- 19年2月22日、上新電機(8173)の立会外トレードが発表されました。
※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。
- 19年2月27日、 分売価格が決定されました。
[上新電機]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 上新電機(8173) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 小売業 |
事 業 内 容 | 「Joshin」ブランドで家電量販店を展開。店舗は関西中心だが、東海・北陸地方にも集中的に出店。 売上高は業界7位。 |
分売データ
発表日 | 2019年2月22日 |
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分売株数 | 150,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 3.47 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 2月28日 |
実施日 | 2月28日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,314 円 |
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実施前日終値 | 2,276 円 |
発表日からの騰落率 | –1.64 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.40 % |
分売価格 | 2,207 円 |
割引率 | –3.03 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 18,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 1.32 倍 |
分売数/月平均出来高 | 8.15 倍 |
買い板 | 1万7千株 程度 |
売り板 | 1万8千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→15日売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:1.6%増 営業利益:8.5%増 経常利益:8.7%増 純利益:6.6%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が75%、利益が81~91%程度。 |
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自己資本比率 | 39.6 % (経営レバレッジ:2.52 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.16 倍 |
会社予想PER(今期) | 9.87 倍 |
実績PBR | 0.69 倍 |
ROE | 7.0 % |
予想配当 | 42 円 |
配当利回り | 1.90 % |
配当性向 | 18.8 % |
同業他社との比較 | PER:平均並み PBR:平均並み |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待
・買物優待券(3月権利:金額は保有株数に応じる。100株保有だと200円×10枚)
・5,000円相当の買物優待券(9月権利:1株以上保有で対象。200円×25枚)
- コメント
○銘柄・分売について
昨日のDelta-Fly Pharmaに続いて立会外トレードの案件が発表されました。
上新電機は家電量販店の大手です。全国出店しているわけではなく、関西や北陸を中心に店舗を展開しています。関東以北の方だと、通販以外では馴染みが薄いかもしれません。○業績・指標
業績:近年の業績は売上高が横ばい、利益は漸増といった感じです。今期は2期連続で増収増益の見通し。指標:PER・PBRともに低いですが、同業他社もヤマダ電機を除いて似たような水準。他社と比べて特段割安という感じではないようです。(ヤマダ電機は業績が悪化したので、PER38倍前後になっています・・・)
○見通し
・需給動向:分売数は15万株、発行株ベースで0.52%と少ないですが、月の平均出来高は1.8万株程度とやや流動性に欠けます。3Q決算後も無風という感じでした。貸借銘柄ということで、流動性の改善に期待したいと思います。・株価動向:昨年5月に4,580円の高値を付けた後は下落基調が継続中。昨年末には2,173円まで下落し、高値の半値以下に・・・年明け以降は若干戻して2,300円台に位置しています。家電量販の銘柄はどれも不調なのですが、下げっぷりは上新電機が一番酷いですね。ただ、ここ2年のチャートでは2,100円台後半が底値となっています。年明け以降も2,250円付近で下げ渋っており、この辺まで調整すればリスクも限定的と見ています。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は1.6%下落。今日は前日比であまり変わらず。売出価格は支持線(2,200円付近)に近い水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は7.6万株。流動性は改善しており、空売りも多少入っているようです。○見通し:株価はあまり調整しませんでしたが、出来高は増加傾向で、空売りもある程度積み上がったようです。年明け以降2,200円を割ったのは数えるほどしか無く、売出価格を割れる可能性は低そう。地合い次第では一定の利益を期待できそうでしょうか。
株価は上記の通り、2,200円付近まで下落すると買い戻されています。また、ここ2年のチャートで見ると権利月の3月、9月は下旬に掛けて上昇する傾向を見せています。来月までは上昇を期待できそうでしょうか。
実施結果
始 値 | 2,215 円 ( + 8 円 ) |
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高 値 | 2,237 円 ( + 40 円 ) |
安 値 | 2,203 円 ( – 4 円 ) |
終 値 | 2,225 円 ( + 18 円 ) |
寄付出来高 | 59,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 39.33 % |
1日の出来高 | 171,500 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比61円安で取引開始。直後に2,203円まで下げた後は買い戻される展開に。後場は上下16円の狭いレンジで膠着する状態が続きました。結局2,225円で引けています。○即売りが多すぎたのか、思ったより低く寄りましたね。分売価格を割れたのは寄った直後だけでしたが、地合いが良くなかったせいもあり買い戻しも緩やかな感じでした。