- 19年5月8日、RPAホールディングス(6572)の立会外トレードが発表されました。
※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。 - 19年5月9日、 売出価格が決定されました。
[RPAホールディングス]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | RPAホールディングス(6572) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 事務作業などバックオフィス業務をロボットが代行するRPAサービスを提供。その他、医療人材関連のアドネットワーク事業も展開。 ※RPA=ロボティック・プロセス・オートメーション |
分売データ
発表日 | 2019年5月8日 |
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分売株数 | 320,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 18.27 億程度 |
申込数量 | 上限なし |
実施予定日 | 5月10日 |
実施日 | 5月10日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 5,710 円 |
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実施前日終値 | 5,710 円 |
発表日からの騰落率 | 0.00 % |
実施2日前 からの騰落率 |
0.00 % |
分売価格 | 5,538 円 |
割引率 | –3.01 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 417,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 0.62 倍 |
分売数/月平均出来高 | 0.77 倍 |
買い板 | 7万株 程度 |
売り板 | 8万3千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年2月期通期決算(数値は18年3月期比) 売上高:95.4%増 営業利益:105.2%増 経常利益:101.6%増 純利益:90.7%増 ○20年2月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 58.2 % |
会社予想PSR(今期) | 10.61 倍 |
会社予想PER(今期) | 159.72 倍 |
実績PBR | 26.47 倍 |
ROE | 16.6 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高 PBR:かなり割高 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年3月にマザーズへ上場、先月に東証1部へ市場変更しています。
昨年12月に立会外トレード、今年2月に分売が行われています。SBI証券を割当先とするMSワラントが発行されており、今回もそれに伴う売り出しと思われます。○業績・指標
・業績:近年の業績は目覚ましい勢いで伸びています。前期は2倍近くの増収増益を達成し、市場予想を上回りました。今期も7割前後の増収増益を見込んでいます。・指標:成長性が評価されているためか、指標面では同業他社と比較してかなり割高。今期の業績予想を受けて株価はさらに上昇し、PERは再び160倍付近まで上がりました。成長への期待が続いている間は、割高でも買われそうな感じです。
○見通し
・需給動向:売出数は32万株、発行株ベースで1.10%。月の平均出来高が41万株程度あり、流動性に問題なし。前回の分売(10万株)は好成績でしたが、その前の立会外トレード(50.5万株)では売出価格を割れました。超割高の値がさ株ということで即売りが増えやすい傾向なのがネック。また売出数がそこそこ多いことを考えると、好成績はあまり望めないかもしれません。・株価動向:今年3月までの株価は3,000~3,500円のレンジで動いていましたが、4月以降は決算に期待してか4,000円まで上昇。決算発表後はさらに上昇し、現在は6,000円を伺う位置に。3月と比較すると株価が2倍近くになっており、25日線からも25%以上乖離しています。株価がかなり加熱している感があり、ちょっと手を出しづらい印象です。
この水準で値決めとなるようなら、無理に申し込む必要性はないかもしれません。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:株価は発表日終値と同値に。分売価格は25日線から21%上に乖離。○信用・需給状況:前日の出来高は26.92万株。流動性は問題ないですが、信用売りの設定がないため、明日朝の気配確認は必須です。
○見通し:【明日朝の気配次第、買いが多くなければ見送り】
・発表の翌日に価格決定となったため、株価水準は変わりませんでした。売出価格は25日線からかなり乖離しており、値がさで割高なことを考えると即売りは結構出そうです。
また地合いも悪いことを考えると、買いが十分入るかは微妙なところ。一応朝の気配を見たいと思いますが、買いが多くなければ見送りとします。
売れ残ればワンチャンスあるかもしれませんが、この銘柄だとリスクは高いですね。・株価は上記の通り加熱感が見られ、中長期で手を出すには厳しそう。短期主体の取引となりそうでしょうか。PER100倍となる4,000円付近まで下がれば、エントリーのチャンスは出てきそうですが・・・
実施結果
始 値 | 5,560 円 ( + 22 円 ) |
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高 値 | 5,750 円 ( + 212 円 ) |
安 値 | 5,460 円 ( – 78 円 ) |
終 値 | 5,630 円 ( + 92 円 ) |
寄付出来高 | 21,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 6.59 % |
1日の出来高 | 251,500 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比150円安で取引開始。前場は5,750円まで上昇するも、後場に入ると地合い悪化に伴い一時5,460円まで下落。ただ、その後は買い戻しが入って5,600円台まで戻しました。結局5,630円で引けています。○寄り付きの出来高が非常に少なく、かなり売れ残ったようです。前場と後場で出来高にあまり差がなく、分売の影響はさほどなかったのかも?処分のタイミングによっては好成績になった感じですが、分売価格を割れる時間帯もあり、かなり難しい案件となりました。