立会外分売[価格決定]:オリバー(7959)

  • 18年12月10日、オリバー(7959)の立会外分売が発表されました。
  • 18年12月17日、 分売価格が決定されました。

[オリバー]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド オリバー(7959) 
上場先 名証2部 
信用貸借区分 信用 
業種 その他製品 
事 業 内 容 業務用家具の製造販売が主力。子会社でCATV事業も手がける。

分売データ

発表日 2018年12月10日 
分売株数 142,000 株 
吸収金額(発表日時点) 2.84 億程度 
申込数量 上限 300 株 
実施予定日 12月18日~12月21日 
実施日 12月18日 
分売実施の目的 株式の流動性及び株式分布状況の改善を図るため。

株価・分売価格など

発表日終値 1,998 円 
実施前日終値 1,967 円 
発表日からの騰落率 –1.55 % 
実施2日前
からの騰落率
+2.08 % 
分売価格 1,898 円 
割引率 –3.51 % 

信用データ

空売り/分売数 – % 
月平均出来高(発表時) 1,700 株 程度 
信用残/月平均出来高 2.24 倍 
分売数/月平均出来高 83.53 倍 
買い板 2千株 程度 
売り板 6千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→無し 
SBI証券→無し 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○18年10月期通期決算(数値は17年3月期比) 
売上高:8.7%増 営業利益:4.1%増 
経常利益:2.6%減 純利益:4.1%増 

○19年10月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:3.8%増 営業利益:7.2%増 
経常利益:5.4%増 純利益:14.9%減

自己資本比率 65.7 % 
(経営レバレッジ:1.35 ) 
会社予想PSR(今期) 0.89 倍 
会社予想PER(今期) 12.49 倍 
実績PBR 0.65 倍 
ROE 5.2 % 
予想配当 31 円 
配当利回り 1.63 % 
配当性向 20.4 % 
同業他社との比較 PER:割安か PBR:割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:1,500円相当のジェフグルメカード(10月20日権利:2年以上保有の場合は3,000円相当に増額)
  • コメント
    ○銘柄・分売について:今年6月以来、およそ半年ぶりの分売となります。
    今回も申し込み上限が300株となっていることから、株主数を増やす意図がある感じでしょうか?ただ、株価下落で時価総額が250億ぎりぎりとなっており、東証1部への直接上場は微妙な感じに。市場変更があるとすれば、まずは東証2部行きも視野に入れる感じでしょうか。

    ○業績・指標:17年10月期は減益でしたが、前期は経常利益以外増益を達成。今期は純利益を除いて増収増益、純利益は2桁減益の見通し。
    指標面では同業他社と比較して割安のようです。

    ○見通し:分売数は14.2万株、発行株ベースで1.09%。前回より10万株程度少ないですが、普段の出来高を考えると14万株でも多いと思います・・・前回は派手に分売価格を割れる形となり、寄り付きで4%の損失でした。今回はそこまで酷い感じにならないと思いますが、株数以外はあまり条件が変わっていません。現状では厳しい展開が予想されるため、無難に見送りとなりそうです。
    直近の株価は10月に2,300円付近まで上昇するも、その後は下落して現在は2,000円付近に位置。2,000円付近では下げ渋っている感じですが、この水準をハッキリ割れてしまうと底値を探しづらくなりそうです。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は1.5%下落。今日は前日比2%上昇。分売価格は年初来安値(1,888円)付近に位置。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は700株・・・名証銘柄のためか、分売前日でも流動性は改善せず。

    ○見通し:今日は吊り上げらしき動きがあり、2%上昇しています。分売価格は3.5%引きですが、最良気配が1,930円のため実質2%に満たないディスカウントという感じですね。先日の東洋電機のように3桁台の株価であれば何とかなりそうな気もしますが、この価格帯では分売の売りを支えきるのは難しい感じでしょうか。前回のような大きな損失にはならないと見ていますが、地合いが悪いことも考慮して無難に見送りとなりそうです。
    株価は分売発表後に年初来安値(1,888円)を付けましたが、そこから若干持ち直しています。分売後に1,900円付近で下げ止まるかどうかが当面のポイントになりそうです。

実施結果

始 値 1,887 円 ( – 11 円 )
高 値 1,890 円 ( – 8 円 )
安 値 1,841 円 ( – 57 円 )
終 値 1,841 円 ( – 57 円 )
寄付出来高 4,700 株
寄付出来高/分売数 3.31 %
1日の出来高 9,100 株
  • コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比80円安で取引開始。その直後に30円近く急落して1,850円台まで下落。後場に入るとさらに値を切り下げ、1,840円台に沈んでしまいました。結局1,841円の安値引けで取引を終えています。

    ○分売数14.2万株に対し、約定数は6.13万株と半分以上も売買成立せず。しかも寄り付きしか逃げ場が無く、その後は終日見せ場も作れず散々な展開でした・・・実質6万株の分売でこの有り様なので、全数約定していたら相当酷い展開になったと思われます。地合いが良ければ別ですが、今の状況では分売割れも仕方ないのかなという感じですね。

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