- 19年4月1日、 グローバル・ワン不動産投資法人(8958)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 19年4月9日、 公募価格が決定されました。
[グローバル・ワン不動産投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | グローバル・ワン不動産投資法人(8958) |
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スポンサー | 明治安田生命、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、近鉄グループ |
投資先 | 3大都市圏にある「駅近・築浅・大型」のオフィスビルへ主に投資。 |
上 場 先 | 東証不動産 |
信 用 貸 借 区 分 | 信用 |
業 種 | REIT |
銘柄データ
発 表 日 | 2019年4月1日 |
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公募・売出株数 | 公募:72,500 口 (OA:3,700 口) |
吸収金額(発表日時点) | 97.84 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 4月9日~4月15日 |
受 渡 日 | 4月17日~4月23日 |
PO実施の目的 | 特定資産(ヒューリック豊洲プライムスクエア)の取得資金の一部に充当する予定。 |
引受会社(主幹事) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(52,200口) 野村證券(9,425口) 大和証券(5,800口) |
引受会社(幹事) | SMBC日興証券(5,075口) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 128,400 円 |
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仮 条 件 | – 2.5 % ~ – 5.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 124,800 円 |
公 募 価 格 | 121,680 円 |
割 引 率 | –2.50 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 2,600 株 |
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信用残/月平均出来高 | 0.09 株 |
公募数/月平均出来高 | 29.12 倍 |
買い板 | 960 株程度 |
売り板 | 1,460 株程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建あり SBI証券→日計り売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
1口あたりNAV | 129,151 円 |
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N A V 倍 率 | 0.94 倍 |
N O I 利 回 り | 4.00 % |
L T V | 46.77 % |
決 算 月 | 3月、9月 |
格 付 け | AA- (JCR) |
予 想 分 配 金(年 間) | 4,659 円 |
分 配 金 利 回 り | 3.83 % |
他REITとの比較 | NAV倍率:中位 NOI利回り:下位 LTV:下位 分配金利回り:下位 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄
17年4月以来、およそ2年ぶりのPOとなります。
上場は2003年と比較的古いのですが・・・物件の増減が少なく、増資も今回でようやく3回目となるようです。○指標
指標はあまりパッとしません。特にNOI利回りは4%しかなく、全リートの中でも最下位クラス・・・分配金利回りも3%台後半に留まっています。大手スポンサー系で格付けはAA-を取得済みですが、大手オフィス系に限っても収益性・成長性を上回るリートは他にあり、この銘柄にこだわる必要も無いかと思います。○見通し
需給動向:希薄化比率は8.6%程度、規模は前回の半分程度で小さめです。非貸借銘柄ですが、前回は期間中の地合いが良かったこともあり好成績でした。久々のリートPO案件なので参加目線で行きたいところですが、株価は4年ぶりの高値圏に位置しています。値決めまでに調整しないと、分が悪くなるかもしれません。株価動向:株価は昨年から上昇基調が続いており、先週は4年ぶりに高値を更新しました。ただ、配当落ちの影響もあるのか今日はかなり下落しました。おおむね26週線が支持線となっており、公募価格が26週線付近の12万円辺りで決まればリスクも限定的でしょうか。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.8%下落。公募価格は25日線より2%下に乖離し、26日線よりやや上に位置。
○信用状況:空売りはPO総数の2割近く入っているようです。非貸借銘柄ですが、一般信用の売りが入っているものと思われます。○見通し:株価は13週線付近まで下落し、うまい具合に調整が入った感じです。ここ1年で株価が26日線を下回ったのは数回程度しか無く、一般信用の方で売りもそこそこ入っています。地合いが大崩れしない限り、派手な公募割れの可能性は低いでしょうか。
期間中はREIT指数が調整基調となり、現在は25日線付近に位置。指数がこの付近で踏み止まれば問題無さそうですが、崩れるようだとグローバルワンにも影響があるかもしれません。
実施結果
始 値 | 124,000 円 ( 2,320 円 ) |
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高 値 | 125,400 円 ( 3,720 円 ) |
安 値 | 123,900 円 ( 2,220 円 ) |
終 値 | 124,800 円 ( 3,120 円 ) |
寄付出来高 | 9,590 株 |
寄付出来高/公募数 | 12.59 % |
1日の出来高 | 20,702 株 |
- コメント
○前日比300円安で寄り付き、直後に12.54万まで上昇。その後は12.45万前後で膠着した展開となりました。結局12.48万円で引けています。○期間中は堅調な展開だったことに加え、空売りのカバーもあって受渡日は公募価格から2%程度プラスで迎えました。ただ、公募の影響が抜けるまでは上値が重くなりそう。現在の水準を維持できるかが当面のポイントでしょうか。