- 19年2月5日、ヤギ(7460)の立会外分売が発表されました。
- 19年2月12日、 分売価格が決定されました。
[ヤギ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ヤギ(7460) |
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上場先 | 東証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 1893年創業の繊維専門商社。繊維原料の他、テキスタイル・二次製品(衣料など)の流通も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年2月4日 |
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分売株数 | 45,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.71 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 2月13日~2月19日 |
実施日 | – |
分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり会社として検討した結果、立会外分売 による株式の分布状況改善及び流動性向上をはかるため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,577 円 |
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実施前日終値 | 1,544 円 |
発表日からの騰落率 | –2.09 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.39 % |
分売価格 | 1,514 円 |
割引率 | –1.94 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 2,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 2.88 倍 |
分売数/月平均出来高 | 18.75 倍 |
買い板 | 1万1千株 程度 |
売り板 | 7千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:1.3%増 営業利益:15.1%減 経常利益:16.5%減 純利益:1.5%減 3Q決算時点での進捗度は売上高が78%、利益が88~96%程度。 ※3Q決算と同時に、通期予想の下方修正を発表。 |
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自己資本比率 | 52.5 % (経営レバレッジ:1.90 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.14 倍 |
会社予想PER(今期) | 7.67 倍 |
実績PBR | 0.37 倍 |
ROE | 4.8 % |
予想配当 | 47 円 |
配当利回り | 3.10 % |
配当性向 | 23.8 % |
同業他社との比較 | PER:平均並み PBR:やや割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
16年2月以来、およそ3年ぶりの分売となります。
前回は終日分売価格を割れており、冴えない結果でした。
昨年9月の時点で株主数が1,304名となっており、1部昇格の要件を満たしていません。今回の分売数などを見る限り、市場変更の可能性は低そうです。○業績・指標
・業績:近年の業績は横ばい傾向。前期は増収増益で今期も増益の見通しでしたが、1月28日に利益を3割減とする下方修正を発表しており、今期は増収減益の見込みに。利益3割減のインパクトは大きく、株価にはネガティブな要素となりそうです。・指標:他社と比較しておおむね同水準といったところでしょうか。
○見通し
・需給動向:分売数は4.5万株、発行株ベースで0.43%。分売数は少ないですが、月の平均出来高が2千株しかありません、信用売りの設定もなく、流動性に欠ける状態です。前回は15.5万株の分売で割れてしまいましたが、今回は前回の3分の1なので売り圧力はそれほど無いかもしれません。ただ利益の出そうなイメージは持てず、当日まで様子見となりそうです。・株価動向:昨年1月に3,050円まで上昇した後は下落基調が続いています。昨年12月には1,530円まで下げ、高値の半値近くまで下落する形に。今年に入ってからは一旦持ち直しましたが、通期予想の下方修正発表後に再び下落。現在は1,500円台後半に位置しています。過去2年は1,500円付近が最安値となっており、このラインを維持できるかどうかが当面のポイントになりそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2%下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は昨年の安値を下回る水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は400株・・・分売数が少ないとはいえ、さすがに厳しいでしょうか。○見通し:値引きが1.94%と非常に渋くなりました。分売数は少ないですが、板・出来高ともに低調なまま。ただ今週に入って地合いは回復しており、即売り派が回避すれば何とかなる可能性はありそう?また分売価格も昨年の安値を下回っており、下げのリスクは限定的かもしれません。とはいえ、利益の出そうなイメージは湧かないですね・・・一応朝の気配を見た上での判断とし、買いが少ない場合は見送りとします。
実施結果
始 値 | 1,515 円 ( + 1 円 ) |
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高 値 | 1,520 円 ( + 6 円 ) |
安 値 | 1,514 円 ( ± 0 円 ) |
終 値 | 1,516 円 ( + 2 円 ) |
寄付出来高 | 7,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 15.56 % |
1日の出来高 | 27,000 株 |
- コメント:○前日比29円安で寄り付き、その後は上下6円の狭いレンジで膠着する状態が続きました。結局1,516円で引けています。
○分売価格を割れはしなかったものの、上値が重い展開となりました。1,500円台は固そうですが、反発するにはファンダ改善などの材料が必要かも。