- 18年11月12日、ピクスタ (3416)の立会外分売が発表されました。
- 18年11月20日、 分売価格が決定されました。
[ピクスタ]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ピクスタ (3416) |
|---|---|
| 上場先 | 東証マザーズ |
| 信用貸借区分 | 貸借・信用 |
| 業種 | 小売業 |
| 事 業 内 容 | 写真やイラストなどのデジタル素材を扱うマーケットプレイス「ピクスタ」を展開。 |
分売データ
| 発表日 | 2018年11月12日 |
|---|---|
| 分売株数 | 50,000 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 1.02 億程度 |
| 申込数量 | 上限 500 株 |
| 実施予定日 | 11月21日～11月28日 |
| 実施日 | 11月21日 |
| 分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性向上を目的とする。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 2,039 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 1,806 円 |
| 発表日からの騰落率 | –11.43 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
–5.30 ％ |
| 分売価格 | 1,751 円 |
| 割引率 | –3.06 ％ |
信用データ
| 空売り/分売数 | – ％ |
|---|---|
| 月平均出来高(発表時) | 6,000 株 程度 |
| 信用残/月平均出来高 | 9.13 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 8.20 倍 |
| 買い板 | 1万1千株 程度 |
| 売り板 | 7千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高：16.3％増 営業利益：421.9％増 経常利益：280.1％増 純利益：黒転 3Q決算時点での進捗度は売上高が69％、利益が81～135％程度。 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 36.5 ％ (経営レバレッジ：2.74 ) |
| 会社予想PSR(今期) | 1.51 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 195.55 倍 |
| 実績PBR | 5.73 倍 |
| ROE | 2.9 ％ |
| 予想配当 | 0 円 |
| 配当利回り | 0 ％ |
| 配当性向 | 0 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：かなり割高 PBR：平均並み |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：無し
- コメント
○銘柄・分売について：15年9月にマザーズへ上場しています。
好調な年でも経常利益が1億程度のため、1部昇格の見込みは薄そう。単純に大株主による売出のようです。○業績・指標：16年までは業績が順調に伸びていましたが、前期は大幅減益、純損益は赤字でした。今期は業績が回復する見通し。
指標面ではPERが200倍超とかなり割高になっています。○見通し
・需給動向：分売数は5万株、発行株ベースで2.24％。分売数は少ないですが、月の平均出来高は6千株程度と流動性に欠ける状態。損するような案件ではないと思いますが、実施までにもう少し出来高が増えて欲しいところです。業績のわりには株価が高止まりしている印象があり、ファンダ面より材料重視の銘柄かもしれません。
・株価動向：年初以降、上下を繰り返しながらも中長期では上昇トレンドを継続中。先月に2,202円の年初来高値を付けた後、現在は2,000付近まで調整。支持線となる200日線は1,750円付近を通っており、この辺まで調整が進めば短期でも反発を見込めそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向：株価は発表日以降11.43％下落。今日は前日比5.3％下落。分売価格は200日線よりやや下に位置。
○信用・需給状況：前日の出来高は1.97万株。流動性は改善してきました。今日は5％下げていますが、地合いの影響もあると思われます。明日朝の気配を確認しておく必要がありそうです。○見通し：分売数は少ないですし、流動性も改善してきています。分売価格は200日線を下回っており、反発が見込めそうな水準。通常なら寄り付きでも利益の出そうな案件ですが・・・日経先物が急落しており、明日も地合いが悪そうです。念のため、参加は朝の気配を見てから判断したいと思います。
直近の株価はやや調整気味ですが、支持線となる200日線は下回っていません。1,750～1,770円前後で下げ止まるようなら、短期的にも反発を見込めそうでしょうか。
実施結果
| 始 値 | 1,747 円 ( – 4 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 1,776 円 (+ 25 円 ) |
| 安 値 | 1,739 円 ( – 12 円 ) |
| 終 値 | 1,751 円 ( ± 0 円 ) |
| 寄付出来高 | 15,000 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 30.00 ％ |
| 1日の出来高 | 40,000 株 |
- コメント：○寄り付きは特売り気配となり、前日比59円安で取引開始。一旦1,739円まで下げるも、そこから買い戻しが入り1,776円まで上昇。後場は1,760～1,770円の間で動く展開でしたが、大引けで下げてしまい、結局1,751円で引けています。
○寄り付き直後は分売価格を割れましたが、その後は大引け以外プラスで推移しました。この分売数でも微妙な成績となってしまったので、即売り派にとっては厳しい展開が続くかもしれませんね。