- 18年8月30日、インソース(6200)の立会外トレードが発表されました。
※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。 - 18年9月3日、 分売価格が決定されました。
[インソース]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | インソース(6200) |
---|---|
上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 企業向けの研修事業が主力。(講師派遣型研修や公開講座など) |
分売データ
発表日 | 2018年8月30日 |
---|---|
分売株数 | 240,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 6.32 億程度 |
申込数量 | 上限 200 株 |
実施予定日 | 9月4日 |
実施日 | 9月4日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,634 円 |
---|---|
実施前日終値 | 2,560 円 |
発表日からの騰落率 | –2.81 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–3.87 % |
分売価格 | 2,483 円 |
割引率 | –3.01 % |
信用データ
空売り/分売数 | 3.42 % |
---|---|
月平均出来高(発表時) | 151,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 1.58 倍 |
分売数/月平均出来高 | 1.59 倍 |
買い板 | 5万6千株 程度 |
売り板 | 9万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年9月期会社予想(数値は前期比) 売上高:27.2%増 営業利益:52.0%増 経常利益:46.3%増 純利益:50.2%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が72%、利益が74~77%程度。 |
---|---|
自己資本比率 | 72.4 % (経営レバレッジ:1.38 ) |
会社予想PSR(今期) | 9.28 倍 |
会社予想PER(今期) | 67.40 倍 |
実績PBR | 15.38 倍 |
ROE | 22.8 % |
予想配当 | 10 円 |
配当利回り | 0.40 % |
配当性向 | 27.1 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:クオカード、自社サービス割引(9月権利:額面は保有株数に応じる)
- コメント
○銘柄・分売について:16年7月にマザーズへ上場、昨年7月に東証1部へ市場変更しています。
昨年3月と6月に分売を実施、今年2月に公募増資と売出を行っています。今回は分売などではなく、立会外トレードでの売出となるようです。
3月時点で株主数が2,200名程度となっています。申し込み上限が200株になっていることから、株主数を増やす意図もあるものと思われます。○業績・指標:近年の業績は抜群に伸びており、今期で5期連続の2桁増収増益を見込んでいます。7月に通期見通しの上方修正が行われ、今期は5割近い増益の見通し。
グロース株ということもあり、指標面では同業他社に比べてかなり割高。PSRも10倍近くになっており、売上面から見ても割安感はないようです。○見通し:売出数は24万株、発行株ベースで1.4%程度。月の平均出来高は15万株有り、消化には問題無さそうです。貸借銘柄ということで、調整が進めば一定の利益も期待できそうでしょうか。あとは空売りのカバーがどれだけ増えるかが鍵ですが、発表から実施まであまり間がないのが不安要素かも?
直近の株価は2,100~2,800円のレンジで動いているようです。一応上昇トレンドは続いていますが、2,800円付近まで来ると押し返される展開が続いています。業績のわりには、株価がやや停滞している感も見られるのは気になるところ。
おおむね26週線が支持線となっており、2,350円付近まで調整してくれると短期的なリバウンドを期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.8%下落。今日は前日比約3.8%下落。分売価格は25日線、13週線よりやや上に位置。
○信用状況:今日は4%近く下落しましたが、新規の空売りはあまり入ってないようです・・・○見通し:3%引きとなり、分売価格は2,500円を切る水準に。ただ発表から実施まで間がなかったため、株価の調整はあまり進みませんでした。また、引け間際に空売りの買い戻しが多く入ったようで、貸株残は先週金曜の時点より減っています。信用売りのカバーはあまり期待できないかも?買い板はそこそこあるので気配が極端に悪くなければ参加する方針ですが、寄り付きでの利幅は朝の気配次第になるでしょうか。
チャート上では中途半端な位置にいるのでどちらに動くか読みづらいですが、上値メドは抵抗線付近の2,750円、下値メドは26週線の2,350円辺りといったところでしょうか。
実施結果
始 値 | 2,483 円 ( ± 0 円 ) |
---|---|
高 値 | 2,493 円 ( + 10 円 ) |
安 値 | 2,422 円 ( – 61 円 ) |
終 値 | 2,450 円 ( – 33 円 ) |
寄付出来高 | 50,200 株 |
寄付出来高/分売数 | 20.92 % |
1日の出来高 | 341,900 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比77円安で取引開始。直後に2,422円まで売られるも、その後は買い戻されて11時前に2,493円まで上昇。ただ後場に入ると失速してしまい、2,450円前後をうろつく展開になりました。結局2,450円で引けています。
○朝の時点であまり買いが入っておらず、微妙な感じでしたね。寄り付きでは分売価格を守ったものの、その後は分売割れする時間帯が多く、残念な結果となってしまいました。
26週線の2,377円辺りを守れるかが当面のポイントになりそうです。