- 18年12月6日、東洋電機(6655)の立会外分売が発表されました。
- 18年12月13日、 分売価格が決定されました。
[東洋電機]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 東洋電機(6655) |
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上場先 | 名証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 電気機器 |
事 業 内 容 | 電子制御装置、配電機器の製造が主力。主力商品はエレベータ用センサー、耐雷変圧器など。 |
分売データ
発表日 | 2018年12月6日 |
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分売株数 | 15,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.14 億程度 |
申込数量 | 上限 500 株 |
実施予定日 | 12月14日~12月19日 |
実施日 | 12月14日 |
分売実施の目的 | 株式の流動性及び株式分布状況の改善を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 900 円 |
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実施前日終値 | 905 円 |
発表日からの騰落率 | +0.56 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.67 % |
分売価格 | 895 円 |
割引率 | –1.10 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 800 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 7.63 倍 |
分売数/月平均出来高 | 18.75 倍 |
買い板 | 2千株 程度 |
売り板 | 4千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:1.2%増 営業利益:71.1%減 経常利益:56.0%減 純利益:51.3%減 2Q決算時点での進捗度は売上高が48%、利益が–29~–112%。 |
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自己資本比率 | 51.0 % (経営レバレッジ:1.92 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.49 倍 |
会社予想PER(今期) | 34.39 倍 |
実績PBR | 0.68 倍 |
ROE | 2.0 % |
予想配当 | 24 円 |
配当利回り | 2.68 % |
配当性向 | 92.2 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:1,000円相当のクオカード(3月権利)
- コメント
○銘柄・分売について:東洋電機は配電盤、センサーなどを製造しているメーカーです。
東証2部へは行けそうな感じですが、下方修正を出すなど今期の業績予想があまり良くありません。今期中に市場変更しない場合は経常利益の要件を満たすことが難しくなり、当面は名証単独上場のままとなりそうです。○業績・指標:近年の業績は良くありません。11/6に通期予想の下方修正を行っています。売上高は横ばいですが、採算悪化や主力商品の販売不振などで大幅減益の見通しとなっています。2期連続の大幅減益となるのは厳しいですね。
指標面では同業他社と比較してPERが割高です。ファンダ面の悪化に比べて株価の下落が追いついていない可能性もありそうです。○見通し
・需給動向:分売数は1.5万株、発行株ベースで0.32%と少なめ。ただ、月の平均出来高が1千株もなく、過疎株状態・・・分売数が少ないとはいえ、このままでは厳しそう。実施までに流動性の改善が必要と思われます。
・株価動向:5月に1,424円まで急騰しましたが、それ以外はおおむね1,000円前後で動いていたようです。ただ、10月以降は1,000円を割るようになってしまい、現在は900円台まで下落。ほぼ年初来安値の水準に位置しています。ファンダ面の悪さを考慮すると、中長期での上昇を期待するのは難しいかもしれません。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:今日の終値は発表日終値とあまり変わらず。前日比でもあまり変わっていません。分売価格は年初来安値(890円)より若干上に乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は4,100株。この2日は出来高が数千株程度となっており、流動性はやや改善したようです。○見通し:ディスカウントが1.1%と稀に見る渋さに・・・調べた限り、この2年ではワーストの割引率となりました。900円以下ではあまり売りたくない感じでしょうか?
今日の最良気配が905円、その次の買い気配が895円となっています。いくら分売数が少ないとはいえ、さすがに値引きが10円しかないのは厳しいと思います。ファンダ面も良くなく、上昇しそうな材料も見当たらず。短期、中長期どちらでも期待が持てそうになく、今回は見送りとします。
株価は緩やかな下落基調が続いており、昨日は年初来安値890円を付けています。この辺で下げ渋ればいいのですが、分売で需給が崩れた場合は下押しする可能性もあり、注意が必要そうです。
実施結果
始 値 | 901 円 ( + 5 円 ) |
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高 値 | 901 円 ( + 5 円 ) |
安 値 | 896 円 ( + 1 円 ) |
終 値 | 899 円 ( + 4 円 ) |
寄付出来高 | 3,700 株 |
寄付出来高/分売数 | 24.67 % |
1日の出来高 | 7,800 株 |
- コメント:○前日比4円安で寄り付き、その後は896~901円の狭いレンジでの値動きとなりました。結局899円で引けています。
○昨日の時点では厳しいと見ていましたが、896円に4千株程度の買い板ができ、その辺が支えとなって分売価格より若干プラスで推移しました。890円台ではそこそこ需要もあるようです。