- 20年6月19日、 巴コーポレーション(1921)の立会外トレードが発表されました。
※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。 - 20年6月24日、 売出価格の決定
[巴コーポレーション]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 巴コーポレーション(1921) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 建設業 |
事 業 内 容 | 鉄構建設事業と不動産事業が主力。体育館や講堂などの大空間建築物に強み。 |
分売データ
発表日 | 2020年6月19日(お昼?) |
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分売株数 | 836,600 株 |
吸収金額(発表日時点) | 3.33 億程度 |
申込数量 | 上限 5,000 株 |
実施予定日 | 6月25日 |
実施日 | 6月25日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 398 円(前場終値) |
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実施前日終値 | 353 円 |
発表日からの騰落率 | –11.31 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.28 % |
分売価格 | 342 円 |
割引率 | –3.12 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 47,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 1.60 倍 |
分売数/月平均出来高 | 17.65 倍 |
買い板 | 3万5千株 程度 |
売り板 | 6万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→日計り売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期通期決算(数値は19年3月期比) 売上高:2.8%減 営業利益:17.9%減 経常利益:18.2%減 純利益:34.5%減 ○20年3月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 71.4 % |
会社予想PSR(今期) | 0.63 倍 |
会社予想PER(今期) | 19.34 倍 |
実績PBR | 0.44 倍 |
ROE | 2.3 % |
予想配当 | 6 円 |
配当利回り | 1.75 % |
配当性向 | 33.9 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:平均並み |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・今月3回目の立会外トレードです。
大株主には創業家の関連企業や銀行、取引先などが並んでおり、持ち合い株解消の一環による売り出しでしょうか。○業績・指標
・業績:前期は新型コロナウイルスの影響により減収、2桁減益で着地。今期はさらに影響を受けることになり、3割減収・6割減益の見通しになっています。保守的に見積もってるとは思いますが、どの辺まで回復するかはコロナウイルス次第といった感じでしょうか。・指標:同業他社と比べてPERが割高のようです。今期予想がかなり悪いことによるもので、建設業でPER20倍超えはしんどいですね。
○見通し
・需給動向:分売数は83.66万株、発行株ベースで2.05%程度。月の平均出来高は4.74万株程度で、流動性の改善は必須。期首の時点ではファンダがよくないのが悩みどころですが、低位株で損失も限定的ですし、貸借銘柄なのである程度カバーは期待できそうです。あと3日でどの程度空売りが積みあがるか、前日まで様子を見たいと思います。・株価動向:3月中旬に250円まで下落するも、その後は持ち直し、現在は300円台後半に位置しています。
チャート上では25日線に沿って上昇基調が続いています。また、中長期の平均線は380円台に集中しており、現在はちょうどそのあたりに差し掛かっている状態。ここを上抜けできれば、上昇ペースが速まりそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は11%下落。今日は前日比であまり変わらず。売出価格は25日線から10%下へ乖離し、13週線よりやや下に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は31.91万株となり、流動性は改善傾向。空売りは貸借残ベースで3割程度入っている感じでしょうか。○見通し:【朝の気配と市況次第、地合いが悪くなければ参加予定】
・株価は調整が入り、分売価格は340円付近となりました。空売りはそこそこ入っており、寄り付きで派手に割れる可能性は低いとみています。ただ、今の時点で先物が下げているのと、売出数の多い立会外トレードは寄り付きが弱いことが多いので、朝の気配を見てから最終判断したいと思います。
株価の動きとしては、先月の国際紙パの案件が参考になりそうでしょうか?出来高一巡するまでは膠着が続き、売りが一巡したところで上昇を期待したいと思います。
実施結果
始 値 | – 円 ( – 円 ) |
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高 値 | – 円 ( – 円 ) |
安 値 | – 円 ( – 円 ) |
終 値 | – 円 ( – 円 ) |
寄付出来高 | – 株 |
寄付出来高/分売数 | – % |
1日の出来高 | – 株 |
- コメント:
コメント
確かに巴コーポレーションのPERは高めですね。自己資本比率も建設業としてはかなり低く70%もありますし、PBRも0.45です。指標的にはむしろ割安だと思います。
コメントありがとうございます。PERの高さは業績予想が見直されるまでの、一時的な状態と見ています。
ただ、建設業界はコロナの影響で工期遅延のケースがあるようなので、現時点では評価が難しい感じですね。