- 18年12月11日、 ライトアップ (6580)の立会外分売が発表されました。
- 18年12月17日、 分売価格が決定されました。
[ライトアップ]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ライトアップ (6580) |
|---|---|
| 上場先 | 東証マザーズ |
| 信用貸借区分 | 信用 |
| 業種 | サービス業 |
| 事 業 内 容 | ITツールを通じて行う経営支援コンサルティングが主力。WEBコンテンツやメルマガの制作代行も手がける。 |
分売データ
| 発表日 | 2018年12月11日 |
|---|---|
| 分売株数 | 145,100 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 2.23 億程度 |
| 申込数量 | 上限 4,800 株 |
| 実施予定日 | 12月18日～12月20日 |
| 実施日 | 12月18日 |
| 分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 1,535 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 1,270 円 |
| 発表日からの騰落率 | –17.26 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
–8.63 ％ |
| 分売価格 | 1,238 円 |
| 割引率 | –2.52 ％ |
信用データ
| 空売り/分売数 | – ％ |
|---|---|
| 月平均出来高(発表時) | 14,000 株 程度 |
| 信用残/月平均出来高 | 15.33 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 29.61 倍 |
| 買い板 | 5千株 程度 |
| 売り板 | 3千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高：5.7％増 営業利益：1.1％減 経常利益：5.2％減 純利益：4.8％減 2Q決算時点での進捗度は売上高が40％、利益が18～20％程度。 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 85.5％ (経営レバレッジ：1.17 ) |
| 会社予想PSR(今期) | 2.12 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 12.93 倍 |
| 実績PBR | 2.22 倍 |
| ROE | 17.2 ％ |
| 予想配当 | 0 円 |
| 配当利回り | 0 ％ |
| 配当性向 | 0 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：割安か PBR：割安か |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：無し
- コメント
○銘柄・分売について：今年6月にマザーズへ上場しています。
市場変更については開示で特に触れられていませんが、現状では流通株式数の要件が不足しているよう。1部昇格を目指す場合には株式分割などが必要になってくると思われます。株主数については不明ですが、申し込み上限が多いことから株主数を増やす意図はないようです。○業績・指標：前期までは業績が順調に伸びていましたが、今期は費用先行などで増収減益の見込み。元々下期に利益が偏重する構造のようですが、2Q時点での進捗率は会社計画を下回っているのが気になります。
指標面では同業他社と比較して割安のようです。○見通し
・需給動向：分売数は14.51万株ですが、発行株ベースでは5％と多めです。浮動株が少ないことがたたってか、月の平均出来高が5千株もなく、流動性に欠ける状態。実施までに流動性の改善が必要と思われます。信用売りの設定もないため、現状ではやや厳しい感じでしょうか。
・株価動向：上場初日に3,950円の高値を付けた後は下落基調が続いており、現在は半値以下の水準に位置。今日も上場来安値を更新しており、底値が見えづらい状態です。下げ渋る動きを見せつつ下値を切り下げているので、手を出しづらい感じですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向：発表日以降、株価は17.2％下落。今日は前日比8.6％下落。分売価格は上場来安値(1,270円)を下回る水準に位置。
○信用・需給状況：前日の出来高は12,100株。流動性は若干改善しましたが、買い板はあまり改善しておらず、分売の売りを支えきれるかは微妙・・・明日朝の気配を見る必要がありそうです。○見通し：分売発表後に17％下落しましたが、すんなり初日実施となりました。需給面の改善に乏しく、新興市場の地合いが悪い中では買いが十分入るか微妙なところ。ファンダ面もそれほど良くなく、買い材料を見つけづらい状態。一応朝の気配を確認したいと思いますが、買いが多くなければ見送りとなりそうです。
株価は下落基調が続いており、今日も年初来安値を更新。底値を探しづらい状態です。ただPERは15倍を切っており、マザーズ銘柄としてはかなり割安な状態です。その辺が見直された時には反発の芽も出てくるでしょうか。
実施結果
| 始 値 | 1,238 円 ( ± 0 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 1,238 円 ( ± 0 円 ) |
| 安 値 | 1,177 円 ( – 61 円 ) |
| 終 値 | 1,177 円 ( – 61 円 ) |
| 寄付出来高 | 15,600 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 10.75 ％ |
| 1日の出来高 | 51,800 株 |
- コメント：○寄り付きは特売り気配となり、前日比32円安で取引開始。その後は買いが入らず終日じり安の展開となりました。結局1,177円の安値引けで取引を終えています。
○寄り付きは分売価格を何とか死守したものの、マザーズ指数が4％近く下げる状況ではどうにもならなかったようです。ほとんど見せ場もなく、寄り天井の安値引けとなりました。地合いが良くなればそのうち反発するとは思いますが、今の地合いが続くようだと下値を切り下げる展開となってしまいそうです。