- 18年8月8日、JBイレブン (3066)の立会外分売が発表されました。
- 18年8月21日、 分売価格が決定されました。
[JBイレブン]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | JBイレブン (3066) |
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上場先 | 名証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 小売業 |
事 業 内 容 | ラーメン店「一刻魁堂」、中華料理店「ロンフーダイニング」などを展開。東海地方を中心とするドミナント出店・ショッピングセンターのテナント出店に注力する戦略をとっている。 |
分売データ
発表日 | 2018年8月8日 |
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分売株数 | 240,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.23 億程度 |
申込数量 | 上限 4,000 株 |
実施予定日 | 8月22日~8月29日 |
実施日 | 8月22日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善、流動性の向上を図る為。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 928 円 |
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実施前日終値 | 863 円 |
発表日からの騰落率 | –7.00 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–5.27 % |
分売価格 | 837 円 |
割引率 | –3.01 % |
信用データ
空売り/分売数 | 4.42 %(8/17時点) |
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月平均出来高(発表時) | 3,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 1.97 倍 |
分売数/月平均出来高 | 77.42 倍 |
買い板 | 1万3千株 程度 |
売り板 | 1万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:4.3%増 営業利益:28.2%増 経常利益:23.5%増 純利益:黒転 1Q決算時点での進捗度は売上高が23%程度。 (例年、1Qはトントンか赤字のようです。) |
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自己資本比率 | 18.3 % (経営レバレッジ:5.46 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.81 倍 |
会社予想PER(今期) | 107.07 倍 |
実績PBR | 6.39 倍 |
ROE | 6.0 % |
予想配当 | – 円(未定) |
配当利回り | – % |
配当性向 | – % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:かなり割高 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:優待食事券(3月、9月権利。額面は保有株数に応じる。)
- コメント
○銘柄・分売について:昨年2月に分売を行っており、およそ1年半ぶりの分売となります。前回は分売割れの結果でした・・・
前回は社長さんからの売出となっており、今回も同様でしょうか?なお、経常利益などの要件を満たしてないので市場変更の可能性は低そうです。○業績・指標:近年は売上が伸びているものの、利益は減益傾向です。前期は不振店舗の減損損失を計上したことで純損益は大幅赤字に。ただ、今期は増収増益、純損益の黒字転換を見込んでいます。
指標面では同業他社と比べてかなり割高。外食系の銘柄は割高なものが多いですが、それと比べても割高です。。株主優待などで買い支えられている面もありそうですね。○見通し:分売数は24万株、発行株ベースで3.41%程度。前回の結果や普段の出来高が3千株程度なのを踏まえると、現状では厳しい分売になりそうです。実施までに流動性の改善を期待したいところ。
株価は昨年2月から上昇トレンドが続いていましたが、最近は900~950円で膠着した感じとなり、トレンドも横ばいになりつつあります。来月までは株主優待目当ての買いも期待できそうですが、それ以降はどちらに動くか読みづらい感じですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は7%下落。今日は前日比5.2%程度下落。分売価格は年初来安値より下に位置。
○信用状況:先週末の時点では1万株程度空売りが入っているようでした。前日の出来高は1.4万株。今日はかなり下落していますが、信用売りは一般しか取り扱いが無いので、空売りというより需給悪化を嫌っての売りが多かった可能性もあります。朝の気配を要確認。○見通し:分売価格は年初来安値の850円を下回っており、一応値頃感はあります。ただ流動性もあまり改善しておらず、空売りのカバーも十分とは言い切れない状態です。今週は夏枯れ相場で買いが入らない可能性がある点もネガティブ要素ですね。
寄り付きで分売価格を守れるかは微妙そうです。参加は朝の気配を見た上での判断としますが、買いが少なければ無理はしないと思います。
株価は今日の下落で26週線を大きく割り込みました。850円付近で踏み止まればいいのですが、分売で崩れるようだと次の下値メドは800円付近でしょうか。
実施結果
始 値 | 840 円 ( + 3 円 ) |
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高 値 | 840 円 ( + 3 円 ) |
安 値 | 833 円 ( – 4 円 ) |
終 値 | 835 円 ( – 2 円 ) |
寄付出来高 | 20,300 株 |
寄付出来高/分売数 | 8.46 % |
1日の出来高 | 50,100 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比23円安で取引開始。その後は上下7円という、かなり狭い値幅で膠着した展開となりました。結局835円で引けています。
○優待目当てでの申し込みが多かったのか、寄り付きは思ったより売りが出ず、その後も静かな感じとなりました。ただ引けにかけては分売価格を少し割れる形に。下げ止まったかを見極めるのにはもう少し時間が掛かりそうです。