- 17年6月2日、 ストライク (6196)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 17年6月12日、公募価格が決定しました。
[ストライク]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 | ストライク | 発表日 | 2017年6月2日 |
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銘柄コード | 6196 | 公募・売出株数 | 公募:156,300 株 売出:723,700 株 (OA:132,000 株) |
上場先 | 東証マザーズ | 吸収金額 (発表日時点) |
50.35 億程度 |
信用貸借区分 | 信用 | 価格決定日 | 6月12日 |
業種 | サービス業 | 受渡日 | 6月23日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 4,975 円 | 公募価格 | 4,972 円 |
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価格決定日終値 | 5,180 円 | 割引率 | -4.02 % |
信用データ
発表日貸株残 | – 株 | 推定空売り数 | – 株 |
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受渡日前日 貸株残 |
– 株 | 空売り/公募数 | – % |
各種指標など
会社予想PER | 64.90 倍 | 予想配当 | 14 円 |
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実績PBR | 18.46 倍 | 配当利回り | 0.28 % |
ROE | 28.4 % | 配当性向 | 18.3 % |
コメント
発表日時点
- 引受会社:SMBC日興証券、野村證券、SBI証券、大和証券
- 事業内容:公認会計士を中心としたM&A仲介業務が主力。中小企業の事業承継に強みを持ち、ネットを活用した仲介も行う。
- 業績:17年8月期は前期比36%の増収、30~40%の増益を予想。2Q時点での進捗率は50~55%程度。
※6月2日に業績予想を上方修正しています。 - 指標:同業他社と比較してかなり割高。他社はPER30~40倍程度です・・・
- 自己資本比率:80.2% (経営レバレッジ:1.28)
- 株主優待:無し
- 出来高:1ヶ月平均で2万3千株程度。
- 板:買いが1万7千株程度、売りが5万4千株程度。
- 半年間のチャート:昨年12月に7,170円の高値を付けた後、下落基調に。4/13に最安値3,955円を付けており、そこから緩やかに上昇基調へ。最近はレンジ相場となっており、75日移動平均線よりやや上に位置。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- PO実施の目的:コンサルタントの人材採用・マーケティング費用などの運転資金や、システム・サイトなどへの設備投資資金に充当。
※市場変更も同時に発表されているため、その条件を充足する目的もあるようです。
- コメント:POと同時に業績予想の上方修正、そして東証1部か2部への市場変更も発表されました。
ということで、週明けから一時的に株価が上がる条件は揃っています。
ただ、信用銘柄で同時に市場変更が発表されたケースのPOはあまり成績が良くありません・・・
今年に入って同様のケースが何件かありましたが、価格決定日までは上昇することが多く、公募価格が高くなる傾向にあります。
しかし、値決め以降は失速してしまい、受渡日はいずれも厳しい展開になっていました。
受け渡し前に公募価格を割れてしまったケースも数件あります。
指標的にも超割高なので、証券会社とのお付き合い以外ではあまり手を出したくない感じですね。
- ※6/12追記:発表日以降、株価は4%近く上昇しました。
ディスカウントも4%なので、結果的には発表日終値と公募価格がほぼ同じとなりました。
東証1部への昇格が決まったので、明日以降数日は株価が上昇すると思いますが、そこから持ちこたえられるかが損益の分かれ目となりそうです。
実施結果
始値 | 4,830 円 ( – 142 円 ) |
寄付出来高 | 25,100 株 |
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高値 | 4,915 円 ( – 57 円 ) |
寄付出来高/ 公募数 |
2.48 % |
安値 | 4,810 円 ( – 162 円 ) |
1日の出来高 | 122,700 株 |
終値 | 4,840 円 ( – 132 円 ) |
- コメント:寄り付きは昨日の終値より50円安でスタート。
その後は緩やかに買い戻しが入り、前場で4,900円付近まで戻しました。
しかし、午後からマザーズの地合い悪化に伴い売られる展開に。一時4,810円の安値を付けました。
大引けにかけて少し戻しましたが、結局4,840円で取引を終えました。
すでに公募割れの状態が続いていたため、受渡日で売りを出す人が少なかったようです。一方で買いも入らなかったので、静かな1日となった印象です。
出来高はまだPO株数の10%しか消化してない状態なので、当面は上値が重そう・・・
ただ、来週が3Qの決算発表と思われるので、何か好材料があれば上昇を期待できるかもしれません。
株価の値動きに注目しておきたいと思います。