立会外分売[価格決定]:インソース (6200)

  • 17年5月18日、 インソース  (6200)の立会外分売が発表されました。
  • 17年6月1日、分売価格が決定しました。

[インソース]の詳細・分析

分売銘柄データ

銘 柄 インソース 発表日 2017年5月18日
銘柄コード 6200 分売株数 278,000 株
上場先 東証マザーズ 吸収金額
(発表日時点)
5.27 億程度
信用貸借区分 貸借 申込数量 上限 500 株
業種 サービス業 実施予定日 6月2日~6月6日

株価・分売価格など

発表日終値 1,895 円 実施2日前
からの騰落率
-0.48 %
実施前日終値 1,999 円 分売価格 1,999 円
発表日からの
騰落率
8.58 % 割引率 -3.01 %

信用データ

発表日貸株残 42,400 株 推定空売り数 31,300 株
実施前日
貸株残
73,700 株 空売り/分売数 11.26 %

各種指標など

会社予想PER 44.95 倍 予想配当 13 円
実績PBR 13.73 倍 配当利回り 0.65 %
ROE 30.6 % 配当性向 29.2 %
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コメント

発表日時点
  • 事業内容:企業向けの研修事業が主力。(講師派遣型研修や公開講座など)
  • 業績:2017年9月期は前期比20%程度の増収増益の予想。なお、2Q終了時の進捗率は45%前後ですが、下半期の方が売上高が多くなるようです。
  • 指標:同業他社と比べて割高。
  • 株主優待:クオカード、自社サービス割引(9月権利:クオカードの額面は保有株数に応じる)
  • 出来高:5~10万株程度。決算前後は20万株越えの日も。
  • 板:売り買いともに5万株程度。
  • 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→無し
  • 分売の実施目的:東証1部への市場変更申請に伴い、流通株式比率の充足を図るため。
  • 評価:可(一定の利益が見込まれるも、相場状況によっては割れる可能性有り)
  • コメント:今年の3月に続いて、間を開けない形での分売となります。
    今週に市場変更の申請を出していますが、市場変更にあたって流通株式比率の条件をクリアするために行われるようです。(もしかしたら、もう1回分売を行う可能性も?)
    貸借銘柄なので一応利益が出ると見込んでいますが、前回は実施直前に高騰し、実施日当日はあまりさえない値動きとなりました。
    今回も指標的には割高な状態なので、あまり騰がりすぎると売りが出やすい可能性もあります。
    実施直前の値動きなども注意しておく必要がありそうです。
実施前日時点
  • 評価:可(寄り付きは割れる可能性低い見込みも、ザラ場では売りが出やすいか)
  • コメント:発表日以降、株価は8.5%騰げました。今日は終値ベースで下がる形になりましたが、場中では2,125円まで高騰する場面もありました。
    割高で前日までに高騰・・・と、売られる条件が揃ってしまった感じです。
    空売りも思ったより積み上がりませんでした。
    (最近だと分売数の2割近く売られるケースが多かったのですが)
    寄り付きで割れるところまでは行かないと見ていますが、ザラ場での値動きは注意する必要がありそうです。
    ※今日の終値・分売価格・値引率は、前回の分売時と全く同じ値でした。
    偶然なのかもしれませんが、前回に続いてつり上げが起きている事といい、何となく微妙な雰囲気がする銘柄です・・・

実施結果

始値 2,050 円
( + 51 円)
寄付出来高 109,500 株
高値 2,095 円
( + 96 円)
寄付出来高/
分売数
39.39 %
安値 2,045 円
( + 46 円)
1日の出来高 369,000 株
終値 2,083 円
( + 84 円)
  • コメント:前日より若干安い値で寄り付き、直後に2,095円まで急上昇しました。
    ただ、すぐに利益確定の売りに押されてしまい、行って来いの展開に。
    その後は売り買い交錯していましたが、前場の引け前からジリジリと買い戻される展開となり、後場は再度高値を試す場面もありました。
    結局、引けまで買い戻しは続く状態となり、昨日より1%プラスで取引を終えました。
    結果として空売りはそれほど多くなかったのですが、実需の買いが思ったより多く、予想外に強い展開となりました。
    ※蛇足ですが、今日の始値も前回の分売と同じ値になりました・・・
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