PO[価格決定]:ラサールロジポート投資法人(3466)

  • 19年9月4日、 ラサールロジポート投資法人(3466)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 19年9月11日、 公募価格が決定されました。

[ラサールロジポート投資法人]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド ラサールロジポート投資法人(3466) 
スポンサー ラサール・グループ 
投資先 東京・大阪エリアの大規模・高機能物流施設へ重点的に投資。
上 場 先 東証不動産 
信 用 貸 借 区 分 貸借 
業 種 REIT 

銘柄データ

発 表 日 2019年9月4日 
公募・売出株数 公募:145,714 口(※) 
(OA:7,296 口)
※30,600口は海外市場での販売へ回りました。 
吸収金額(発表日時点) 222.32 億 程度 
価 格 決 定 日 9月11日~9月17日 → 9月11日 
受 渡 日 9月19日~9月25日 → 9月19日 
PO実施の目的 「国内不動産信託受益権の取得及び貸借並びに尼崎プロパティー特定目的会社 優先出資証券の償還に関するお知らせ」に記載の取得予定資産の取得資金の一部に充当。
引受会社(主幹事) 野村證券(47,771口) 
みずほ証券(35,686口) 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(27,052口) 
引受会社(幹事) SMBC日興証券(4,605口) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 145,300 円 
仮 条 件 – 2.5 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 151,800 円 
公 募 価 格 148,005 円 
割 引 率 – 2.50 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 5,000 株 
信用残/月平均出来高 0.35 株 
公募数/月平均出来高 30.40 倍 
買い板 1,060 株程度 
売り板 970 株程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

1口あたりNAV 114,101 円 
N A V 倍 率 1.30 倍 
N O I 利 回 り 5.32 % 
L T V 41.61 % 
決 算 月 2月、8月 
格 付 け AA- (JCR) 
予 想 分 配 金(年 間) 6,003 円 
分 配 金 利 回 り 4.06 % 
他REITとの比較 NAV倍率:下位 
NOI利回り:中位 
LTV:中位 
分配金利回り:中位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

スポンサーリンク

コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄
    今年6月以来、およそ3ヶ月ぶりの公募増資となります。
    半年も経たずに再び増資をするのはかなり珍しいケースだと思います。ただ、4月以降株価が大きく上昇しており、NAV倍率は1.3倍近くまで上昇しています。6月の時点より環境は良くなっているため、この期を逃さず増資するという考えなのかもしれません。

    ○指標
    LTVは40%台前半で格付けもAA-を取得済み。ただ前回のPO時は分配金利回りが5%を超えていましたが、このところの株価上昇で利回りは4%台前半まで低下し、NAV倍率もかなり上昇しました。ここまで上昇してしまうと手を出しづらい感も・・・投資対象としては引き続き有望な銘柄ですが、エントリーするタイミングは考えどころかもしれません。他銘柄の指標と比較しながらの検討となりそうです。

    ○見通し
    需給動向:希薄化比率は12.6%程度、吸収金額は222億と、前回より規模が大きめ。前回は受渡日ではプラスでしたが、期間中は公募割れした日もあったようです。また直近のリートPOの中では最も規模が大きく、やや懸念がある感じでしょうか。株価も上昇が続いており、値決めまでの調整を期待したいところです。

    株価動向:前回のPO後も上昇基調は続き、現在は14.5万円台に位置。この3ヶ月で2割近く上昇した形です。チャート上では25日線が支持線となっており、現在は14.2万付近を通過中。また、利回りから逆算した株価は4.25%で14.12万円程度です。公募価格が14万円台前半になれば多少値頃感も出そうでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は4.69%上昇。公募価格は25日線より2%上へ乖離。
    ○信用状況:空売りはあまり入っていません。貸借残ベースでPO総数の2.5%程度に留まっています。

    ○見通し
    ・発表後も株価はガンガン上昇してしまい、株価がピークを付けた後での値決めに・・・公募価格は25日線も上回ってしまい、微妙な水準ですね。
    また、ここに来て米国債を始めとする長期金利が急上昇し、リート市況にマイナスの影響を与え始めています。金利上昇が一時的であればいいのですが、長期化するようだとリートにとって逆風となるため、上昇基調が転換する可能性も考えられます。今回のPOの損益は、金利の動向に左右される形となりそうです。

実施結果

始 値 157,900 円 ( + 9,895 円 )
高 値 158,200 円 ( + 10,195 円 )
安 値 151,600 円 ( + 3,595 円 )
終 値 153,400 円 ( + 5,395 円 )
寄付出来高 24,476 株
寄付出来高/公募数 16.00 %
1日の出来高 65,823 株
  • コメント
    ○前日比1,100円安で寄り付き、10時過ぎには15.22万まで急落。前場引けでは15.5万前後まで戻しましたが、後場の直後に15.16万まで再び急落。ただ、その後は買い戻されていき、15.3万~15.4万の間で推移しました。結局15.34万円で引けています。

    ○金利上昇の影響もあり値決め後はやや冴えない感じでしたが、今週に入ると一気に上昇し、2日で8千円近く値を上げる形となりました。ただ、上昇が急だったことでさすがに利益確定の売りが入り、15万円台前半まで下落しています。
    思った以上に買い意欲が強く、チャートが崩れない間は買い目線でよいのかも?25日線まで押した所を拾っていけば報われそうでしょうか。

スポンサーリンク
関連記事(一部広告あり)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする