- 19年5月8日、インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 (3298)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 19年5月15日、 公募価格が決定されました。
[インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 (3298) |
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スポンサー | インベスコ・グループ(アメリカ) |
投資先 | 大都市圏に所在する大規模オフィスビルへ重点投資。東京23区内の物件が半数以上を占める。 |
上 場 先 | 東証不動産 |
信 用 貸 借 区 分 | 貸借 |
業 種 | REIT |
銘柄データ
発 表 日 | 2019年5月8日 |
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公募・売出株数 | 公募:243,700 口 (OA:12,200 口) |
吸収金額(発表日時点) | 43.40 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 5月15日~5月20日 |
受 渡 日 | 5月23日~5月28日 |
PO実施の目的 | 取得予定資産の取得資金の一部に充当。 |
引受会社(主幹事) | SMBC日興証券(48,735口) 野村證券(40,959口) シティグループ証券(19,732口) |
引受会社(幹事) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(4,185口) みずほ証券(2,989口) SBI証券(2,989口) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 16,960 円 |
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仮 条 件 | – 2.5 % ~ – 5.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 16,690 円 |
公 募 価 格 | 16,272 円 |
割 引 率 | –2.50 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 34,500 株 |
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信用残/月平均出来高 | 1.45 株 |
公募数/月平均出来高 | 7.40 倍 |
買い板 | 10,500 株程度 |
売り板 | 15,900 株程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→日計り売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
1口あたりNAV | 16,382 円 |
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N A V 倍 率 | 0.99 倍 |
N O I 利 回 り | 4.98 % |
L T V | 49.6 % |
決 算 月 | 10月、4月 |
格 付 け | A+ (JCR) |
予 想 分 配 金(年 間) | 755 円 |
分 配 金 利 回 り | 4.64 % |
他REITとの比較 | NAV倍率:中位 NOI利回り:中位 LTV:下位 分配金利回り:中位 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄
16年6月、昨年4月に公募増資を行っており、およそ1年1ヶ月ぶりのPOとなります。
昨年3月に1:8の投資口分割を行っており、リートの中では最も低位の銘柄です。○指標
指標的には昨年と比べて微妙な感じになりました。株価が上がったのに分配金が低下したため、利回りは4%台半ばまで低下。格付けもA+に留まっており、中途半端な位置づけのリートになってしまった印象です。
LTVは相変わらず50%近くの状態が続いており、規模拡大は増資に頼らざるを得ないようです。○見通し
需給動向:希薄化比率は3%程度、規模は前回の10分の1程度でかなり小さめです。前回、前々回ともに受渡日ではプラスの状態でした。また、昨年9月に貸借銘柄に指定されており、今回は空売りのカバーが期待できそうです。最近はリートのPOも減少傾向にあり、条件の良さそうな案件は積極的に参加したいと思います。株価動向:株価は2年以上にわたって上昇基調が続いています。おおむね52週線が支持線となっており、公募価格が52週線付近の1.57万円辺りで決まれば短期での反発も期待できそうでしょうか。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は1.59%下落。公募価格は25日線より4%下に乖離し、200日線よりやや上に位置。
○信用状況:先週末の時点で、空売りはPO総数の5%弱入っているようです。○見通し:PO発表後に株価は1.63万まで下落するも、その後は持ち直して発表日の終値に近づいています。この1年で200日線を下回ったのは、前回のPO時と年末の急落時の2回しかありません。今回は貸借銘柄になったこともあり、空売りのカバーが期待できます。派手な公募割れの可能性は低いと見ています。
株式市場は荒れ模様ですが、REIT指数は逆に堅調な値動きとなっています。最近はリスク資金の逃避先にもなっているようなので、インベスコも堅調な展開を期待したいと思います。
実施結果
始 値 | 17,310 円 ( + 1,038 円 ) |
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高 値 | 17,540 円 ( + 1,268 円 ) |
安 値 | 17,290 円 ( + 1,018 円 ) |
終 値 | 17,400 円 ( + 1,128 円 ) |
寄付出来高 | 23,613 株 |
寄付出来高/公募数 | 9.23 % |
1日の出来高 | 72,936 株 |
- コメント
○前日比120円高で寄り付き、直後に17,540円まで上昇。ただ買い戻しの勢いは続かず、次第に17,400円前後に収束していきました。結局17,400円で引けています。○期間中は堅調な値動きとなり、寄り付きでも6%超の利益が得られる好成績となりました。今後のリートPOにも期待が持てそうです。