- 19年2月21日、 Delta-Fly Pharma(4598)の立会外トレードが発表されました。
※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。 - 19年2月26日、 売出価格が決定されました。
[Delta-Fly Pharma]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | Delta-Fly Pharma(4598) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 医薬品 |
事 業 内 容 | 「モジュール創薬」というコンセプトで、既存の抗がん剤や抗がん活性物質を応用し、効果と安全性のバランスとともに経済性にも優れた新薬の開発を進めている。 |
分売データ
発表日 | 2019年2月21日 |
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分売株数 | 50,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.45 億程度 |
申込数量 | 上限 500 株 |
実施予定日 | 2月27日 |
実施日 | 2月27日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,899 円 |
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実施前日終値 | 2,757 円 |
発表日からの騰落率 | –4.90 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–8.10 % |
分売価格 | 2,674 円 |
割引率 | –3.01 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 11,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 3.23 倍 |
分売数/月平均出来高 | 4.27 倍 |
買い板 | 1万株 程度 |
売り板 | 9千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:33.3%増 営業利益:赤字拡大 経常利益:赤字拡大 純利益:赤字拡大 3Q決算時点での進捗度は売上高が0%。 |
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自己資本比率 | 98.7 % (経営レバレッジ:1.01 ) |
会社予想PSR(今期) | 58.42 倍 |
会社予想PER(今期) | –15.77 倍 |
実績PBR | 3.18 倍 |
ROE | –20.2 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:ー PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
今週の前澤化成工業に続き、立会外トレードが発表されています。
Delta-Fly Pharmaは抗ガン剤の開発を主軸とするバイオベンチャー企業で、昨年10月にマザーズへ上場しています。自社では研究所や製造施設を保有せず、研究開発のマネジメント機能に特化。実際の開発・製造は外部企業に委託する体制のようです。
大株主にはヤクルト本社やベンチャーキャピタル、共同開発を行っている三洋化成工業が並んでいます。 ○業績・指標
業績:バイオベンチャーなので赤字です。治験費用が増加し、今期は赤字が拡大する見込み。4Qで開発の進捗状況に応じた報奨金が入るようですが、焼け石に水の状態ですね。指標:バイオ他社に比べるとPBRは割安のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は5万株、発行株ベースで1.14%と少ないですが、月の平均出来高は1万株程度しかありません。先週は1,400株しか出来高がない日もあり、流動性に難があります。ただアンジェスの新薬承認のニュースを受けて、今日はバイオセクターが活況となりました。来週以降もこの流れが続くようなら、捌くのに支障は無くなりそうです。・株価動向:上場翌日に5,380円の高値を付けた後は下落基調となり、年末に半値以下の2,480円まで下落。直近は2,500~3,000円のレンジ相場となっており、現在は2,900円前後に位置。サンバイオの治験失敗で一時期はセクターごと売られていましたが、アンジェスのニュースを受けて、バイオに資金が戻りつつあります。この波に乗って、3,000円を上抜けできるかどうかがポイントになりそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は4.1%下落。今日は前日比8%も下落。売出価格は25日線より3%程度下へ乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は5万株。流動性は改善しており、今日の下げ具合を見ると空売りもそこそこ入っていそうでしょうか?○見通し:今日だけで前日比8%も下落してしまい、結果的に株価の調整が進んだ形に。バイオ銘柄でボラも大きくリスクは高い案件ですが、売出数が少なく、流動性も改善しています。寄り付きで大やけどする可能性は低いと見ています。ただ、この手の銘柄は地合いが悪化すると真っ先に売られる印象。海外市場の行方次第では見送りとなる可能性も。なお、出来高が増えるとボラも増大する傾向のため、ザラ場の値動きには注意が必要です。
直近の株価は3,000円で何度も跳ね返されています。この状態が続くと売りが増えかねないので、早く上抜けして欲しいところですが・・・
実施結果
始 値 | 2,679 円 ( + 5 円 ) |
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高 値 | 2,770 円 ( + 96 円 ) |
安 値 | 2,640 円 ( – 34 円 ) |
終 値 | 2,739 円 ( + 65 円 ) |
寄付出来高 | 17,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 34.00 % |
1日の出来高 | 73,200 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比78円安で取引開始。直後に2,640円まで下げますが、その後は買い戻されていき、2,700円台を回復しました。結局2,739円で引けています。○寄り付き直後は売出価格を割れましたが、その後は堅調な展開となりました。今日はバイオセクターに資金が向かっていたのも追い風だったと思われます。