- 17年5月29日、スマートバリュー (9417)の立会外分売が発表されました。
- 17年6月2日、分売価格が決定しました。
[スマートバリュー]の詳細・分析
分売銘柄データ
銘 柄 | スマートバリュー | 発表日 | 2017年5月29日 |
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銘柄コード | 9417 | 分売株数 | 45,000 株 |
上場先 | JASDAQ スタンダード |
吸収金額 (発表日時点) |
0.89 億程度 |
信用貸借区分 | 信用 | 申込数量 | 上限 100 株 |
業種 | 情報・通信 | 実施日 | 6月5日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,980 円 | 実施2日前 からの騰落率 |
0.55 % |
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実施前日終値 | 2,007 円 | 分売価格 | 1,966 円 |
発表日からの 騰落率 |
1.33 % | 割引率 | -2.04 % |
信用データ
発表日貸株残 | – 株 | 推定空売り数 | – 株 |
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実施前日 貸株残 |
– 株 | 空売り/分売数 | – % |
各種指標など
会社予想PER | 25.16 倍 | 予想配当 | 12.5 円 |
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実績PBR | 2.32 倍 | 配当利回り | 0.64 % |
ROE | 9.2 % | 配当性向 | 16.0 % |
コメント
発表日時点
- 事業内容:クラウドソリューション事業と大阪のドコモショップ運営事業が主力。
- 業績:18年6月期は前期比4.3%の増収、営業利益が13.9%増、経常利益が5.4%増、純利益が7%増の予想。なお、3Q時点での利益進捗率は70~75%程度。
- 指標:同業他社と比較して割高。
- 自己資本比率:58.2% (経営レバレッジ:1.72)
- 株主優待:無し
- 出来高:1ヶ月平均で7千株程度。
- 板:売り・買いともに9千株程度。
- 半年間のチャート:安値圏と高値圏の中間辺り、75日移動平均線より少し下に位置。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:株式の分布状況の改善及び流動性向上のため。
- 評価:可(上にも下にも行く可能性有り)
- コメント:JASDAQ上場の銘柄ですが、今回の分売は単に大株主の売出でしょうか?
(年間の純利益が2億前後で、東証2部への変更条件も満たしていないため
→2年間の経常利益合計額が5億以上で条件をクリアするようなので、東証2部であればなんとか条件を満たすようです。
なお、東証1部への変更は株主数などが不足していて難しい状態か。)
板と出来高を見る限り流動性に欠ける状態ですが、分売数が少ないので最近の地合いから割れても限定的と見ています。
ただ、板が飛び飛びのため1ティックでのボラティリティが大きいです。
上に騰がれば好成績となる可能性がありますが、逆に下へ行けば急落する可能性もあるので、その点は注意か。
実施前日時点
- 評価:良(一定の利益は出る見込みか)
- コメント:発表日以降、株価はそれほど大きな値動きがありませんでした。
出来高はやはり多くなくディスカウントも渋いですが、1,980円~2,000円までの板が結構厚くなっており、一定の買い需要はあるものと思われます。
発表日より条件は良くなっていますし、今日のEAJもきっちり利益が出ていましたので、安心して参加できそうです。
実施結果
始値 | 2,029 円 ( + 63 円 ) |
寄付出来高 | 22,500 株 |
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高値 | 2,200 円 ( + 234 円 ) |
寄付出来高/ 分売数 |
50.00 % |
安値 | 2,018 円 ( + 52 円 ) |
1日の出来高 | 90,000 株 |
終値 | 2,154 円 ( + 188 円 ) |
- コメント:寄り付きは前日比22円高でスタート。分売数が少なかったため、やはり窓を開ける形で始まりました。
その後は売り買い交錯しながらも比較的穏やかな値動きとなり、2,040円前後で膠着する状態が後場まで続きました。
しかし、14時前になって突如急上昇が始まり、数分で150円以上値を上げ、一時2,200円の高値を付けました。すぐに利益確定の売りが入り2,100円まで下げましたが、その後も買いの勢いは強く、結局前日から150円近く騰がった状態で引けました。
寄り付きが比較的高かったのでその後は下がる展開になるのではと思いましたが、実際は全くの逆でした・・・
銘柄に対する買いなのか、分売実施で買いが集まったのか分かりませんが、後者であれば今後の分売にもいい流れとなる可能性はありそうです。