- 20年2月13日、フロンティア・マネジメント(7038)の立会外分売が発表されました。
- 20年2月27日、 分売価格の決定
[フロンティア・マネジメント]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | フロンティア・マネジメント(7038) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 経営コンサルティング事業とM&Aアドバイザリーー事業が主力。その他、企業再生の支援事業も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2020年2月13日 |
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分売株数 | 280,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 5.49 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 2月28日~3月3日 |
実施日 | 2月28日 |
分売実施の目的 | 将来的に東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しており、その形式要件の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,960 円 |
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実施前日終値 | 1,610 円 |
発表日からの騰落率 | –17.86 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–11.34 % |
分売価格 | 1,562 円 |
割引率 | –2.98 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 39,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 3.31 倍 |
分売数/月平均出来高 | 7.18 倍 |
買い板 | 2万8千株 程度 |
売り板 | 3万7千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年12月期通期決算(数値は18年3月期比) 売上高:1.7%増 営業利益:1.4%減 経常利益:0.3%増 純利益:9.1%減 ○20年12月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 66.8 % |
会社予想PSR(今期) | 1.68 倍 |
会社予想PER(今期) | 15.99 倍 |
実績PBR | 4.08 倍 |
ROE | 25.5 % |
予想配当 | 23 円 |
配当利回り | 1.17 % |
配当性向 | 23.5 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:1,000円相当のクオカード(12月権利)
- コメント
○銘柄・分売について
・18年9月にマザーズへ上場しています。
昨年6月の時点で株主数が810名となっており、市場変更にあたっては株主数を大きく増やす必要があります。昨年11月に株主優待も導入しており、今回の分売で要件をクリアできれば1部昇格への道が開けそうです。○業績・指標
・業績:前期はM&A支援が不調となり、横ばいで着地。今期は2桁増収増益を見込んでいます。ただ市場予想を下回る見通しとなっており、評価は分かれそうです。・指標:同業他社と比べてPERは割安、PBRは割高のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は28万株、発行株ベースで4.91%と多め。月の平均出来高は3.9万株と、やや心許ない状態。年初から上昇が続いていたこともあり、分売実施までに株価の調整と流動性の改善が必要そうです。・株価動向:昨年12月までは1,200~1,400円の間で推移するも、年が明けると株価が急騰。現在は1,900円台後半に位置しています。
直近は25日線が支持線となっていますが、現在は15%上に乖離していて手を出しづらい状態。1,700円付近まで調整して欲しいところですが・・・
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は17.86%下落。今日は前日比11.34%下落。分売価格は25日線より11%下に乖離し、13週線付近に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は16.11万株。流動性は改善しているものの・・・この地合いで買いが入るかは微妙ですね。○見通し:【朝の気配と市況次第、地合いが好転しなければ見送り】
・発表後の株価は大きく調整し、分売価格は1,500円台半ばまで下がってきました。PERも15倍台まで低下し、通常なら手を出しても良さそうな水準なのですが・・・マザーズの市況が最悪の状態となっており、指数は一昨年のクリスマスショック以来となる安値圏に沈んでいます。
朝の気配もさることながら、地合いが好転しないと新興市場に買いが入るのを期待するのは難しそう。何かしら好材料が出れば別ですが、現状の地合いが続くなら見送りとなりそうです。
実施結果
始 値 | 1,600 円 ( + 38 円 ) |
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高 値 | 1,600 円 ( + 38 円 ) |
安 値 | 1,524 円 ( – 28 円 ) |
終 値 | 1,557 円 ( – 5 円 ) |
寄付出来高 | 60,900 株 |
寄付出来高/分売数 | 21.75 % |
1日の出来高 | 146,000 株 |
- コメント
○分売数28万株に対し、約定数8.91万株と3分の1しか取引が成立しませんでした。そのせいで高く寄り付きましたが、その後は地合い悪化で上値の重い展開でした。ただ、10%以上下げたマザーズ銘柄がゴロゴロしていたのを考えると、思ったほどは下げなかった印象です。