- 19年3月19日、オリバー(7959)の立会外分売が発表されました。
- 19年4月3日、 分売価格が決定されました。
[オリバー]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | オリバー(7959) |
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上場先 | 名証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | その他製品 |
事 業 内 容 | 業務用家具の製造販売が主力。子会社でCATV事業も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年3月19日 |
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分売株数 | 36,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.72 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 4月4日~4月9日 |
実施日 | 4月4日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所本則市場(市場第一部又は市場第二部)への新規上場申請を行っており、東証市場第一部への新規上場における形式要件である株主数の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,988 円 |
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実施前日終値 | 2,113 円 |
発表日からの騰落率 | +10.16 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.18 % |
分売価格 | 2,113 円 |
割引率 | –3.52 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 3,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 0.78 倍 |
分売数/月平均出来高 | 11.25 倍 |
買い板 | 1万6千株 程度 |
売り板 | 6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年10月期会社予想(数値は前期比) 売上高:2.5%減 営業利益:23.3%減 経常利益:21.7%減 純利益:1.5%減 1Q決算時点での進捗度は売上高が21%、利益が11~14%程度。 (1Qは大幅減益、利益進捗率も前期より悪化。 3/4に通期予想の下方修正と増配方針を発表済み。) |
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自己資本比率 | 66.4 % (経営レバレッジ:1.51 ) |
会社予想PSR(今期) | 1.03 倍 |
会社予想PER(今期) | 13.90 倍 |
実績PBR | 0.82 倍 |
ROE | 5.9 % |
予想配当 | 46 円 |
配当利回り | 2.18 % |
配当性向 | 30.3 % |
同業他社との比較 | PER:平均並み PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:1,500円相当のジェフグルメカード
(4月20日、10月20日権利:2年以上保有の場合は3,000円相当に増額)
- コメント
○銘柄・分売について
昨年12月以来、およそ3ヶ月ぶりの分売となります。昨年6月にも分売を行っています。今回は市場変更申請中であることが明記されました。時価総額は250億を超えており、不足しているのは株主数の要件のみとなっています。今回の分売で要件をクリアできれば、東証1部へ市場変更できそうです。○業績・指標
・業績:3/4に下方修正を発表し、今期は増益予想から減収減益の見通しに下ぶれしました。ただ配当性向を30%に引き上げる方針も発表され、今期は増配の見通しとなっています。・指標:同業他社と比較してPERは平均並み、PBRは割高のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は3.6万株、発行株ベースで0.28%と少なめ。月の平均出来高は3千株と流動性に乏しい状態。前回は14万株の分売でしたが、売れ残りが出て実質6万株の分売で割れてしまいました。今回は分売数が少ないですが、前回までの結果を踏まえると見送る可能性もありそうです。・株価動向:昨年12月までは1,900円台を維持していましたが、前回の分売後に需給が崩れてしまい、一時1,350円まで下落。ただ、年明け以降は持ち直しており、現在は2,000円付近まで戻しています。市場変更の見通しを受けて株価が上昇する可能性もあり、実施までの株価動向に注意する必要がありそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は10%上昇。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は発表日終値より高く、25日線より4%程度上に乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は6,600株。流動性はやや改善しましたが、板が相変わらず薄いです。売りを支えきれるかは微妙なところ。○見通し:分売発表後に株価は急騰し、年初来の高値圏に位置。株価に過熱感が見られ、この水準で手を出すのは厳しそうです。分売数は少ないですが、前回の結果を踏まえると利益を期待しづらいかもしれません。ファンダも良くなく、リスクを取ってまで買う必要もないかなと・・・一応朝の気配を見ますが、買いが相当多くなければ見送りとします。
今日の終値ベースだと、25日線から8%上に乖離しています。優待買いや昇格を期待した買いも入りそうですが、権利落ち以降は調整しても不思議じゃ無さそうです。
実施結果
始 値 | 2,160 円 ( + 47 円 ) |
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高 値 | 2,174 円 ( + 61 円 ) |
安 値 | 2,154 円 ( + 41 円 ) |
終 値 | 2,168 円 ( + 55 円 ) |
寄付出来高 | 16,700 株 |
寄付出来高/分売数 | 46.39 % |
1日の出来高 | 32,700 株 |
- コメント
○前日比30円安で寄り付き、その後は上下20円の狭いレンジで動く展開が続きました。結局2,168円で引けています。○分売価格前後で寄り付くと見ていたのですが、買い需要は結構多かったようで、意外に高く寄りました。1部昇格の可能性に加えて、株主優待の拡充で今月が権利月となったため、堅調な値動きとなったようです。権利付き最終日の4月16日までは底堅い展開を期待できそうでしょうか。