- 19年2月26日、ADEKA(4401)の立会外トレードが発表されました。
※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。 - 19年3月4日、 売出価格が決定されました。
[ADEKA]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ADEKA(4401) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 化学 |
事 業 内 容 | 化学品製造事業と食品製造事業が主力。 主要商品 化学品:樹脂添加剤、界面活性剤などの機能化学品。 食品:マーガリンやショートニングなどの加工油脂類。 |
分売データ
発表日 | 2019年2月26日 |
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分売株数 | 400,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 6.80 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 3月5日 |
実施日 | 3月5日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,701 円 |
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実施前日終値 | 1,638 円 |
発表日からの騰落率 | –3.70 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–0.18 % |
分売価格 | 1,605 円 |
割引率 | –2.01 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 183,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 0.18 倍 |
分売数/月平均出来高 | 2.19 倍 |
買い板 | 6万9千株 程度 |
売り板 | 8万3千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:24.4%増 営業利益:19.5%増 経常利益:16.4%増 純利益:6.9%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が67%、利益が63~69%程度。 (3Qは減益、進捗率は前期3Qの時点に比べて悪化。) |
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自己資本比率 | 50.4 % (経営レバレッジ:1.99 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.56 倍 |
会社予想PER(今期) | 10.06 倍 |
実績PBR | 0.83 倍 |
ROE | 8.2 % |
予想配当 | 45 円 |
配当利回り | 2.80 % |
配当性向 | 28.2 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
今月4件目の立会外トレードの発表です。
ADEKAは古河グループに属する大手化学品メーカーです。昨年には農薬メーカーの日本農薬を子会社化し、事業規模を拡大しています。
今回は40万株と比較的規模の大きな売出となります。○業績・指標
業績:近年の業績は緩やかながらも伸びています。今期は5期連続で増収増益の見通し。配当も増配を続けています。ただ3Qは原材料高が響いて増収減益となってしまい、進捗率も前期と比べて悪いです。通期予想は修正してないため、下ぶれリスクはあるかもしれません。指標:同業他社と比較して割安です。増配バリュー株として一定の評価は得られそうですが・・・株価はいまいち伸びてない印象ですね。
○見通し
・需給動向:分売数は40万株と多いですが、発行株ベースでは0.39%と少ないです。月の平均出来高も18万株ありますし、貸借銘柄なので流動性の改善は見込めそう。売出の消化には問題ないと見ています。利幅は空売りの入り具合によるでしょうか。・株価動向:昨年5月に2,115円の高値を付けた後は上下を繰り返しながら徐々に下値を切り下げる展開に。昨年末には1,422円まで下落。年明け以降は若干戻して1,600円台後半に位置しています。年末の急落を除くと、昨年11月以降は1,600~1,800円のレンジで動いているようです。売出価格が1,600円を切るようなら、短期的な反発を見込めそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は3.7%下落。今日は前日比であまり変わらず。売出価格は支持線(1,600円付近)に近い水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は24.44万株。流動性は改善し、空売りもそこそこ入っているようです。○見通し:株価は多少の調整に留まるも、出来高は増加傾向で空売りもある程度積み上がっています。年明け以降1,600円を割ったのは大発会の1日しか無く、売出価格を大きく割れる可能性は低そうです。ただ、売出数が多く値引きも渋いのは懸念材料。損益は地合いも絡んできそうなので、申し込みは海外市場の動向を見た上で決めます。
年明け以降の株価は、1,630円付近まで下落すると買い戻されています。現在はその水準まで下げており、明日以降の買い戻しを期待したいところです。
実施結果
始 値 | 1,612 円 ( + 7 円 ) |
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高 値 | 1,627 円 ( + 21 円 ) |
安 値 | 1,606 円 ( + 1 円 ) |
終 値 | 1,627 円 ( + 21 円 ) |
寄付出来高 | 142,500 株 |
寄付出来高/分売数 | 35.63 % |
1日の出来高 | 470,900 株 |
- コメント
○前日比26円安で寄り付き、一旦1,627円まで買い戻されるもその後は失速。前場の引け間際には1,609円まで下げました。ただ後場に入ると再び買い戻される展開となり、1,620円台を回復しました。結局1,627円の高値引けで取引を終えています。○売出数が多かったせいか、前場は冴えない展開でした。ただ出来高が一回転しそうな辺りから分売の影響が抜け、後場は順調に買い戻されました。分売価格付近で底打ちしており、やはり1,600円前後では下値が固いようです。