立会外分売[価格決定]:gooddaysホールディングス(4437)

  • 20年3月25日、gooddaysホールディングス(4437)の立会外分売が発表されました。
  • 20年3月24日、 分売価格の決定

[gooddaysホールディングス]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド gooddaysホールディングス(4437) 
上場先 東証マザーズ 
信用貸借区分 信用 
業種 情報・通信 
事 業 内 容 ITシステム開発と賃貸住宅・オフィスのリノベーション事業が主力。自社提供の不動産情報サイト「goodroom」で物件仲介も手がける。

分売データ

発表日 2020年3月16日 
分売株数 30,000 株 
吸収金額(発表日時点) 0.27 億程度 
申込数量 上限 100 株 
実施予定日 3月25日~3月31日 
実施日 3月25日 
分売実施の目的 東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、近々、東京証券取引所への申請予定。今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行う。

株価・分売価格など

発表日終値 912 円 
実施前日終値 860 円 
発表日からの騰落率 –5.740 % 
実施2日前
からの騰落率
–2.38 % 
分売価格 834 円 
割引率 –3.02 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 6,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 5.00 倍 
分売数/月平均出来高 5.00 倍 
買い板 2千株 程度 
売り板 1千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:20.2%増 営業利益:19.3%増 
経常利益:22.8%増 純利益:20.8%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が70%、利益が73~75%程度。
自己資本比率 61.5 % 
会社予想PSR(今期) 0.46 倍 
会社予想PER(今期) 11.53 倍 
実績PBR 1.72 倍 
ROE 14.9 % 
予想配当 0 円 
配当利回り 0 % 
配当性向 0 % 
同業他社との比較 PER:割安か PBR:かなり割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    ・昨年3月にマザーズへ上場しています。
    1部への市場変更を申請予定・・・とのことなのですが、昨年9月の時点で株主数が507名でした。今回の分売を経ても株主数の要件には遠く及ばず、追加で売り出しか分売を行う必要があります。また、直近の市場崩壊で時価総額が30億を切っており、現状では要件をクリアできていません。不確定要素が色々多く、早期に市場変更できる可能性は低いと見ています。

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は順調に伸びています。今期は2割近い増収増益の見通し。3Qの時点ではITシステム事業の利益が大きく伸びているものの、不動産系事業は費用先行がたたって僅かながら赤字となっています。後はコロナウイルスの影響がどの程度出るかと言ったところでしょうか。

    ・指標:同業他社と比べてPERは割安、PBRは割高となっています。IT系のグロース株と考えればかなり割安ですが、不動産事業も絡んでいるので評価が難しいところです。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は3万株、発行株ベースで0.91%程度。月の平均出来高は6千株程度と少ないです。分売数が少ないので、需給面だけ見れば通常なら何とかなりそうですが・・・マザーズに資金が入りづらい現状では厳しめに見た方が良さそうです。市場変更についても話半分と見た方が良さそうですし、相場が劇的に変わらない限り無理はしないと思います。

    ・株価動向:上場直後に2,840円の高値を付けた後は9月に一時1,250円まで下落。そこから1,750円まで戻す時期もありましたが、直近の地合い崩壊で株価が急落。現在は900円台前半で推移しています。
    上場時の高値と比べると3分の1程度まで収縮している状態です。直近の相場は不動産関連やリートが叩き売られており、GDHもその巻き添えを食らっている可能性はありそう。コロナウイルスが収束すればいずれ株価が戻る可能性はありますが、現状では下値を更新し続けており、底が見えない感じですね。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は5.7%下落。今日は前日比2.38%下落。分売価格は25日線より32%下に乖離し、年初来安値840円を下回る水準。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は1.28万株。出来高・板ともに増えていますが、寄り付きで耐えられるかは微妙なところです。

    ○見通し:【朝の気配と市況次第、買いが多くなければ見送り】
    ・発表後にやや調整が進み、分売価格は年初来安値を下回ってきました。分売数が少ないのと株価が底値圏というプラス要素はありますが、地合いが崩れればあっさり割れる可能性もあります。一応朝の気配を見たいと思いますが、1部昇格が近い感じでもないので無理はしないと思います。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/分売数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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