立会外分売[価格決定]:セック (3741)

  • 17年5月12日、 セック (3741)の立会外分売が発表されました。
  • 17年5月18日、分売価格が決定しました。

[セック]の詳細・分析

分売銘柄データ

銘 柄 セック 発表日 2017年5月12日
銘柄コード 3741 分売株数 200,000 株
上場先 東証2部 吸収金額
(発表日時点)
3.54 億程度
信用貸借区分 貸借 申込数量 上限 200 株
業種 情報・通信 実施日 5月19日

株価・分売価格など

発表日終値 1,772 円 実施2日前
からの騰落率
-4.69 %
実施前日終値 1,667 円 分売価格 1,617 円
発表日からの
騰落率
-6.03 % 割引率 -3.00 %

信用データ

発表日貸株残 400 株 推定空売り数 22,200 株
実施前日
貸株残
22,600 株 空売り/分売数 11.10 %

各種指標など

会社予想PER 22.99 倍 予想配当 28 円
実績PBR 1.62 倍 配当利回り 1.58 %
ROE 7.0 % 配当性向 39.8 %
スポンサーリンク

コメント

発表日時点
  • 事業内容:地上デジタル放送やカーナビの制御など、リアルタイムソフトウェアの開発が主力。
  • 業績:17年3月期は営業利益から純利益までいずれも大幅減益。18年3月期は会社予想で15%程度の増益見込み。
  • 指標:同業他社と比較するとやや割高か。
  • 株主優待:無し
  • 出来高:通常は1万株あるかないか。物色されると数万株以上になる事も。
  • 板:1万~3万株程度
  • 一般信用売り取扱:無し
  • 評価:可(微益になる可能性があるが、相場・信用状況次第では一定の利益が出る可能性も)
  • コメント:今回の分売は第2位の大株主から売出の模様。
    今年の3月にジャスダックから東証2部へ変更しています。
    1年ルールがある事からこの分売を終えてもすぐ1部昇格になる訳ではないですが、将来的に1部昇格を目指している可能性はありそうです。
    業績や指標面で見るとあまり良い印象がないのですが、この銘柄はIoT関連の材料株でもあります。
    普段の出来高は1万株もあればいい感じですが、先月にJAXAとの共同研究のリリースを出した翌日は16万株以上の出来高となっていました。
    空売りが積み上がるか、関連銘柄を物色する流れが来れば、いい分売になる可能性もあると思います。
実施前日時点
  • 評価:可(一定の利益が出ると見込むが、地合いが・・・)
  • コメント:発表日から6%近く下げ、今日だけで前日比4.7%の下げとなりました。
    この状態で3%のディスカウントとなっているので、手ごろな価格になったと思います。
    ただ、19時半の時点で日経先物がかなり下がっています。
    空売りもそこそこ入っているようなので、ある程度利益が出てくれることを期待したいのですが・・・

実施結果

始値 1,667 円
( +50 円 )
寄付出来高 76,600 株
高値 1,688 円
( +71 円 )
寄付出来高/
分売数
38.30 %
安値 1,642 円
( +25 円 )
1日の出来高 233,000 株
終値 1,642 円
( +25 円 )
  • コメント:◎夜中に米国の長期金利が上昇した事で円高が落ち着き、朝の時点である程度地合いも良くなりました。
    寄り付きの時点で買いが結構入ったため、前日と同値でスタート。
    9時15分に高値を付けるまではよかったのですが、そこから勢いが無くなり、結局後場までズルズルと下がってしまいました。寄り天井となった上、安値引けとなっています。
    ◎出来高を見ると分売数は既に消化しているのですが、いまいち買いが入りません。
    割高の貸借銘柄は寄り天井の傾向が増えていますが、今日もそのパターンになってしまったようです・・・
スポンサーリンク
関連記事(一部広告あり)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする