- 19年12月10日、フクビ化学工業(7871)の立会外分売が発表されました。
- 19年12月16日、 分売価格の決定
[フクビ化学工業]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | フクビ化学工業(7871) |
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上場先 | 東証2部・名証2部 |
信用貸借区分 | 信用(東証2部)・貸借(名証2部) |
業種 | 化学 |
事 業 内 容 | 建築資材向け・産業資材向け合成樹脂製品の製造が主力。 |
分売データ
発表日 | 2019年12月10日 |
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分売株数 | 110,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.63 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 12月17日~12月20日 |
実施日 | 12月17日 |
分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり会社として検討した結果、立会外分売により当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることが適切と考えたため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 576 円 |
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実施前日終値 | 562 円 |
発表日からの騰落率 | –2.43 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–0.53 % |
分売価格 | 548 円 |
割引率 | –2.49 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 6,400 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 31.03 倍 |
分売数/月平均出来高 | 17.19 倍 |
買い板 | 1万3千株 程度 |
売り板 | 2万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:2.4%増 営業利益:3.8%減 経常利益:3.9%減 純利益:4.0%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が49%、利益が33~35%程度。 |
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自己資本比率 | 61.9 % |
会社予想PSR(今期) | 0.27 倍 |
会社予想PER(今期) | 8.09 倍 |
実績PBR | 0.37 倍 |
ROE | 4.6 % |
予想配当 | 17.5 円 |
配当利回り | 3.19 % |
配当性向 | 25.8 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:かなり割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・今年3月以来、およそ9カ月ぶりの分売となります。
株主数は今年3月の時点で2,080名となっており、1部昇格の要件まであと一息といったところ。今年だけで2回分売やっている所を見ると、将来的には1部昇格の意図もありそうでしょうか?○業績・指標
・業績:前期は2桁増益でしたが、今期は車載用の需要減や物流費高騰が影響して減益の見通し。2Q決算は大幅減益となっており、利益進捗率も前期より悪化しています。現状だと、業績の下ぶれリスクがありそうです。・指標:同業他社と比較して割安です。バリュー株の位置づけですが、東2の化学メーカーということで放置されている印象。1部昇格の機運が出てくれば一定の買いを見込めそうですが・・・
○見通し
・需給動向:分売数は11万株、発行株ベースでは0.53%と少なめ。ただ、月の平均出来高が6千株と、前回より若干改善するも引き続き過疎株の状態。信用買い残は相変わらず多いです。条件としては前回と似たような感じで、良くて微益といったところでしょうか。地合いが悪いようだと割れるリスクもありそうです。・株価動向:7月ぐらいまでは575円前後で推移するも、8月に下方修正が発表されてしまい、9月には498円まで下落。その後は持ち直し、現在は再び575円前後に位置。
長らく下落基調が続いていましたが、直近は中長期の平均線を上抜けしており、チャートの形状が改善しつつあります。550円付近に平均線が集まっており、この辺まで調整すれば短期的な反発も期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.4%下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は25日線より4%下に、13週線・26週線付近に位置。○信用・需給状況:前日の出来高は2.5万株となり、流動性は改善しています。朝の気配次第では何とかなるかも?
○見通し:【朝の気配次第、買いが少なければ見送り】
・株価はあまり調整が入りませんでした。分売価格は今日の安値に近い水準に。流動性も改善しており、朝の買い需要が多ければ何とかなりそうな気もしますが・・・やはり微益にとどまる印象も拭えず、参加は朝の気配を見てからの判断とします。・13週線・26週線が550円付近を通過しており、節目としてある程度意識されそうです。分売価格を維持できれば問題無さそうですが、明確に割れるようだとしんどいかも。
実施結果
始 値 | 557 円 ( + 9 円 ) |
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高 値 | 557 円 ( + 9 円 ) |
安 値 | 550 円 ( + 2 円 ) |
終 値 | 550 円 ( + 2 円 ) |
寄付出来高 | 37,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 33.73 % |
1日の出来高 | 86,100 株 |
- コメント
○前日比5円安で寄り付き、前場は555円前後で推移するも、後場に入るとじり安の展開になりました。結局550円で引けています。○意外に買い需要が多かったようで、寄り付きは思ったより高かったですね。その後は徐々に値を下げましたが、550円台は維持しています。この付近を維持できるかどうかが当面のポイントになりそうです。