- 20年2月14日、シンクロ・フード(3963)の立会外分売が発表されました。
- 20年2月20日、 分売価格の決定
[シンクロ・フード]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | シンクロ・フード(3963) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | 飲食店向けの出店開業・運営支援サイト「飲食店.com」、求人サイト「求人@飲食店.COM」などを運営。 |
分売データ
発表日 | 2020年2月14日 |
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分売株数 | 1,340,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 7.33 億程度 |
申込数量 | 上限 10,000 株 |
実施予定日 | 2月21日~2月26日 |
実施日 | 2月21日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 547 円 |
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実施前日終値 | 429 円 |
発表日からの騰落率 | –21.57 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–2.05 % |
分売価格 | 418 円 |
割引率 | –2.56 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 29,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 17.63 倍 |
分売数/月平均出来高 | 45.12 倍 |
買い板 | 2万8千株 程度 |
売り板 | 1万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→日計り売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:25.9%増 営業利益:0.3%増 経常利益:0.9%増 純利益:0.1%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が67%、利益が54~60%程度。 |
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自己資本比率 | 88.3 % |
会社予想PSR(今期) | 5.00 倍 |
会社予想PER(今期) | 25.35 倍 |
実績PBR | 4.18 倍 |
ROE | 16.5 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・18年5月以来、およそ1年9カ月ぶりの分売となります。
過去3回と比べ、今回は134万株と規模が大きいです。持ち株数的に、創業者2人の方からの売出でしょうか?○業績・指標
・業績:前期までは業績が順調に伸びていましたが、今期は費用先行で利益が横ばいの見通し。ただ2桁ペースの増収は維持しており、それほど心配は無さそうでしょうか。・指標:同業他社と比べて割安のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は134万株、発行株ベースで4.98%程度と多め。月の平均出来高は3万株程度しかなく、流動性の改善は必須。昨年12月に貸借銘柄指定されており、需給面はある程度カバーできそうですが・・・これまでの売り残は多い時で2万株しかなく、未知数なところも。早々に売り禁となるようだと分が悪くなるかもしれません。実施前日まで様子を見たいと思います。・株価動向:昨年以降だと、1Q決算後の8月に435円まで下げる時はありましたが、それ以外では500~600円の間で動いていたようです。直近は550円前後に位置。
中長期の平均線は下落トレンドから横ばいに変化しており、下値は比較的堅そうです。レンジ下限の500円まで調整するようなら、値頃感も出そうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は21%下落。今日は前日比2%近く下落。分売価格は25日線(540円)より22%下に乖離し、年初来安値を下回る水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は31.97万株。流動性は多少改善したものの、空売りは貸借残ベースで1割程度に止まっています。○見通し:【朝の気配次第、買いが少ないようなら見送り】
・株価は発表後に20%以上下落しましたが、すんなり初日実施となりました。分売価格は年初来安値を下回っており、値頃感はあります。ただ空売りが思ったほど積み上がって無く、出来高にも不安が残るため、朝の気配を見た上で判断したいと思います。・3Q決算の利益進捗率が前期より悪く、ファンダが微妙な感じですが・・・株価は2017年以来の安値圏となっており、分売の影響が抜ければ自立反発を期待できそうな水準だと思います。ただ、分売価格をハッキリ割れるようだと見切り売りが出る可能性があり、注意は必要そうです。
実施結果
始 値 | 415 円 ( – 3 円 ) |
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高 値 | 422 円 ( + 4 円 ) |
安 値 | 410 円 ( – 8 円 ) |
終 値 | 410 円 ( – 8 円 ) |
寄付出来高 | 374,900 株 |
寄付出来高/分売数 | 27.98 % |
1日の出来高 | 1,140,800 株 |
- コメント
○寄り付き直後に分売価格を上回る場面があったものの、その後はじり安の展開となり、安値引けで終えています。
新型コロナウイルスで外食の需要低下が懸念されており、現状では上昇の材料を見つけづらいかもしれません。