- 18年11月6日、弁護士ドットコム(6027)の立会外分売が発表されました。
- 18年11月12日、 分売価格が決定されました。
[弁護士ドットコム(6027)]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 弁護士ドットコム(6027) | 
|---|---|
| 上場先 | 東証マザーズ | 
| 信用貸借区分 | 信用 | 
| 業種 | サービス業 | 
| 事 業 内 容 | ポータルサイト「弁護士ドットコム」「税理士ドットコム」などを通じて行う営業支援事業が主力。その他、電子契約サービス「クラウドサイン」も手がける。 | 
分売データ
| 発表日 | 2018年11月6日 | 
|---|---|
| 分売株数 | 150,000 株 | 
| 吸収金額(発表日時点) | 4.91 億程度 | 
| 申込数量 | 上限 5,000 株 | 
| 実施予定日 | 11月14日~11月19日 | 
| 実施日 | 11月14日 | 
| 分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため | 
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 3,275 円 | 
|---|---|
| 実施前日終値 | 3,250 円 | 
| 発表日からの騰落率 | –0.76 % | 
| 実施2日前 からの騰落率 | –5.25 % | 
| 分売価格 | 3,202 円 | 
| 割引率 | –1.48 % | 
信用データ
| 空売り/分売数 | – % | 
|---|---|
| 月平均出来高(発表時) | 239,300 株 程度 | 
| 信用残/月平均出来高 | 1.81 倍 | 
| 分売数/月平均出来高 | 0.63 倍 | 
| 買い板 | 3万9千株 程度 | 
| 売り板 | 5万6千株 程度 | 
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り | 
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:33.7%増 営業利益:1.3%増 経常利益:1.0%増 純利益:2.1%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が46%、利益が46~47%程度。 | 
|---|---|
| 自己資本比率 | 83.5% (経営レバレッジ:1.20 ) | 
| 会社予想PSR(今期) | 22.90 倍 | 
| 会社予想PER(今期) | 215.13 倍 | 
| 実績PBR | 42.11 倍 | 
| ROE | 19.6 % | 
| 予想配当 | 0 円 | 
| 配当利回り | 0 % | 
| 配当性向 | 0 % | 
| 同業他社との比較 | PER:かなり割高 PBR:かなり割高 | 
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
 ○銘柄・分売について:昨年8月以来、およそ1年3ヶ月ぶりの分売となります。
 開示では特に市場変更について触れておらず、流通株式比率の要件も満たしてないことから、今のところ1部昇格の可能性は低そうです。○業績・指標:前期までは業績が順調に伸びていましたが、今期は費用先行がたたって利益が横ばいの見通し。一旦成長は止まった形ですが、来期以降に再び成長路線に戻れるかが今後の株価の鍵となりそうです。 
 指標面ではPER200倍超とかなり割高です・・・PSRも20倍超となっており、売上面から見ても買われすぎと思われます。○見通し 
 ・需給動向:分売数は15万株、発行株ベースで0.68%。月の平均出来高が24万株近くあり、分売数より多い状態。分売の消化には問題無さそうです。ただ、過去の成績はあまり良くないのが気になるところ。ファンダ面重視だと買える水準ではないので、短期勝負になりそうです。
 ・株価動向:9月末に4,885円の高値を付けた後200日線付近の2,500円まで下落し、そこから3,200円台まで戻しています。今のところ上昇トレンドは崩れておらず、再び200日線付近まで下げるようなら押し目となりそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
 ○株価動向:今日の株価は発表日の終値とあまり変わらず。今日は前日比5.2%下落。分売価格は13週線よりやや上に位置。
 ○信用・需給状況:前日の出来高は16.79万株。分売数より多く、流動性に問題なし。今日は5%下落していますが、新興市場の地合いが悪い影響も考えられ、朝の気配は確認しておく必要がありそう。○見通し:値引きが1.48%と激渋になっており、微妙な感じに。分売数は少ないですが、超割高で上下に200円近く動くことを考えると、買いが弱いときに即売りが集中した場合、厳しい展開も考えられそうです。参加は朝の気配次第とします。 
 株価は底打ちした後、13週線より上をキープしています。3,120円付近を13週線が通過しており、この辺を維持できるかどうかが当面のポイントになりそうでしょうか。
実施結果
| 始 値 | 3,195 円 ( – 7 円 ) | 
|---|---|
| 高 値 | 3,280 円 ( + 78 円 ) | 
| 安 値 | 3,100 円 ( – 102 円 ) | 
| 終 値 | 3,235 円 ( + 33 円 ) | 
| 寄付出来高 | 39,500 株 | 
| 寄付出来高/分売数 | 26.33 % | 
| 1日の出来高 | 255,300 株 | 
- コメント:○前日比55円安で寄り付き、一旦3,100円まで下落するも、その後はマザーズ指数の反発とともに買い戻されていきました。結局3,235円で引けています。
○分売割れして3,100円まで下げた時はどうなるかと思いましたが、地合いの改善によりプラスまで戻しました。相場の不安定さが値動きに現れた感じですね。