- 17年8月22日、オロ(3983)の立会外分売が発表されました。
- 17年9月6日、 分売価格が決定されました。
[オロ]の詳細・分析
分売銘柄データ
発表日 |
2017年8月22日 |
銘 柄 |
オロ |
銘柄コード |
3983 |
上場先 |
東証マザーズ |
信用貸借区分 |
信用 |
業種 |
情報・通信 |
分売株数 |
162,000 株 |
吸収金額(発表日時点) |
2.31 億程度 |
申込数量 |
上限 100 株 |
実施予定日 |
9月7日 |
株価・分売価格など
発表日終値 |
1,429 円 |
実施前日終値 |
1,408 円 |
発表日からの騰落率 |
–1.47 % |
実施2日前
からの騰落率 |
–4.67 % |
分売価格 |
1,372 円 |
割引率 |
–2.56 % |
信用データ
発表日貸株残 |
– 株 |
実施前日貸株残 |
– 株 |
推定空売り数 |
– 株 |
空売り/分売数 |
– % |
各種指標など
会社予想PER(今期) |
23.15 倍 |
実績PBR |
2.73 倍 |
ROE |
11.3 % |
予想配当 |
0 円 |
配当利回り |
0 % |
配当性向 |
0 % |
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容:クラウド型ERPソフト(統合基幹業務システム)の開発・販売が主力事業。
- 業績:
○18年3月期会社予想(数値は前期比)
売上高:9.1%増 営業利益:0.5%減 経常利益:5.9%減 純利益:0.2%減
2Q決算時点での進捗度は売上高が50%、利益が48~53%程度。
- 指標:同業他社と比較してやや割安か。
- 自己資本比率:87.6% (経営レバレッジ:1.22)
- 株主優待:無し
- 出来高:1ヶ月平均で2万8千株程度。
- 板:買いが3万株程度、売りが7万8千株程度。
- 半年間のチャート:3月の上場時に最高値2,412円を付けた後は1ヶ月足らずで1,317円まで下落。
5~6月は1,600~1,800円、7月は1,500~1,600円のレンジ相場となりました。
8月に入ると底割れしてしまい、1,400円付近での値動きとなっています。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:東証1部への市場変更申請にあたり、その形式基準充足を図るとともに、株式の分布状況改善および流動性向上を図ることを目的とする。
- コメント:○今年の3月にマザーズへ上場しています。
株式の詳しい状況が不明なのですが、1部への市場変更にあたっては株主数と流通株式比率が不足している可能性があります。
また、1年ルールにより市場変更は最短でも来年3月以降となりそうです。
○近年の業績を見ると、売上は伸びているのですが、利益については横ばい傾向となっており、グロース株と位置付けるのは微妙そうです。
マザーズ銘柄にしてはPERが低いのも、上記理由によるものではないかと思われます。
○開示で市場変更に触れた事で、当面は株価が上昇しそうです。
分売実施までに調整してくれない場合は、短期での取引主体になりそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント:○発表日以降、株価が1.5%近く下げた所で分売実施となります。
一旦株価は上昇しましたが、北朝鮮情勢の悪化により今週に入って急落。今日も昨日比で4.7%近く下げました。
○株価は上場来安値の水準に近づきつつあるので、そろそろ反発が期待できそうな感じはあります。分売価格も1,400円を切っており、8月の安値圏と同水準です。
ただ、今週は中小型株から大型株へのローテーションが起きており、新興市場の地合いは良くない状態です。今日はマザーズ指数も反発したので改善傾向が見られますが、申し込みは朝の気配を見てからの判断となりそうです。
実施結果
始 値 |
1,412 円 ( + 40 円 ) |
高 値 |
1,531 円 ( + 119 円 ) |
安 値 |
1,405 円 ( + 33 円 ) |
終 値 |
1,478 円 ( + 106 円 ) |
寄付出来高 |
64,900 株 |
寄付出来高/分売数 |
40.06 % |
1日の出来高 |
238,800 株 |
- コメント:○寄り付きは前日比4円高でスタート。
直後からほぼ一本調子で株価が上昇し、1,465円で前引け。
後場も寄り付き直後に下げてからは順調に買い戻され、14時半頃に今日の高値1,531円を記録。さすがに利益確定の売りが入り、引け間際に掛けては下げる展開となりましたが、結局1,478円で大引けとなりました。
○マザーズの地合いが悪化する中、綺麗な上昇曲線を描いて好成績の分売となりました。
地合いが悪化しない限り1,800円までは目指せそうですが・・・
北朝鮮情勢を気にしながらの株価動向となりそうです。