PO[価格決定]:ウェルビー(6556)

  • 20年11月19日、ウェルビー(6556)の売出(PO)が発表されました。
  • 20年11月30日、 売出価格の決定

[ウェルビー]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド ウェルビー(6556)  
上 場 先 東証マザーズ 
信 用 貸 借 区 分 貸借(11/24より売り禁) 
業 種 サービス業 
事 業 内 容 障害者の就労移行支援事業が主力。その他、障害児の発達支援を行う療育事業も手掛ける。

POデータ

発 表 日 2020年11月19日 
公募・売出株数 売出:3,650,000 株 
(OA:547,500 株) 
吸収金額(発表日時点) 65.69 億 程度 
価 格 決 定 日 11月30日~12月2日 → 11月30日 
受 渡 日 12月7日~12月9日 → 12月7日 
PO実施の目的 2020年10月30日に東京証券取引所に対し東京証券取引所本則
市場への市場変更を申請しており、市場第一部への市場変更の形式要件である流通株式比率の充足、より一層の投資家層の拡大及び流動性の向上並びに留保金課税の対象外となることを目的とする。
引受会社(主幹事) みずほ証券(3,431,000株) 
引受会社(幹事) 野村證券(146,000株) 
SBI証券(73,000株) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 1,565 円 
仮 条 件 – 4.0 % ~ – 6.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 1,476 円 
公 募 価 格 1,416 円 
割 引 率 –4.07 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 90,000 株 
信用残/月平均出来高 1.64 倍 
公募数/月平均出来高 40.47 倍 
買い板 5万9千株 程度 
売り板 12万4千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業 績 ○21年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:14.0%増 営業利益:11.1%増 
経常利益:11.1%増 純利益:20.1%増 
2Q決算時点での進捗度は売上高が51%、利益が51~57%程度。
自 己 資 本 比 率 83.2 % 
予想PSR(会社予想) 5.13 倍 
予想PER(会社予想) 28.50 倍 
実 績 P B R 9.83 倍 
R O E 34.5 % 
予 想 配 当 15 円 
配 当 利 回 り 1.06 % 
配 当 性 向 30.2 % 
同業他社との比較 PER:割安か PBR:やや割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

スポンサーリンク

コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・POについて
    ・17年10月にマザーズへ上場しています。
    11月より東証1部への昇格基準が厳しくなっていますが、ウェルビーの場合は10月30日に申請をしており、この日までの申請分については以前の基準が適用される模様です。現時点では流通株式比率が不足しており、今回の売出で条件をクリアできるものと思われます。

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は順調に伸びています。今期も2桁増収増益の見通し。就労移行支援は公費が絡む事業のため通所での実施が原則ですが、新型コロナの感染防止対策としてオンラインによる実施が認められました。現状ではコロナ禍の影響もあまりなく、堅調な業績を期待できそうです。

    ・指標:数値だけ見ると割安には見えないのですが、同業他社と比べれば相対的に割安なようです。

    ○見通し
    ・需給動向:PO総数は365万株、発行株ベースでは14.8%程度。月の平均出来高は9万株程度で流動性の改善が必須。貸借銘柄で株価調整と空売りのカバーを期待したいところでしたが、早々に売り禁となりました。コロナ禍の現況でも業績が伸びており、中長期では上昇が見込めそうな銘柄だと思いますが・・・今回のPOについては分が悪いように見えます。株価の調整が進むか、様子を見たいと思います。

    ・株価動向:3月に930円まで下落した後は徐々に値を戻し、10月に1,886円まで上昇。一時はコロナショック前の水準に近づいていましたが、その後は調整に入り、現在は1,500円台半ばに位置しています。
    中長期の平均線は直近で横ばいとなっており、現在は1,500円台を通過中。8月に窓を開けて上昇しており、1,400円~1,500円の間が空白地帯となっています。この窓を埋める流れになる場合は1,400円付近が下値の目安になりそうでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は5.7%下落。売出価格は25日線より10.6%下に位置。
    ○信用状況:先週末の時点で空売りは25%程度入っているようです。

    ○見通し:発表後に株価はやや調整し、売出価格は1,400円台前半となりました。速攻で売り禁となったものの、思ったよりは空売りも入っているようですし、売出価格もまずまずの水準です。受渡日で大やけどする可能性は低いと見ています。
    なお、今日の分から逆日歩の最高料率4倍が適用されています。高額逆日歩が連日でつくようだと売り方を締め上げる展開も予想されるため、株価の動向に注視したいと思います。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/公募数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
スポンサーリンク
関連記事(一部広告あり)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする