- 19年8月9日、ピーバンドットコム(3559)の立会外分売が発表されました。
- 19年8月22日、 分売価格が決定されました。
[ピーバンドットコム(3559)]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ピーバンドットコム(3559) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | プリント基板のネット販売サイト「P板.com」を運営。主に試作用プリント基板の製造をサイトで受託。自社工場を持たないファブレス経営。 |
分売データ
発表日 | 2019年8月9日 |
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分売株数 | 110,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.31 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 8月23日~8月28日 |
実施日 | 8月23日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所本則市場への市場変更について具体的に準備を進めており、その形式要件の充足をはかるとともに、株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的として行う。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,192 円 |
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実施前日終値 | 1,102 円 |
発表日からの騰落率 | –7.55 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–5.08 % |
分売価格 | 1,069 円 |
割引率 | –2.99 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 16,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 7.92 倍 |
分売数/月平均出来高 | 6.75 倍 |
買い板 | 1万6千株 程度 |
売り板 | 1万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:4.4%増 営業利益:9.3%減 経常利益:9.1%減 純利益:9.4%減 1Q決算時点での進捗度は売上高が22%、利益が17~21%程度。 |
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自己資本比率 | 79.1% |
会社予想PSR(今期) | 1.09 倍 |
会社予想PER(今期) | 11.23 倍 |
実績PBR | 2.29 倍 |
ROE | 20.4 % |
予想配当 | – 円(未定) |
配当利回り | – % |
配当性向 | – % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:やや割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・17年3月にマザーズへ上場しています。
市場変更を意図した分売なのですが、時価総額が26億しか無く、1部昇格の要件である40億に大きく届かない状態です。最低でも1,800円まで株価を上昇させないと要件をクリアすることができず、現状では2部に行くしか無さそうです。○業績・指標
・業績:前期までは業績が伸びていましたが、今期は費用先行がたたって減益の見通し。なお、1Qは2桁減益でした。進捗率は前期と大きく変わっていませんが、見た目的にはあまり良くないですね。・指標:同業他社と比べてPERは割安、PBRはやや割高のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は11万株、発行株ベースで4.91%。月の平均出来高は1.6万株程度となっており、流動性の改善が必要そう。分売と同時に株式分割も発表されていますが、決算内容や1部昇格の可能性が低い事を考えると大きく吊り上がる可能性は低そうでしょうか?しばらくは注目されると思うので、実施前日まで様子を見たいと思います。・株価動向:昨年3月に3,150円の高値を付けた後は下落基調へ。年末に1,011円まで下落後、一旦1,800円まで持ち直しますが、現在は1,200円前後に位置しています。チャートを見る限り、中長期で底打ちした感じでは無さそうです。直近は1,100円が支持線となっており、その辺まで下げれば短期的なリバウンドを期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は7.5%下落。今日は前日比5%下落。分売価格は25日線から17%下へ乖離し、年初来安値より下に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は7.1万株。流動性は改善傾向。今日は5%下げていますが、ハイカラは余っていたようでした。○見通し:【朝の気配次第、買いが少なければ見送り】
・発表後に調整が進み、分売価格は年初来安値より安い水準に。支持線の1,100円を下回っており、分売価格を割れる可能性は低そうでしょうか?ただ、下落トレンドが変わっておらず、ファンダ的にも微妙なのが懸念材料。ハイカラの入り具合も考慮し、一応朝の気配を見てから判断したいと思います。
実施結果
始 値 | 1,107 円 ( + 38 円 ) |
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高 値 | 1,137 円 ( + 68 円 ) |
安 値 | 1,107 円 ( + 38 円 ) |
終 値 | 1,114 円 ( + 46 円 ) |
寄付出来高 | 62,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 56.45 % |
1日の出来高 | 132,800 株 |
- コメント
○前日比5円高で寄り付き、10時前に1,137円まで上昇。ただ、その後は失速して始値付近まで戻る形となりました。結局1,114円で引けています。○寄り付きから10時ぐらいまでは順調に買い戻されたのですが、その後は売りに押されたのか上値が重くなりました。1,100円を維持できるかどうかが当面の鍵となりそうです。