的リスクや政治的リスクが高まった場合は厳しい展開も考えられそうです。
    受渡日まで特段の材料がなければ、大幅な公募割れの可能性は低いと見ています。

実施結果

始 値 1,256 円 ( – 35 円 )
高 値 1,276 円 ( – 15 円 )
安 値 1,252 円 ( – 39 円 )
終 値 1,265 円 ( – 26 円 )
寄付出来高 53,700 株
寄付出来高/公募数 2.69 %
1日の出来高 194,900 株
  • コメント:○思っていた以上に買いが入らず、終日公募割れした状態でした・・・
    先週末は1,300円台を回復したのですが、公募の売りを支えきれなかった形です。
    ○今日の出来高は公募数の10%程度しかないので、こうなると当面の上値は重そうです。
    1,300円を大きく割ってしまったため、下値のメドは26週線付近の1,200円でしょうか?
    反発は一旦下げきってからという感じなんでしょうかね・・・
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