- 19年6月17日、 アイル(3854)の立会外分売が発表されました。
- 19年6月24日、 分売価格が決定されました。
[アイル]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | アイル(3854) |
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上場先 | 東証2部(7/2より東証1部へ市場変更) |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | 中堅・中小企業向け在庫管理・販売管理システムの開発・ソリューション事業が主力。 |
分売データ
発表日 | 2019年6月17日 |
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分売株数 | 180,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.53 億程度 |
申込数量 | 上限 500 株 |
実施予定日 | 6月25日~6月27日 |
実施日 | 6月25日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所市場第一部銘柄指定の承認を受け、その形式基準を充足するための株主数増加を目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,405 円 |
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実施前日終値 | 1,483 円 |
発表日からの騰落率 | +5.55 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–0.34 % |
分売価格 | 1,439 円 |
割引率 | –2.97 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 131,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 1.78 倍 |
分売数/月平均出来高 | 1.37 倍 |
買い板 | 7万5千株 程度 |
売り板 | 9万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年7月期会社予想(数値は前期比) 売上高:11.6%増 営業利益:75.9%増 経常利益:74.0%増 純利益:82.5%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が69%、利益が67~68%程度。 |
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自己資本比率 | 41.0 % |
会社予想PSR(今期) | 1.72 倍 |
会社予想PER(今期) | 29.35 倍 |
実績PBR | 6.84 倍 |
ROE | 23.3 % |
予想配当 | 12 円 |
配当利回り | 0.83 % |
配当性向 | 24.5 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・2007年にJASDAQ(当時のヘラクレス市場)へ上場しています。昨年8月に東証2部へ市場変更しており、今回の分売と同時に1部昇格が発表されました。
昇格にあたっては株主数が不足しており、今回の分売で要件をクリアするものと思われます。○業績・指標
・業績:近年の業績は順調に伸びています。今期は7割近く増益の見通し。通期予想も上方修正しており、市場予想を上回っています。・指標:同業他社と比べて割高のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は18万株、発行株ベースで1.44%程度。月の平均出来高は13万株程度あり、流動性に問題なし。ただ1部昇格と同時の分売なので、どの程度株価が変動するか様子を見たいと思います。直近で株価がかなり上昇しており、あまり吊り上がりすぎると分が悪くなるかも。・株価動向:先月までは1,000円台に位置していましたが、徐々にレンジを切りあげ、通期予想の上方修正が発表されると1,500円台まで上昇しました。現在は1,400円台に位置しています。現状で25日線から20%程度乖離しており、株価に過熱感が見られます。1,200円ぐらいまで調整して欲しいところですが、どうなるでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は5.5%上昇。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は25日線から13%上に乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は17.48万株。流動性は十分あり、分売の消化に問題無さそう。ハイカラは余っていた模様です。○見通し:【参加予定ですが、一応気配を見てから】
・発表後、株価は5%超上昇し、分売価格も25日線から大きく乖離しています。ただ、流動性については問題ないので、分売価格を割れる可能性は低いと見ています。なおハイカラは余っていたようなので、一応朝の気配を見てから参加したいと思います。
・上記の通り株価が25日線から乖離しており、この水準だと中長期で持つのは厳しいかもしれません。想定以上に即売りが出る可能性もなくはないので、一応注意しておいた方が良さそうです。
実施結果
始 値 | 1,441 円 ( + 2 円 ) |
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高 値 | 1,446 円 ( + 7 円 ) |
安 値 | 1,422 円 ( – 17 円 ) |
終 値 | 1,422 円 ( – 17 円 ) |
寄付出来高 | 74,200 株 |
寄付出来高/分売数 | 41.22 % |
1日の出来高 | 241,000 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比42円安で取引開始。直後に1,422円まで下落するも、すぐ値を戻し、前場は1,440円台で膠着する展開に。しかし後場に入ると1,440円を割り込む時間帯が多くなり、大引けにかけてはさらに値を崩してしまいました。結局1,422円で引けています。○やはり直近で株価が上昇していたためか、買いは入らなかった印象です。前場はかろうじて分売価格を維持しましたが、後場はハッキリと割れてしまいました。出来高が一回転しても安値引けとなっており、明日以降もちょっと厳しそうです。