- 19年2月14日、システムインテグレータ(3826)の立会外分売が発表されました。
- 19年2月20日、 分売価格が決定されました。
[システムインテグレータ]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | システムインテグレータ(3826) |
|---|---|
| 上場先 | 東証1部 |
| 信用貸借区分 | 貸借 |
| 業種 | 情報・通信 |
| 事 業 内 容 | ERPやWEB関連などのソフト開発が主力。付随して保守サービスも行う。 主力商品はERP、ECサイト構築ツールなど。 |
分売データ
| 発表日 | 2019年2月14日 |
|---|---|
| 分売株数 | 500,000 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 4.07 億程度 |
| 申込数量 | 上限 10,000 株 |
| 実施予定日 | 2月21日～2月26日 |
| 実施日 | 2月21日 |
| 分売実施の目的 | 株式の流動性向上及び分布状況の改善を図るため。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 813 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 688 円 |
| 発表日からの騰落率 | –15.38 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
–2.82 ％ |
| 分売価格 | 668 円 |
| 割引率 | –2.91 ％ |
信用データ
| 空売り/分売数 | 13.32 ％ |
|---|---|
| 月平均出来高(発表時) | 148,000 株 程度 |
| 信用残/月平均出来高 | 2.14 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 3.37 倍 |
| 買い板 | 6万9千株 程度 |
| 売り板 | 6万株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→HYPER空売り有り |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○19年2月期会社予想(数値は前期比) 売上高：6.2％増 営業利益：1.0％増 経常利益：1.3％増 純利益：48.9％増 3Q決算時点での進捗度は売上高が73％、利益が74～88％程度。 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 71.8 ％ (経営レバレッジ：1.39 ) |
| 会社予想PSR(今期) | 1.85 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 14.37 倍 |
| 実績PBR | 3.86 倍 |
| ROE | 26.9 ％ |
| 予想配当 | 14 円 |
| 配当利回り | 2.10 ％ |
| 配当性向 | 30.1 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：平均並み(2/14)→割安か(2/20) PBR：割高か |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待
新潟県産コシヒカリ(8月権利。200株以上保有、6ヶ月以上保有の株主が対象。
キロ数は保有株数に応じる)
- コメント
○銘柄・分売について
前回は13年11月に分売を行っており、およそ5年3ヶ月ぶりの分売となります。
50万株以上保有の大株主は創業者一族と専務さんの計3名しかおらず、今回は3名のどなたかによる売り出しとなるようです。○業績・指標
業績：近年の業績はややバラツキがある傾向ですが、今期は2期連続で増収増益の見通し。指標：同業他社と比較してPERは平均並み、PBRは割高のようです。
○見通し
・需給動向：分売数は50万株、発行株ベースで4.61％と多め。月の平均出来高は14.84万株となっており、流動性はもう少し欲しいところでしょうか？分売数が多いので微益となる可能性はありますが・・・PERは割高でもないので、大崩れする可能性は低いと見ています。貸借銘柄なので、信用売りによる調整と流動性のさらなる改善に期待したいと思います。・株価動向：昨年10月に1,390円まで上昇した後は調整が続き、先月下旬に700円まで下落。そこからやや持ち直し、現在は800円台に位置しています。
直近のチャートは25日線が上向きに転換しています。また52週線が支持線となっており、現在は700円付近を通過。実施までにこの辺まで調整すると、短期的なリバウンドを期待できそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向：発表日以降、株価は15.3％下落。今日は前日比2.8％下落。分売価格は700円を切り、年初来安値を下回る水準。25日線からは下方向へ10％程度乖離。
○信用・需給状況：前日の出来高は33.19万株。流動性は改善していますが、空売りは思ったほど入ってないようです。。○見通し：発表日から15％も下落しましたが、すんなり初日実施となりました。分売価格は668円となり、年初来安値を大きく下回っています。700円前後で下げ渋っていることを考えると、分売価格を大きく割れる可能性は低そうでしょうか？ただ空売りがあまり入ってなかったので、寄り付きの成績は朝の買い需要次第となりそうです。参加は明日朝の気配次第とし、買いが少なければ見送りとします。
株価は700円を切り、52週線を若干下回っている状態。寄り付きさえ耐えられれば、買い戻しが入るのではと見ていますが・・・万が一崩れた場合は下値目途が無くなるため、注意が必要かもしれません。
実施結果
| 始 値 | 691 円 ( + 23 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 745 円 ( + 77 円 ) |
| 安 値 | 690 円 ( + 22 円 ) |
| 終 値 | 743 円 ( + 75 円 ) |
| 寄付出来高 | 210,700 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 42.14 ％ |
| 1日の出来高 | 1,054,400 株 |
- コメント
○前日比3円高で寄り付き、直後に720円付近まで急上昇。その後も買い戻しは続き、11時過ぎに745円まで上昇。後場も買いはしっかり入り、731～744円のレンジで動く展開となりました。結局743円で引けています。○寄り付きの出来高を見ても買い需要が多かったことが伺え、売り方が買い戻しを余儀なくされる展開になったようです。終わって見れば前日比8%弱の上昇となり、好成績の分売となりました。