- 19年5月20日、MS-Japan(6539)の立会外分売が発表されました。
- 19年5月23日、 分売価格が決定されました。
[MS-Japan]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | MS-Japan(6539) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 企業の管理部門(経理や総務等)と、士業(弁護士、公認会計士等)に特化した人材紹介事業を展開。転職サイトなどの運営も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年5月20日 |
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分売株数 | 400,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 6.95 億程度 |
申込数量 | 上限 5,000 株 |
実施予定日 | 5月24日~5月29日 |
実施日 | 5月24日 |
分売実施の目的 | 株式の流動性の向上及び株式の分布状況の改善を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,737 円 |
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実施前日終値 | 1,492 円 |
発表日からの騰落率 | –14.10 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–3.31 % |
分売価格 | 1,462 円 |
割引率 | –2.01 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 87,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 1.82 倍 |
分売数/月平均出来高 | 4.58 倍 |
買い板 | 3万9千株 程度 |
売り板 | 5万4千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期通期決算(数値は18年3月期比) 売上高:22.8%増 営業利益:44.4%増 経常利益:35.7%増 純利益:31.6%増 ○20年3月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 89.6% |
会社予想PSR(今期) | 7.84 倍 |
会社予想PER(今期) | 26.10 倍 |
実績PBR | 5.20 倍 |
ROE | 19.9 % |
予想配当 | 15 円 |
配当利回り | 1.03 % |
配当性向 | 26.8 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:株主優待ポイント付与(3月、9月権利。800株以上保有の株主が対象)
- コメント
○銘柄・分売について
・17年11月以来、およそ1年半ぶりの分売となります。
昨年9月の時点で株主数が2,000名を切っており、株主数を増やす意図はありそうです。ただ、分売数が40万株と多く、社長さんの売り出しという面も強そうでしょうか。○業績・指標
・業績:近年の業績は順調に伸びています。前期は2割以上の増収増益を達成。今期も2桁増収増益の見通し。3月期決算の企業は内需・外需を問わず振るわないセクターが多いですが、人材セクターは比較的好調な企業が多いようです。人手不足や働き方改革などが追い風になっている感じでしょうか。・指標:同業他社と比べて割安のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は40万株、発行株ベースで1.61%程度。月の平均出来高は8.7万株程度ですが、もう少し流動性が欲しいかも?過去2回はいずれも好成績でした。今回は分売数が多いですが、金額の規模としては過去2回と同じぐらいです。また、前回までと違い貸借銘柄になっています。株価の調整と空売りが積み上がれば、そこそこの利益は期待できそうでしょうか。・株価動向:昨年9月に2,480円の高値を付けた後は下落基調となり、年末には1,156円まで下落。その後は値を戻し、現在は1,600~1,900円のレンジで動いているようです。レンジ下限の1,600円付近まで調整すれば、短期的な反発を期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は14.1%下落。今日は前日比3.3%下落。分売価格は25日線から11%下へ乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は22.69万株。流動性は改善しており、分売を捌けそうな感じでしょうか。中止リスクを懸念してか、貸借残ベースだと空売りはあまり入っていないようです。日経先物が節目を割っており、一応朝の気配を見ておいた方がよいかも。○見通し:【打診程度で参加予定、地合いが悪すぎるようなら見送り】
発表後は株価が14%下落しましたが、すんなり初日実施となりました。分売価格は1,500円を切り、2月以降では最も安い水準です。
地合いが悪そうなのと空売りがあまり入ってないのは気になりますが、高度紙と違って内需系の人材セクター銘柄であることから、安いところでは買いが入り、派手に分売価格を割れるような可能性は低いと見ています。ただ、あまりに地合いが悪そうな場合は見送るかもしれません。
実施結果
始 値 | 1,432 円 ( – 30 円 ) |
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高 値 | 1,468 円 ( + 6 円 ) |
安 値 | 1,425 円 ( – 37 円 ) |
終 値 | 1,451 円 ( – 11 円 ) |
寄付出来高 | 142,700 株 |
寄付出来高/分売数 | 35.68 % |
1日の出来高 | 470,400 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比60円安で取引開始。直後から買い戻されて1,468円まで上昇。その後は1,435~1,460円の間で動く展開となりました。結局1,451円で引けています。○寄り前の地合いが悪く、寄り付きでは分売価格を2%下回りました。ただ、その後は買い戻されていき、前場・後場ともに分売価格付近まで上昇する場面もありました。今日の出来高も分売数を上回っており、1,470円辺りを超えるようなら本格的な買い戻しを期待できるのではと思います。