- 20年11月13日、 TOKYO BASE(3415)の立会外分売が発表されました。
- 20年11月27日、 分売中止の発表
[TOKYO BASE]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | TOKYO BASE(3415) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 小売業 |
事 業 内 容 | 日本製衣料ブランドを中心としたセレクトショップの運営と、純国産を売りにした自社ブランド衣料品の販売が主力。実店舗に加え、ECでの販売も強い。 |
分売データ
発表日 | 2020年11月13日 |
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分売株数 | 2,320,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 11.88 億程度 |
申込数量 | 上限 10,000 株 |
実施予定日 | 12月1日~12月4日 |
実施日 | 中止 |
分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 512 円 |
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実施前日終値 | – 円 |
発表日からの騰落率 | – % |
実施2日前 からの騰落率 |
– % |
分売価格 | – 円 |
割引率 | – % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 744,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 1.29 倍 |
分売数/月平均出来高 | 3.11 倍 |
買い板 | 21万9千株 程度 |
売り板 | 24万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→1日売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○21年2月期会社予想(数値は前期比) 売上高:2.9%減 営業利益:76.8%減 経常利益:76.8%減 純利益:91.4%減 2Q決算時点での進捗度は売上高が39%、損益は赤字。 |
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自己資本比率 | 55.4 % |
会社予想PSR(今期) | 1.65 倍 |
会社予想PER(今期) | 271.96 倍 |
実績PBR | 3.91 倍 |
ROE | 1.4 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | – % |
配当性向 | – % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・16年5月以来、およそ4年半ぶりの分売となります。
232万株の分売と同時に500万株の自社株買いを発表しており、第3位株主の鹿島氏から株式の取得を行っています。関連会社の分を合わせると鹿島氏は732万株を保有しており、残りの232万株が分売に回ってくる形でしょうか?○業績・指標
・業績:18年2月期までは順調でしたが、19年度から減益傾向に。今期は減収、大幅減益となる見通しです。新型コロナの影響を大きく受け、上半期は実店舗の売上が激減した模様。直近の月次では売り上げが前年比100%超となり回復の兆しは見られるものの、ここに来てコロナの第3波が襲来中。売上への影響が気になるところです。・指標:同業他社と比べてPERはかなり割高、PBRは割安です。自社株買いでEPSを押し上げる効果はあるものの、現状の利益見通しでは焼け石に水といった感じです。
○見通し
・需給動向:分売数は232万株、発行株ベースで4.96%程度。月の平均出来高は74万株程度と流動性は結構あります。動意づくと出来高が数百万株となる日もあり、あまり心配はなさそうでしょうか。ただ、直近は300円台後半から500円台に株価が急騰しており、やや過熱感が見られます。株価の調整が進まないと分が悪くなるかもしれません。・株価動向:3月に200円まで下落した後は200円台後半~400円の間で推移。今月に入ると窓を開けての急騰が続き、現在は500円台前半に位置しています。
直近で25日線から25%乖離しており、現状では手を出しづらい状態です。400円台前半まで調整してほしい所ですが、どうなるでしょうか。
実施前日時点
- コメント
〇11月27日の引け後に分売中止が発表されました。昨日までに12%近く下げたことを中止の原因としています。
以前は15%~20%近くを中止ラインと見る向きも多かったのですが・・・直近は新型コロナの経済対策と金融緩和を期待したバブル相場となっており、10%下げたら売り時でないと考える方が増えているのかもしれません。
先日のアサックスに続いての中止ですが、分売ラッシュは今週がピークだったため、他の案件への影響は限定的でしょうか。
実施結果
始 値 | – 円 ( – 円 ) |
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高 値 | – 円 ( – 円 ) |
安 値 | – 円 ( – 円 ) |
終 値 | – 円 ( – 円 ) |
寄付出来高 | – 株 |
寄付出来高/分売数 | – % |
1日の出来高 | – 株 |
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