- 19年3月20日、テモナ(3985)の立会外分売が発表されました。
- 19年4月4日、 分売価格が決定されました。
[テモナ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | テモナ(3985) |
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上場先 | 東証マザーズ(4/12より東証1部へ市場変更) |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | 定期購入向けの通販システム「たまごリピート」を提供。健康食品・化粧品企業などが主な顧客。その他、マーケティングツール「ヒキアゲール」も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年3月20日 |
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分売株数 | 260,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.51 億程度 |
申込数量 | 上限 400 株 |
実施予定日 | 4月5日~4月11日 |
実施日 | 4月5日 |
分売実施の目的 | 2019年4月12日をもって、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部へ市場変更。今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件を充足することを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 580 円 |
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実施前日終値 | 601 円 |
発表日からの騰落率 | +3.62 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–3.69 % |
分売価格 | 589 円 |
割引率 | –2.00 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 67,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 4.96 倍 |
分売数/月平均出来高 | 3.87 倍 |
買い板 | 6万7千株 程度 |
売り板 | 6万7千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年9月期会社予想(数値は前期比) 売上高:36.5%増 営業利益:5.4%増 経常利益:6.5%増 純利益:0.2%減 1Q決算時点での進捗度は売上高が20%、利益が18~20%程度。 (1Qは減益、利益進捗率は前期より悪化。) |
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自己資本比率 | 71.0 % (経営レバレッジ:1.41 ) |
会社予想PSR(今期) | 3.76 倍 |
会社予想PER(今期) | 30.05 倍 |
実績PBR | 4.72 倍 |
ROE | 15.7 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:500円相当のクオカード(9月権利)
- コメント
○銘柄・分売について
前回は昨年5月に分売を行っており、およそ10ヶ月ぶりの分売となります。
17年4月にマザーズへ上場し、およそ2年を経て1部昇格となりました。市場変更にあたっては株主数の要件が不足しているようで、今回の分売で要件をクリアするものと思われます。○業績・指標
・業績:利益の伸び具合は前期からやや鈍っています。今期は大幅増収も、費用先行の影響で利益は微増か横ばいにとどまる見込み。・指標:同業他社と比較してPERは割安、PBRは割高のようです。成長性が鈍ったため、バリュエーションの修正が入ったものと思われます。
○見通し
・需給動向:分売数は26万株、発行株ベースで2.39%。月の平均出来高は6.7万株程度あり、何とか捌ける感じでしょうか?ただ、1部昇格を受けて休み明けは株価が急騰しそうです。ファンダも前回より良くなく、成長性への期待がしぼんでいる状況。分売実施までに調整を経ないと厳しいかもしれません。・株価動向:昨年8月に1,355円の高値を付けた後は下落基調に転換。11月の通期予想発表を受けて株価は下落を強め、先月には500円の上場来安値を記録。そこからやや持ち直して現在は600前後に位置しています。株価は13週線が上値抵抗線となっていましたが、1部昇格を受けて一旦は上抜けしそう。ただ、ファンダが良くないのは変わらないため、上昇は長続きしないと見ますが・・・
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は3.6%上昇。今日は前日比3.7%下落。分売価格は25日線よりやや上に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は22.31万株。流動性も改善していますし、今日は下がってるのでハイカラもそれなりに入っていそうです。○見通し:発表後に株価は675円まで上昇しましたが、今日の時点では600円付近まで下げています。分売価格は25日線(581円)付近に位置しているのと、直近は600円前後で下げ渋っていることから、寄り付きで分売価格を大きく割れる可能性は低いと見ています。ハイカラも在庫は多かったようなので、買い戻し次第ではそこそこの利益も期待できそうでしょうか?
ファンダがあまり良くないので中長期のトレンドは下落傾向ですが、短期のトレンドは持ち直しつつあります。25日線を割らなければ心配なさそうですが、下抜けするようだと注意が必要かもしれません。
実施結果
始 値 | 615 円 ( + 26 円 ) |
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高 値 | 616 円 ( + 27 円 ) |
安 値 | 594 円 ( + 5 円 ) |
終 値 | 604 円 ( + 15 円 ) |
寄付出来高 | 147,400 株 |
寄付出来高/分売数 | 56.69 % |
1日の出来高 | 413,100 株 |
- コメント
○寄り付きは特買い気配となり、前日比14円高で取引開始。直後から売りに押されて594円まで下落するも、その後は買い戻される展開に。13時頃には始値付近まで戻す場面もありました。結局604円で引けています。○やはりハイカラは多く入っていたようで、実需買いも合わさって高く寄りました。ただ、寄った後は買いの勢いが続かず・・・616円までは戻しましたが、上値更新とまでは行きませんでした。当面は25日線で持ちこたえられるかがポイントになりそうです。