PO[価格決定]:日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)

  • 19年1月31日、  日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 19年2月12日、 公募価格が決定されました。

[日本再生可能エネルギーインフラ投資法人]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)  
スポンサー リニューアブル・ジャパン 
投資先 主に再生可能エネルギー発電設備のインフラへ投資。現時点ではポートフォリオの全てが太陽光発電所となっている。
上 場 先 東証インフラ 
信 用 貸 借 区 分 信用 
業 種 インフラFファンド 

銘柄データ

発 表 日 2019年1月31日 
公募・売出株数 公募:24,667 口 
(OA:1,233 口) 
吸収金額(発表日時点) 24.99 億 程度 
価 格 決 定 日 2月12日~2月14日 
受 渡 日 2月20日~2月22日 
PO実施の目的 取得予定資産(太陽光発電所)の取得資金の一部に充当。
引受会社(主幹事) SMBC日興証券(21,217口)
みずほ証券(1,480口)
引受会社(幹事) 大和証券(986口)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(246口)
岡三証券(246口)
SBI証券(246口)
水戸証券(246口)

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 96,500 円 
仮 条 件 –2.5 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 96,300 円 
公 募 価 格 92,929 円 
割 引 率 –3.50 % 

信用データ

空 売 り / 公 募 数 – % 
月平均出来高(発表時) 510 株 
信用残/月平均出来高 2.47 株 
公募数/月平均出来高 50.19 倍 
買い板 490 株程度 
売り板 470 株程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→短期売建あり 
SBI証券→無し 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

N O I 利 回 り 4.43 % 
L T V 55.93 % 
決 算 月 1月、7月 
格 付 け – 
予 想 分 配 金(年 間) 6,400 円 
分 配 金 利 回 り 6.63 % 
他REITとの比較 分配金利回り:中位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄:昨年8月以来、およそ半年ぶりのPOとなります。
    前々回は受渡日で派手に公募割れしましたが、前回は意外に健闘してプラスを維持しました。
    昨年は太陽光発電所の出力制限やFIT価格の見直しなど、インフラファンドへの印象を悪化させる事案が続いた感じでした。分配金への影響は限定的と言われていますが、直感的に悪い印象を持たれやすいのが辛いところです。

    ○指標:利回りは他インフラファンドと比べておおむね平均並みといったところ。
    ポートフォリオを見る限り九州地方の発電所は少なく、出力制限の影響はほぼ無さそうです。

    ○見通し
    ・需給動向:募集口数は24,667口で、希薄化比率は27%程度。規模としては大きめですが、前回は37%の希薄化に対し受渡日でプラスを維持。意外と何とかなりそうでしょうか?ただ現時点で好成績は期待しづらく、リスクとリターンの兼ね合いを見て判断することになりそうです。

    ・株価動向:株価は昨年1月に11.35万の高値を付けた後、7月までは10万円台を維持。ただ配当落ちの8月以降は下落基調となってしまい、昨年12月には8.81万まで下落。今年に入ると株価は持ち直し、現在は9.65万に位置しています。利回り7%で逆算した株価は91,400円となっており、この辺まで調整してくれると買いやすくなるでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日終値と今日の終値はあまり変わらず。公募価格は今年の安値より下にに位置。

    ○見通し:今日の14時頃までは9.3万円台で推移していましたが、引け前の30分で3千円近く吊り上がってしまいました。公募価格は今日の安値とあまり変わらない水準となっており、微妙な感じですね。また、懸念材料としては値引きが3.5%となっており、仮条件の上限で決まりませんでした。思った以上に人気がなかったようです・・・この感じだと、明日以降かなり上昇しないと受渡日が厳しいかもしれませんね。
    インフラファンドの方は特段地合いが良いわけではないので、無理して公募に申し込む必要は低そうです。欲しい場合は受渡日を過ぎてからでも十分かと。

実施結果

始 値 91,500 円 ( – 1,429 円 )
高 値 92,400 円 ( – 529 円 )
安 値 91,400 円 ( – 1,529 円 )
終 値 92,000 円 ( – 929 円 )
寄付出来高 653 株
寄付出来高/公募数 2.52 %
1日の出来高 1,656 株
  • コメント
    ○前日比400円高で寄り付き、その後は徐々に買い戻される展開となりました。大引け間際には92,400円まで上昇し、公募価格に近づく場面もありました。結局92,000円で引けています。

    ○昨日の時点で公募割れしていたためか、寄り付きでは思ったほど売りが出なかったようです。買い戻しが入って公募価格まであと一息という感じですが、出来高を見る限り公募の影響が抜けるには時間が掛かりそう。当面は上値が重そうですね。

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